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元中日・山崎武司氏の長男・大貴容疑者逮捕 高級腕時計詐欺で被害総額約7000万円か

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山崎武司 元プロ野球選手
山崎武司氏 Xより
元プロ野球選手・山崎武司氏(57)の長男が詐欺容疑で逮捕された。
SNSを悪用した高級腕時計詐取事件として、警察は余罪を含め大規模被害を調べている。
野球界の著名人の家族が絡む事案として注目を集め、ネット上ではさまざまな反応が広がっている。
 

オークション装い685万円相当の時計を騙し取る

愛知県警中署は2026年6月9日、職業・住所不詳の山崎大貴容疑者(29)を詐欺容疑で逮捕した。

逮捕容疑は2024年11月19日頃、東京都中野区在住の会社役員男性(65)に対し、SNSの通話機能を使って接触した疑いだ。容疑者は「腕時計を預かれば海外オークションに出品し、高値で売却できる」と虚偽の説明をし、信頼を得た。
男性からパテック・フィリップの高級腕時計1本(時価約685万円)を受け取り、2〜3日後に名古屋市内の質店で約600万円で換金したとされる。
男性が代金未入金を不審に思い問い詰めたところ、容疑者は換金を認めたという。
逮捕後の調べに対し、容疑を認めている。警察は同手口による被害が複数あり、総額約7000万円に上るとみて余罪を捜査中だ。知人らからも高級時計レンタルに関する投資話の被害相談があったとされる。

 

ネット上の反応 中日ファンら「親の顔に泥」批判相次ぐ

事件報道後、X(旧Twitter)やYahoo!ニュースコメント欄で急速に拡散された。
中日ファンや阪神ファンを中心に批判の声が目立つ。「親不孝の極み」「解説者の仕事に影響が出る」「ジャイアンのイメージが台無し」といった投稿が相次いだ。
一部では「親が有名人だから息子も甘やかされたのでは」「2世の典型」といった父親の責任を指摘する意見もあった。中日ファンからは「元中日と付くのが悔しい」、阪神ファンからは「他球団ファンとして残念」との声が上がった。
一方で「29歳の独立した大人。親の責任ではない」「被害者側も簡単に預けた責任はある」と冷静に分析する投稿も見られた。野球ファン層の失望が強く、2世問題として語られるケースも出ている。

 

山崎武司氏プロ野球経歴

山崎武司氏は1968年11月7日生まれ、愛知県知多市出身。愛工大名電高校から1986年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団した。捕手としてスタートし、野手転向後、1996年に39本塁打で本塁打王を獲得。
オリックス(2003〜2004年)、楽天(2005〜2011年)を経て中日に復帰し、2013年に現役引退した。
通算成績は2249試合、1834安打、403本塁打、1205打点。2007年は楽天で43本塁打・108打点の2冠王に輝き、セ・パ両リーグでの本塁打王は史上3人目。
35歳以降も衰え知らずの活躍で「中年の星」と呼ばれた。ベストナイン3回、オールスター6回出場と、プロ27年間にわたる強打者としてファンを魅了した。
2013年10月の引退表明時、長男の大貴さん(当時高校2年)は日刊スポーツに手記を寄せ、「僕が一番のファン」「尊敬する人は父」と父親への深い感謝を綴った。
引退を告げられた日の家族の様子や、父親が「野球をやれ」と一切言わなかったエピソードを明かし、「27年間、本当にお疲れさまでした」と温かいメッセージを送っていた。

 

引退後の多角的な活動 解説者からレーサーまで

引退後は東海テレビ・東海ラジオを中心に野球解説者として活躍中だ。
中日関連番組にレギュラー出演し、鋭い分析で人気を集める。YouTube「山﨑武司チャンネル」では野球トークやプライベートを配信し、登録者約1.77万人を擁する。
また、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦するレーサーとしても活躍。OTG TN滋賀所属で表彰台獲得歴がある。講演活動では「3度のクビから現役27年」をテーマに逆境克服を語り、企業や学校から好評だ。
東日本大震災支援として毎年100万円寄付やチャリティーゴルフコンペを継続するなど、社会貢献にも力を入れる。

事件報道を受け、山崎武司氏は代理人弁護士を通じて「去年2月ごろから行方が分からなくなっており、連絡も取れず、息子がどのような生活をしていたのかさえ全く把握していませんでした」「今後の警察の捜査については、親として、できる限りの協力を行って参ります」とコメントした。

 

著名人家族事件の傾向 過去にも同様の事例

著名人の家族が犯罪に関与する事件は過去にも複数発生している。
プロ野球界では選手本人の不祥事(賭博や薬物関連)が目立つ一方、家族絡みの詐欺ではSNS投資話やオレオレ手口を悪用したケースが社会問題化している。
特殊詐欺の「受け子」として若者が巻き込まれる事例は全国的に増加傾向にあり、親の知名度が事件の注目度を高めるパターンが共通する。
この事件はSNSを活用した信頼獲得型の詐欺として、被害防止の教訓となる。警察は被害届の確認と余罪立証を進める方針で、捜査の進展が待たれる。

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ライター:

酒場で耳にした小さな違和感から企業不祥事、SNSトレンド、エンタメ、グルメまで幅広く追いかけるライター。

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