通販の売上大幅アップを実現した定額制Webプロモーション支援｜乙川畜産食品から見たエンカレッジ

通販の売上大幅アップを実現したエンカレッジの定額制Webプロモーションの事例
限られた広告費で売上アップを実現するには限界がある……そうした企業の課題を解決する株式会社エンカレッジ。60万件もの企業アドレスにメール広告を配信する「1件1円」プロモーションをはじめ、効果的な施策で顧客を支援しています。国産牛専門の食肉卸で、人気店「焼肉　乙ちゃん」でも知られる乙川畜産食品株式会社では、ネット通販で株式会社エンカレッジのWebプロモーションを導入。潜在ニーズにダイレクトにリーチし、売上増に成功しました。「全国の牛肉好きにおいしい肉を届けたい」との想いで精力的に事業に取り組む同社社長の乙川隆之氏に、BtoBからBtoCへと事業を拡大した経緯や株式会社エンカレッジとの関わりについて伺いました。

創業46年の国産牛専門卸売会社。8年前から飲食・通販でBtoC事業も展開

―まずは御社の事業概要について伺わせてください

弊社は父である先代の社長が昭和50年に創業した国産牛専門の卸売会社で、精肉店や飲食店やホテルスーパー、百貨店などに納入しています。10年前に私が社長に就任してから飲食事業に進出し、さらにネットの通販事業も展開しています。

本社は品川駅港南口すぐの東京食肉市場の中にあります。セリ落とした牛を場内の専用加工場で解体し、冷蔵保管、配送までを一連の流れで行うことで、衛生的で高品質の牛肉を提供しています。同業の卸売会社は200くらいありますが、場内に大型冷蔵庫などを配備した加工場を構える会社は8社のみで、当社の大きなアドバンテージです。牛肉の品質は色や肉質、サシの入り方、脂のキメなどで決まりますが、弊社ではこの道30年のバイヤーが目利きして厳選することで、上質な国産牛を日本中にお届けしています。

―乙川さんが二代目社長に就任され、食肉卸売業というBtoBに加え、飲食・通販というBtoCへ展開されたとのことですが、経緯とねらいをお聞かせください。

「肉屋」に生まれ、将来は会社を継ぐ自覚を持って育ちましたが、牛肉は家で食べるもので、焼肉店とは縁がなかったんです。大学卒業後に3年間大阪に住んでいた時に知り合いに連れていってもらったお店で初めて焼肉を食べ、そのおいしさに感動したのですが、値段もすごく高い。「いつか安くておいしいお店を自分でやりたい」と決意しました。その夢がかなったのが「焼肉　乙ちゃん（おとちゃん）」です。現在、鮫洲の本店をはじめ、大森・目黒の3店舗を運営しています。

卸直営の焼肉店だから実現。A4・A5の黒毛和牛をリーズナブルに提供

（画像提供：乙川畜産食品株式会社）

―卸直営の焼肉店が看板の「焼肉　乙ちゃん」は食べログなどレストランレビューサイトでも評価が高いですね。手頃な価格でおいしい焼肉を提供できる秘密を教えてください。

牛肉卸直営のお店というと卸用の余剰の肉を使っていると思われるかもしれませんが、そうではなく、店用に独自の牛を仕入れています。「焼肉乙ちゃん」でお出しする肉は、この道30年のベテランが目利きし、黒毛和牛で肉質がやわらかくて美味なメス牛を一頭買いしたもの。ブランドにこだわらず格付け上位のA4・A5ランクからその日のいい牛を選別することで、味・品質にすぐれながらリーズナブルな料金で焼肉を楽しんでいただけます。

