2025年2月7日夜、ソニーのオンラインサービス「PlayStation Network(PSN)」が世界的にダウンし、数百万のプレイヤーが影響を受けている。オンラインプレイの停止やデジタルゲームへのアクセス不能など、週末を迎えるゲーマーにとって深刻な事態となっている。ソニーは現在、復旧作業を進めているが、具体的な復旧時間は不明だ。
本記事では、今回の障害の影響や原因、ユーザーの対応策について詳しく解説する。
PSNが世界的にダウン!影響は?
2025年2月7日の夜(ブラジリア時間午後7時頃)、PlayStation Network(PSN)で大規模な障害が発生し、世界中のユーザーがオンラインプレイやPlayStation Storeへのアクセスができなくなった。特にPlayStation 5およびPlayStation 4のユーザーが影響を受け、以下のような問題が報告されている。
・PSNへのログインができない
・購入済みのデジタルゲームが起動しない
・フレンドリストの表示やメッセージの送受信が不能
・PlayStation Storeでの購入やダウンロードが不可能
・PlayStation Plusのクラウドセーブやオンラインプレイが利用できない
今回の障害は、ソニーが提供するほぼすべてのオンライン機能に影響を及ぼしている。特に週末を迎えるタイミングでの発生となり、多くのゲーマーがゲームをプレイできない状況に陥っている。
ユーザーの反応は全世界に波及
この障害を受け、X(旧Twitter)やReddit(米国の掲示板型ソーシャルニュースサイト)などのソーシャルメディアでは、ユーザーの不満の声が急速に広がった。「#PSN障害」や「#PlayStationNetworkDown」などのハッシュタグがトレンド入りし、多くのユーザーが「週末の楽しみが台無しになった」などというような声をあげている。
特に、2月7日から開始された『モンスターハンターワイルズ』のオープンベータテストに参加しようとしていたプレイヤーにとっては痛手となった。同作の公式Xアカウントも障害の影響について報告しており、この週末を楽しみにしていたプレイヤーは迅速な復旧を望んでいるだろう。
過去のPSN障害と今回の可能性
ソニーのPSNは過去にも複数回、大規模な障害を経験している。特に記憶に新しいのは、2024年10月に発生した約8時間にわたる障害や、2024年5月のトロフィー同期・ログイン機能に関する問題だ。
また、2011年には大規模なハッキング事件が発生し、PSNが23日間にわたって停止し、約7,700万件のアカウント情報が流出した。この事件以降、ソニーはセキュリティ対策を強化しているものの、今回の障害の原因については現時点ではまだ明らかになっていない。ソニーは技術チームが復旧作業を進めていると発表しているが、具体的な復旧の見込みは示されていない。
ソニーの対応は?
ソニーは「現在、問題を調査中であり、技術チームが復旧作業を進めている」とコメントしているが、具体的な復旧時期や原因についての発表は行われていない。
PSNの大規模障害は、世界中のプレイヤーに影響を与えており、特に週末を迎えるゲーマーにとって大きな問題となっている。ユーザーとしては、公式の発表を待ちつつ、オフラインプレイを楽しむなどの対応を取ることが望ましい。今後のPSNの安定性向上に向けたソニーの対応にも注目したい。