
STARTO ENTERTAINMENTは6日、年末恒例の「カウントダウンコンサート」を大みそかに東京ドームで開催すると発表した。
2022年末以来3年ぶりの復活となり、Snow Man、SixTONES、King&Prince、なにわ男子など豪華12組が名を連ねる。SNSでは「これがなきゃ年を越せない」と歓喜の声が溢れ、期待感が一気に高まっている。待望の復活をめぐるファンの熱量と出演者の現状を多角的に追った。
復活発表にSNSは歓喜の渦 「これがなきゃ年を越せない」
発表が行われた6日午後、STARTO公式サイトの更新と報道が広がると、SNSは瞬時に熱狂の渦へと変わった。「カウコン復活」「COUNTDOWN CONCERT」がXのトレンド上位を独占し、過去のカウコンをリアルタイムで楽しんできたファンからは「これでようやく年が越せる」「3年待った」といった安堵と喜びの声が押し寄せた。
特にSnow ManやSixTONES、なにわ男子といった若い層の支持を持つグループのファンは反応が早く、「新しいSTARTOの門出を年越しの瞬間に見届けたい」「推しの成長をカウコンで確かめたい」という投稿が相次いだ。出演者の変化も大きかったこの3年間だからこそ、「復活」に込められた意味がより強く共有されている。
海外ファンの反応も活発で、英語や韓国語、中国語での歓喜のコメントが大量に投稿された。「世界からTravis Japanを応援したい」「カウコンは日本の文化として楽しみにしている」という声が相次ぎ、配信実施への期待が一段と高まっている。
22年末以降、年越しを音楽と共に迎える特別な空気が失われていたことへの寂しさを挙げる投稿も多く、「あの一体感が戻ってくるだけで胸が熱い」「年末に音楽番組だけでは物足りなかった」という声が象徴するように、カウコンは“年越しの風景そのもの”として記憶されてきた存在だ。
今回の復活は、3年間の空白を埋めるだけでなく、「今のSTARTOでつくる新しいカウコン」への期待を大きく膨らませている。
豪華12組が一堂に 世代と個性が交錯するラインナップ
出演者はNEWS、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、timelesz、中島健人、A.B.C-Z、King&Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子、Travis Japan、Aぇ!groupの全12組。
世代も活動スタイルも異なるラインナップが同じステージに立つのはカウコンならではで、東京ドームが“一夜限りの音楽交差点”となる。
Snow Manは今年も音楽活動、映像作品、バラエティなど多方面で存在感を示してきた。9人の総合力は高く、ライブでの熱量も群を抜いている。SixTONESは独自路線のサウンドと圧巻のライブパフォーマンスで確固たる人気を築き、ファンからは「この2組の共演こそカウコンの醍醐味」という声も多い。
新体制となったKing&Princeは、2人が放つ新たな世界観がどのようにステージで表現されるかに注目が集まる。なにわ男子、Travis Japan、Aぇ!groupなど若い世代は勢いとフレッシュさでイベント全体を軽やかに彩り、国際的な活動を続けるTravis Japanには海外ファンからも熱視線が注がれている。
Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、NEWS、A.B.C-Zといったキャリア組は安定のパフォーマンスで大晦日の東京ドームを引き締める存在。今年名称変更後として初参加となるtimeleszや、ソロでの登場となる中島健人も、それぞれの“新章”を象徴するステージとして期待が高い。
嵐、SUPER EIGHTの名はなし 不参加組への関心も
今回の出演者発表では、嵐、SUPER EIGHT、20th Century、DOMOTOらの名前がなかった点も話題となった。特に嵐は大晦日の象徴的存在であり、カウコンの中心を担ってきただけに、SNSでは驚きと寂しさの声が上がった。
一方で、それぞれの活動状況や準備期間を考慮すれば自然な判断とする意見も多く、「無理に出演を求める時期ではない」「今は目の前のメンバーで新しいカウコンを作る時」といった冷静な声も目立った。
不参加組の存在が注目されつつも、最終的には「出演する12組のステージを全力で楽しみたい」というポジティブな空気が広がっている。
地上波放送なしの見込み 配信への期待が加速
例年はフジテレビ系が生中継していたが、今年は「新しいカギ」が年越し枠で放送されるため、中継は行われない見通しとなった。これに対し、「テレビで見られないのは残念」という声もある一方、「むしろ配信で全編見たい」という期待が高まっている。
近年、各グループの配信ライブが高く評価されており、STARTO主導の高クオリティ撮影で届けられる可能性に「その方が推しを細かく見られる」「フル尺パフォーマンスが楽しめる」と前向きな意見が多数寄せられた。
“新しいSTARTO”を象徴する大晦日に
公式サイトでは「日頃より応援いただいているファンの皆さまに特別な時間を」と記された。
タレントの体制変更、会社の再編など、変化の渦中にあるSTARTOにとって、今回のカウコン復活は単なる恒例行事の再開ではない。
ファンと共に新年を迎えるステージは、“新しい時代”を象徴する重要な区切りになる。
午後10時30分、東京ドームで幕を開けるライブは、12組のパフォーマンスが連なる特別な一夜となる。
3年越しの待望の復活をファンがどう迎え、そして出演者たちがどのように応えるのか。期待は日ごとに高まっている。



