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国分太一問題で沈黙破る城島茂 日テレ説明拒否の裏で語った「本音」

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城島茂
DALLーEで作成

国分太一のコンプライアンス問題が長期化し、日テレとの対立が深まるなか、元TOKIOリーダーの城島茂が沈黙を破った。半年近い沈黙ののち、城島が明かした胸の内には、メンバーへの変わらぬ情と、グループ喪失後に背負う責任の重さがあった。

 

 

城島茂を直撃 初めて見せた“沈黙の半年”の表情

12月上旬の平日午前、黒のダウンジャケットにマスク姿で電動自転車を走らせる城島茂を、週刊女性PRIMEの記者が直撃した。胸元に眼鏡を下げ、静かな住宅街を黙々と進む姿は、どこか影を落としていたという。

近隣住民の視線を気にする様子もなく、目的地へ向けてペダルを踏み続けていたが、記者が声をかけると速度を落とし、自転車を降りて取材に応じた。

 

国分太一を巡る日テレとの対立

国分太一は6月、日本テレビから複数のコンプライアンス上の問題が確認されたとして『ザ!鉄腕!DASH!!』降板を告げられ、無期限の活動休止を発表した。

しかし、日テレ側は「被害者特定の恐れ」を理由に詳細の開示を拒否。国分が11月26日に会見で「答え合わせをしたい」と求めたものの、日テレの福田博之社長は「心当たりがあると言ったのだから不要」と突っぱねた。

結果、双方は平行線のまま、騒動は拡大している。

 

沈黙を破った城島茂 国分への思い

記者が国分の今後を尋ねると、城島はしばらく言葉を選びながら語り始めた。

「彼も、いろいろと思うところはあるでしょう。自分の思うことを伝えることは心のケアとしても大事です。今後どうなるかは見守るしかない」

そして、松岡昌宏が語った「縁は切れない」という言葉の真意を問われると、城島は即答した。

「もちろん、もちろん。長い付き合いですから」

長年リーダーとしてメンバーを束ねてきた城島の口調は、静かだが揺るぎなかった。

 

TOKIO解散、会社廃業の決断とリーダーの重責

TOKIOはこれまで、山口達也の不祥事や長瀬智也の退所など幾度の危機を乗り越えてきた。しかし今回、ついに解散が決定。城島が代表取締役を務める「株式会社TOKIO」も廃業予定と報じられている。

城島自身はこれまで沈黙を貫いてきた。唯一言及したのは、7月のラジオ番組での謝罪と、松岡と共に活動を続けるという短い言葉だけだった。

今回の直撃で、ようやく胸の内が語られたことになる。

 

松岡昌宏が示した“広報としての覚悟”

沈黙を保っていた城島とは対照的に、松岡昌宏は広報担当として日テレに公然と疑問を呈した。

週刊文春、週刊新潮の報道によると、松岡は

「何の説明もしない日本テレビのやり方はコンプライアンス違反にならないのか」
と批判し、国分同様に「説明を求める立場」であることを明確にした。

旧ジャニーズ事情に詳しいライターは、松岡の対応を次のように分析する。

「松岡の取材対応は副社長としてだけでなく、広報としての正式な動き。つまり城島の意向を代弁している可能性が高い」

TOKIOとして、そして企業として国分を守る姿勢が浮き彫りとなった。

 

リーダーが選ぶ“これから”

城島は今後、『鉄腕!DASH!!』出演を含め芸能活動を続けていく意向を明らかにした。ただし、国分との再共演については慎重だ。

「まだわからない。ファンもスポンサーも日テレも、みなさんが納得して決着がつかないと次には進めない」

さらに自身の独立について問われると、

「正式な発表は追って。公式ホームページをご覧ください」
とだけ答えた。

取材後、城島は軽く会釈し、自転車を再び走らせたという。

31年間リーダーとして歩み続けたTOKIOを失った城島。だが、その背中には、いまだグループを守ろうとする責任感が確かに残っていた。

 

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ライター:

広告代理店在職中に、経営者や移住者など多様なバックグラウンドを持つ人々を取材。「人の魅力が地域の魅力につながる」ことを実感する。現在、人の“生き様“を言葉で綴るインタビューライターとして活動中。

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