
中国発ミルクティーブランドCHAGEE(霸王茶姬)で不衛生な調理行為を撮影した“バイトテロ”動画が拡散。従業員の解雇や店舗停止、SNSの反応、日本進出の可能性まで詳しく解説。
中国発の人気カフェでバイトテロ、動画拡散
中国発の人気ミルクティーチェーン CHAGEE(チャジー/中国名:霸王茶姬) の福建省・漳州にある店舗で、従業員による明らかに不衛生な調理行為を撮影した動画がネット上で拡散し、ネットユーザーから激しい批判が集まっている。動画には素手で飲料の材料を扱う場面が写っており、「バイトテロ」として炎上している。
従業員の不衛生行為動画が拡散
問題となったのは、SNS(微博/Douyinなど)で投稿された動画。制服を着た従業員が 手袋をせずに茶葉・レモン・氷を素手で扱い、最終的にはドリンクを素手でかき混ぜている様子 が映し出されていた。落ちた材料をそのまま使うような場面もあり、ネット上では「信じられない衛生管理」「これは普通にアウト」といった批判が噴出した。
投稿者の従業員は、後に「ネットで注目を集めるためにやった」と弁明しているが、批判は収まっていない。運営会社は、閉店直前に残った材料でふざけて作っただけで、実際に販売された飲料ではないと説明しているが、消費者の不信感は強い。
企業は当該職員を即日解雇、店舗は営業停止
騒動を受けて、CHAGEE の本社は即座に対応を発表。問題の従業員は即日解雇され、該当店舗(福建省・漳州宝龍広場店)は無期限で営業停止・整頓 となった。また、店長や地域監督者も降格処分を受け、社内では衛生教育の徹底を図る方針だという。公式声明では、「このような行為は当社の安全・衛生ポリシーに反し、消費者との信頼を著しく損なうものだ」としている。
SNS上では瞬く間に批判の声が広がった。
「こんな衛生管理の店で飲み物を買いたくない」
「日本にある店舗かと思って焦った」
「バイトテロだろ」
といった厳しい意見が相次いだ。
一方で「実際には販売されていないらしいからマシ」「対応が早いのは評価できる」と企業の処分を評価する声もある。掲示板では「中国だとよくある」「日本に上陸したら気をつけろ」といった反応が出ている。
CHAGEEとは ?世界展開を狙う「東洋のスタバ」の中国ミルクティー
CHAGEEは2017年に中国・雲南省で誕生したミルクティーチェーンで、現地の中高生に圧倒的人気を誇り、「東洋のスタバ」のように位置づけられているブランドだ。中国国内に多数の店舗を持つほか、2019年にマレーシアやシンガポールへ進出し、東南アジアでも展開している。2025年にはアメリカ・ロサンゼルスに1号店をオープンし、ナスダック上場も果たすなどグローバル展開を進めている。
日本未進出、まだ公式発表はなし
現時点では 公式に日本進出が決定したという発表はない。ただし、ネット上や一部のビジネス情報では「日本上陸の噂」や「日本市場を視野に入れた戦略的拡大を目指している」といった憶測が出ている。実際に CHAGEE はアジアを中心に海外展開を進めており、その視点から日本進出の可能性を指摘する声もあるが、具体的な日時や計画は公表されていない。
品質管理と信頼回復の課題
今回の騒動は、急成長するグローバルブランドでも従業員教育や品質管理が不十分だと、一気に消費者の信頼を失いかねないことを鮮明に示した。
飲食・飲料業界では衛生意識とコンプライアンスが何より重要であり、企業が立て直しを図るには時間と真摯な対応が求められる。今後、CHAGEE がどのように信頼回復に取り組むかが注目される。



