
人気俳優・坂口健太郎の“二股疑惑”が報じられた。所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」を率いるのは俳優・小栗旬。
田中圭の不倫騒動に続き、再び看板俳優のスキャンダル対応を迫られる小栗は、俳優業と社長業を兼ねる異例の立場で重責を担っている。綾野剛や間宮祥太朗ら、これまでの所属俳優の火種も含め、事務所はまさに「試練の時」を迎えている。
坂口健太郎、“二股疑惑”報道に波紋広がる
9月10日発売の『週刊文春』が報じた坂口健太郎(34)の“二股疑惑”は、芸能界に衝撃を与えた。記事によれば、坂口は3歳年上のヘアメイク女性A子さんと同棲中でありながら、女優の永野芽郁(25)とも過去に親密な関係にあったという。
永野の所属事務所は「当時、他に交際相手がいたことは存じ上げなかった」とコメント。二股を思わせる内容に、ファンや業界関係者から驚きと失望が広がった。
坂口は2010年、『MEN’S NON-NO』の専属モデルとして芸能界デビュー。俳優転身後は数々のドラマや映画に出演し、「塩顔男子」として人気を確立。近年は韓国ドラマやCMに出演し、ソウル、上海、台北などでファンミーティングを行うなどアジア圏での人気も高い。順調なキャリアを積み重ねてきただけに、今回のスキャンダルの代償は大きい。
SNSに広がる驚きと失望
SNSでは坂口のイメージとの落差に衝撃が走った。
《誠実だと思っていたのに残念》
《永野芽郁ちゃんを巻き込むなんて》
《坂口くんは裏切らないと思ってたのに》
といった声が並ぶ一方で、所属事務所トップである小栗旬を気遣うコメントも目立つ。
《田中圭に続いて坂口健太郎、小栗旬の胃に穴が開く》
《小栗旬社長、白髪が増えてるのは事務所のせいか》
といった声は、事務所全体への不信感と小栗の心労を映し出している。
小栗旬、俳優と社長の二足のわらじ
小栗旬(41)は2023年、トライストーンの社長に就任。俳優業と経営を両立する異例の立場だ。俳優としては絶頂期にある。2025年6月公開の主演映画『フロントライン』は大ヒットを記録。
さらに10月以降はNetflix配信ドラマ『匿名の恋人たち』『ガス人間』が控え、幅広い役柄に挑む。2026年にはNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演予定で、俳優としての存在感は一層高まっている。
その一方で、社長としては所属俳優のトラブル対応に追われている。坂口とは2022年の大河『鎌倉殿の13人』で親子役を演じるなど親交も深かっただけに、今回の疑惑は小栗にとっても痛手となった。
■過去のトラブル――田中圭不倫騒動と違約金問題
坂口の疑惑が注目される背景には、田中圭(40)の不倫騒動がある。
田中は2025年4月、永野芽郁との不倫が報じられ、複数のCM契約が解除。数億円規模の違約金が発生し、小栗が関係各所に謝罪する事態となった。俳優業に全力を注ぎたい小栗にとって、大きな足かせとなったのは間違いない。
■綾野剛、間宮祥太朗……事務所の“火種”
トライストーンは過去にも所属俳優のスキャンダルに揺れてきた。
綾野剛は酒席での振る舞いや交友関係が週刊誌に報じられ、イメージ低下の要因となった。間宮祥太朗もブレイク前には女性関係や夜遊びの目撃情報が取り沙汰された。現在は主演級俳優として活躍しているが、事務所に「素行リスク」がつきまとうのは事実だ。
白髪が物語る重圧
小栗は今年6月のテレビ出演時、白髪が目立っていたことが話題となり、「事務所問題で疲れているのでは」と指摘された。俳優としてのキャリアは順調そのものだが、社長として矢面に立つ重圧は体調面にも影を落としている。小栗は「俳優組合」創設を目標に掲げているが、足元の火消しに追われ、理想の実現は遠のいている。
坂口健太郎の二股疑惑は、一俳優の私生活問題にとどまらない。田中圭の不倫騒動、綾野剛の酒席トラブル、間宮祥太朗の過去報道――。
相次ぐスキャンダルはトライストーン全体の信頼性を揺るがす。俳優として第一線を走りながら、社長として重責を背負う小栗旬。その肩にのしかかる重圧はかつてないほどに大きい。果たして小栗は、この「試練の時」を乗り越えることができるのか。今後の手腕に注目が集まっている。