
M-1グランプリ2025準決勝進出者にバッテリィズの名前なし!早々に予選敗退?近況や今年の活動方針まで詳しく調査。
バッテリィズ、2025年はM-1出場せず
M-1グランプリ2024で準優勝し、一躍全国区となったコンビ「バッテリィズ」。
令和の時代に「おバカ漫才」で新しい風を吹かせた勢いそのままに2025年大会で優勝候補かと思っていたら、準決勝進出者にもその名前が無い。昨年あんなに面白かったのに、早々に予選敗退か?と気になった著者は調査を開始。
結論から言うと、バッテリィズは2025年大会にはエントリーしていない。
理由は明確で、
・2024年準優勝後、テレビ・ラジオ・イベント・ロケ・執筆など仕事が急増
・ラストイヤーまであと7年あり、今年無理に参戦する必要がない
というコンビとしての戦略判断によるものだ。
今年はあえてM-1から距離を置くことで、芸人としての総合力を底上げする一年と位置づけている。いわば戦略的不参加だ。
活動の幅が一気に広がった2025年のバッテリィズ
準優勝後の1年間で、バッテリィズは大きく活躍の場を広げている。
- テレビのレギュラー・準レギュラー
- ロケバラエティの出演増
- 単独ライブの規模拡大
- YouTube・SNS企画の強化
- コント・企画系の仕事も増加
- 個々のMC・ラジオ出演の増加
M-1で準優勝すると多くの芸人が経験するが、漫才の練習に割く時間が物理的に確保しづらいという状態になる。今年は、一気に広がった全国露出のチャンスを逃さず拾い、芸人としての知名度と総合力を上げる年とみられる。
「M-1で人生を変える」時代から、「M-1以外でも輝く」時代へ
バッテリィズが2025年にM-1を一度休む背景には、近年のお笑い業界の空気の変化もある。
ひと昔前までは、
「M-1で優勝して人生を変えてやる!」
「何が何でも絶対優勝!」
といった、優勝にこだわるムードが強かった。
しかし近年は、準決勝・準々決勝でバズるコンビ、敗退後の配信企画で人気が出るコンビ、M-1以外の舞台やテレビで開花する芸人なども増えており、「M-1優勝=絶対的ゴール」ではなくなっている。
賞レースに出る・出ないも戦略のひとつという考え方が、芸人側にもファン側にも広がってきた。バッテリィズはその新しい流れを象徴する存在と言っていい。
M-1から距離を置いても、バッテリィズの漫才は進化している
M-1を今年休むとはいえ、バッテリィズは漫才から離れているわけではない。
ライブやネタ番組への出演は継続しており、コンビとしてのネタ作りはむしろ腰を据えて取り組める年であるとも見られる。
2026年以降、満を持してM-1に復帰し、さらに研ぎ澄まされた漫才を披露する可能性は高い。今年はバッテリィズのテレビや企画での成長を楽しみつつ、来年以降の“満を持したM-1復帰”にも期待したい。



