町中華の店先に並んだ、素朴であたたかいツーショット

結婚報告の投稿には、町中華の赤い暖簾を背にした2人の写真が添えられていた。
照明も特別な演出もない。
けれどそこには、芸能人夫婦特有の気取りよりも、笑い合う素顔の温度があった。
ファンからは「お似合い」「見てるだけで幸せ」とコメントが相次ぎ、X（旧Twitter）上ではトレンド入りするほどの反響を呼んだ。

上下は「いつも応援してくださっている皆さま、関係者の皆さまに心より感謝しております。これからもお仕事・プライベート共に全力で努めてまいります」と投稿。
一方の﨑山も「結婚しました！これからも頑張ります！」と力強く宣言した。

 “証人はヒコ姉に”

上下は「証人はヒコ姉に書いてもらいました！」と明かした。
“ヒコ姉”ことヒコロヒーは、芸人仲間から信頼を集める姉御肌。
二人の門出を見届けるには、これ以上ない存在だろう。

SNSでは「ヒコロヒーが証人って最高！」「人柄の良さが伝わる」と話題に。
芸能界の派手な結婚報告が続く中で、飾らない温かさが人々の共感を呼んでいる。

上下碧｜178cm、ステージで光を放つ元「仮面女子」

大阪出身の上下碧は、かつてご当地アイドル「イースターガールズ」で活動していた。
圧倒的なスタイルと明るい笑顔で注目を集め、のちに「仮面女子」に加入。
グループ卒業後はタレント・モデルとして活動し、SNSではファッションや健康的なライフスタイルも発信している。

2024年には「30歳にして身長が伸び、178.5cmになった」と報告し話題に。
その自然体な投稿が、多くの女性ファンの共感を呼んだ。

﨑山祐｜“サンダー担当”の努力家芸人

一方、夫の﨑山祐は、お笑いコンビ「ファイヤーサンダー」のボケ担当。
相方のこてつと2014年にコンビを結成し、キングオブコント（KOC）では2023年から3年連続で決勝進出。
2024年は3位、そして2025年もファイナリストとして注目を浴びている。

舞台ではキレのあるツッコミと観察力で笑いを生み出し、オフでは横浜DeNAベイスターズを愛する筋金入りの野球ファン。
芸人仲間からは「誠実で熱い人」と評される努力家だ。

 “誰も知らない2人”のニュースが、なぜ人を惹きつけるのか

ネット上には「知らない人同士の結婚ニュース多すぎ」と冷ややかな声もある。
しかし、上下と﨑山の報告はその中で異彩を放った。
無名に近い2人が放ったのは、芸能ニュースに欠けがちな“等身大の幸福”だった。
華やかな舞台裏で、地道に夢を追い続けてきた2人だからこそ、見る人の心を温める。

“笑い”と“努力”で育まれた愛は、これからどんな物語を描いていくのだろうか。