
山形県の酒田南高校とみられるいじめ動画が拡散。野球部関与の可能性や全裸+首輪で連れ回す行為に犯罪性の指摘も。DEATHDOL NOTE投稿の内容とSNSの反応、今後の焦点を詳しく解説。
「全裸+首輪で連れ回し」動画拡散 酒田南高野球部か、いじめの一線を超えた“公開羞恥”に波紋
暴露系アカウント「DEATHDOL NOTE」が2月18日午後2時頃、山形県の酒田南高校とみられるいじめ動画を公開し、SNS上で大きな波紋を広げている。
投稿には、
【偏差値G】
酒田南高等学校
野球部備考
・被害者を全裸+首輪で連れ回す
・この動画を上げた被害者は退学
と記されていた。
添付された動画では、被害者とみられる生徒の顔や身体にモザイクが施されているものの、全身が肌色で、衣服を身に着けていないように確認できる。さらに首輪のようなものを装着され、リードを引かれながら四つん這いで移動させられている様子が映っている。
その光景は、単なる悪ふざけや部内のいじりという言葉では到底片付けられない。人間の尊厳を踏みにじるような行為に、視聴者からは「胸糞が悪くなる」「見ていられない」といった強い嫌悪の声が相次いでいる。
「強豪校では?」SNSで拡散、学校名も特定か
SNSでは、
「野球部?山形の酒田南って結構強豪じゃなかったっけ」
「これは単なるいじめではなく、立派な強制わいせつや侮辱にあたる犯罪。警察が介入すべき」
「もしかして去年の秋に山形の地方ニュースで流れた件では?」
といった投稿が相次ぎ、学校名や部活動名が急速に拡散されている。
酒田南高校は、甲子園出場経験もあるとされる野球部を擁する私立高校として知られる。真偽不明の段階で学校名が拡散されること自体にも慎重な姿勢が求められるが、動画の内容があまりに衝撃的であることから、世論は一気に過熱している。
「いじめ」か、それとも犯罪か
今回の件で焦点となっているのは、その行為の法的評価だ。
被害者が実際に全裸にさせられ、拘束具のような首輪をつけられた上で連れ回されたとすれば、強制わいせつ罪、不同意わいせつ罪、侮辱罪、暴行罪など複数の刑事責任が問われる可能性もある。仮に未成年同士であっても、内容次第では児童ポルノ関連法規や青少年保護条例に抵触するおそれも否定できない。
“いじめ”という言葉で処理されがちな学校内暴力だが、近年は明確に「犯罪」として扱うべきケースが増えている。
相次ぐ暴露系アカウントの告発
ここ数か月、DEATHDOL NOTEをはじめとする暴露系アカウントが、各地の中高生による暴行・いじめ動画を次々と公開している。
・障害のある生徒への暴行動画
・パンツ一丁で土下座させる動画
・集団での蹴りやビンタ
いずれもSNSで一気に拡散し、学校や教育委員会の対応が後手に回るケースが続いている。
一方で、こうした“私的制裁型”の拡散については、「事実確認前に学校名を晒すのは危険」「被害者の二次被害につながる」との懸念も強い。
告発の正義と、拡散の暴力。その境界線は極めて曖昧だ。
被害者の“退学”情報も…構造的問題は
投稿文には「この動画を上げた被害者は退学」との記載もある。
もし事実であれば、被害を受けた側が学校を去る構図が浮かび上がる。いじめ問題において繰り返されてきた「被害者が環境から排除される」構造が、またも再生産されている可能性がある。
学校や関係機関が事実関係をどのように把握し、どのような対応を取っているのか。現時点で公式な発表は確認されていない。
問われるのは“拡散後”の社会
動画は既に多くのユーザーに保存・再投稿され、削除が困難な状況にある。
いじめの実態を可視化することは重要だ。しかし同時に、被害者の尊厳を守る視点、そして加害者への適切な法的手続きという冷静なプロセスも不可欠である。
怒りや嫌悪感だけでは問題は解決しない。
いま社会に問われているのは、拡散後にどう向き合うかという責任だ。
学校内暴力を“内輪の問題”で終わらせないために、教育現場、保護者、そして私たち一人ひとりの姿勢が試されている。