長年の卸問屋の信用が美味しさと安全・安心の品質を育む（画像提供：乙川畜産食品株式会社）

―ネット通販では、お店と同じ肉を購入できるのですよね。

7年前に楽天市場で立ち上げたのを皮切りに、Yahoo！、Amazon、自社専用サイトを展開しています。ネット通販「牛匠　乙ちゃん」では、ステーキ肉や希少部位の盛り合わせなど冷凍中心で販売しています。他に、すきやき肉やしゃぶしゃぶ肉を冷蔵で販売する自社サイト「お家で乙ちゃん」というサイトもあるほか、最近BtoB向けにサイトを立ち上げ、ブロックやステーキ、焼肉用の肉を販売しています。

株式会社エンカレッジとの関わり

―株式会社エンカレッジさんとの取引について伺わせてください。

エンカレッジさんにお仕事を依頼するきっかけとなったのは、異業種交流コミュニティ「BNI」で社長の堀越基史さんとご縁をいただいたことに始まります。私は2019年の11月にBNIの会員になったのですが、2020年2月に、堀越さんとワン・トゥー・ワンという対面セッションの機会を持ちました。30分ずつお互いのビジネスについて話をする中で、エンカレッジさんのビジネスに強く関心を持ち、また堀越さんにも弊社に興味をもっていただけたこと、その後一緒にお酒を飲んで意気投合し、堀越さんのお人柄にひかれたこともあり、弊社のネット通販事業で仕事を依頼することになりました。

―株式会社エンカレッジさんは、メール営業ツール「1件1円プロモーション」が著名です。御社も１件１円プロモーションを利用されたのですか？

いえ。弊社が依頼したのは、バナー広告を活用したWebプロモーションです。全国の方においしい牛肉を味わっていただくことを目的に始めたネット通販ですが、牛肉を販売するネットショップは数多くあり、弊社ならでの特長がなかなか認知されにくい。SEO対策やネット検索だけでは広がらず、弊社の商品に関心を持ちそうな方や知ってもらいたい方になかなかリーチできないという課題がありました。そこで、堀越さんに相談したところ、AIビックデータを用いたWebプロモーションを提案してくださいました。

全国の牛肉好きの人をGoogleのビックデータから抽出し、作成したバナー広告を主に料理に関係するようなサイトに表示させるという手法で、導入したところ、牛肉好きな人やこれまでに牛肉を購入した人、または牛肉購入を検討した人にバナーを見てもらえるようになり、購入につながりました。

AIビックデータを活用したバナー広告で通販の売上が大幅アップ

―乙川さんからエンカレッジさんに対し、どのような要望をされたのでしょうか。

卸問屋が運営するネットショップであることを強調してほしいとは伝えましたが、信頼しておまかせした部分がほとんどです。堀越さんにはお店にも来ていただきましたし、定期的に弊社の仕事についてお話しているので、商品について熟知くださっていましたので。仕事の進め方も迅速かつ丁寧に対応してくださり、私が考えていることを十二分に引き出してくださいました。

―商品の特長を踏まえたターゲティングが重要なのですね。導入後は、どのような成果につながったのでしょうか？

バナー広告を導入して以降、売上は右肩上がりです。とくにコロナ禍の自粛があった昨年GW中は売上に大きな伸びがありました。楽天やアマゾンのような大手ショッピングサイトは、お客さんの流入数が多い反面、競合も多いのですが、エンカレッジさんのプロモーションの効果を実感しましたね。店舗「焼肉乙ちゃん」を知らなかった地方の方に知ってもらえるようになり、「全国の牛肉好きにおいしく食べてもらいたい」という目的を達成しつつあります。毎月の定額制の料金システムにも満足しています。

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―最後に、今後のエンカレッジさんとの取引との展開についてお聞かせください。

ネットショップの売上に貢献していただき、引き続きお願いしたいと思っています。BNIでのおつきあいに始まり、堀越さんとはビジネス以外のお話もさせていただくようになり、楽しく、有意義な時間を過ごすことができていることにも感謝しています。これからもおつきあいを深めさせていただけましたらうれしいですね。Webプロモーションをはじめエンカレッジさんのサービスがより広く知られるようになり、さらに会社がご発展されることにも期待しています。