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法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

マテックス株式会社

https://www.matex-glass.co.jp/

〒170-0012 東京都豊島区上池袋2-14-11

03-3916-1231

もっと多くの仕事を一緒にできる関係に|三協立山からみたマテックス

ステークホルダーVOICE 取引先
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三協立山 丸山さん

ステークホルダーを大切にしている会社はいい会社。

今回は窓の専門商社マテックス(東京・池袋)の取引先企業、三協立山株式会社。
取引先の立場からマテックスをどう見ているのか、同社の住宅建材部 住宅建材課 課長代理 丸山 剛史さんに伺った。

自己紹介

まずは、御社の事業概要をお聞かせください。

丸山

三協立山アルミ、三協マテリアル、立山アドバンスが統合したアルミ建材の業界大手で、2012年6月に設立しました。

ビル用建材・住宅用建材・エクステリア建材の開発・製造・販売などを手掛けています。会社としては建材事業、マテリアル事業、国際事業、商業施設事業(陳列什器)の4事業が中心で、メインは建材事業です。

御社の商品の特徴、強みは何でしょうか。

丸山

主力で扱っている商品はアルミ樹脂複合サッシで、高い断熱性能と自然災害に備えた「レジリエンス=しなやかな強さ」がキーワードです。

サッシには耐風圧や水密性を上げた家を守る付加価値を付け、ご提案させていただいています。

三協立山 丸山さん

三協立山から見たマテックス

マテックスと関わり始めたきっかけを教えてください。

丸山

個人的には入社6、7年目あたりの2009年頃からです。最初はさいたま営業所から担当させていただき、徐々にいろいろな営業所や本社とのお付き合いが広がりました。

一方、弊社としてはマテックスさんと口座は開いていたようですが、それ以外の具体的な取り組みはなかったのが実情です。

しかし、あるビルダーとマテックスさんを通して取引をするようになり、それをきっかけにマテックスさんをビジネスパートナーに位置付けて一緒に仕事をしていこうという流れが加速。マテックスさんのグループ会社であるロイヤル建窓株式会社が弊社の内窓の型材を仕入れて加工し、商品化するといったお話もあり、取り組みが広がっていったと認識しています。

現在も、マテックスの営業所を担当されているのでしょうか。

丸山

関東住宅建材支店で東京エリアを担当し、マテックス本社と池袋支店、小金井営業所、新座営業所を受け持っています。

過去に一度、担当替えでマテックスさんから離れたのですが、2013年頃に再度の担当替えがあってもう一度関わらせていただけることになりました。

現在はマテックスさんと弊社の全体的な取りまとめを担わせていただいています。

普段はどのような形でマテックスと一緒に仕事をしているのですか。

丸山

営業マンと同行させていただく日もあれば、マテックスさんの取引先を個別に訪問する場合もあります。

また、営業所にも顔を出し、フォローをさせていただくこともあります。営業所の雰囲気にもそれぞれのカラーがあり、興味深いですね。

フレンドリーな雰囲気の営業所も多いのでしょうか。

丸山

そうですね。我々の業界は人手不足や高齢化が深刻な問題ですが、マテックスさんは若い方が非常に多く、各営業所に活気があります。感心するとともに、うらやましくも思いますね。

また、営業所のスタッフが売り上げにこだわるのは当然のことですが、マテックスさんの営業部隊はただ物を売るだけではありません。

お客様が困っていることの解決策を具体的に提示しているので、「モノ売り」ではなく「コト売り」に徹していると感じます。

さらに、解決策は各地の補助金を絡めて提案しているのもマテックスさんならではと言えるのではないでしょうか。

国の施策に基づく大規模な補助金はメーカーからも提案できますが、マテックスさんは地域ごとの補助金をよく調べて把握しているので、「建物の改修にはこのような補助金を使えますよ」といったアドバイスが充実しています。

そこまでできるのはかなり強みだと思いますね。他の代理店には補助金制度をそこまで網羅できる部隊がありませんから。

長年にわたるお付き合いを経て、マテックスが変わったと思うところはありますか。

丸山

松本浩志社長が就任されてから営業推進部ができたり、マテックスさんが中心となった一般社団法人ロングライフ・ラボ(LLL)が設立されたりして、SDGsや理念経営を重視するトップのメッセージが明確になったと思います。

その結果、社員の皆さんにとって共通の目標ができ、達成に向けて付加価値を高めていく提案がとてもうまくできていると感じます。

三協立山 丸山さん

今後のマテックスに期待することはありますか。

丸山

弊社はお得意先と地域社会、社員が協業していこうという経営理念を掲げていますが、卸の精神で地域の企業や流通のサポートに力を注いでいるマテックスさんも非常に似ていると感じます。

弊社の代理店は全部で100社以上はあると思いますが、マテックスさんはトップクラスの規模です。これからも一緒になって、もっと多くの仕事をできる関係になれたらと期待しています。

ご自身にとってマテックスはどんな存在ですか。

丸山

LLLのシンポジウムにすべて出席させていただいており、すごく勉強になっています。新たに気付くことも多く、自分の成長を実感できますね。

例えば、サステナビリティ活動には弊社も取り組んでいますが、マテックスさんから発信していただくと「もっと勉強しなければ」という気持ちにもなります。

同行営業の際に聞くお話も参考になることが多く、本当に感謝しています。マテックスさんへの入社を考えている学生の方々にとっても、人間として大きく成長できる会社だと思いますね。

マテックスのマテリアリティ(依=よりどころ・脱炭素・自分ごと化・経済成長至上主義からの脱却)について納得性はありますか。

丸山

いずれもマテックスさんらしいと思います。「自分ごと化」はLLLのシンポジウムでも取り上げられ、アルミのリサイクルについても「自分ごと化」して考えることが大切ということに気付かされました。

松本社長は「そのような考え方を広めることで環境に配慮した商品を買おうという機運が高まる」というお話をされていました。

最後に、読者の皆様へのメッセージをお願いします。

丸山

三協立山グループは2021年、「サステナビリティビジョン2050」を策定しました。ビジョンでは「カーボンニュートラルへの挑戦」「人財を未来へつなぐ」とともに「資源の循環」というスコープを掲げています。

我々が加工・製造に使っているアルミは99%リサイクルできる商材です。現状のリサイクル率はまだまだ低いですが、いかに推進していくかを考えています。

リサイクルを活発化するためには、一度販売して古くなったサッシなどをしっかりと回収して再利用できる仕組みを構築しなければなりません。

そのスキームはまだ具体的にはなっていませんが、マテックスさんと一緒に取り組んでいこうというお話も出てくるかもしれません。

「カーボンニュートラルへの挑戦」も含め、マテックスさんをはじめとするサプライヤーと連携を深めていきたいと考えています。

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ライター:

十勝毎日新聞社(北海道帯広市)元記者。編集局社会部遊軍キャップ、本別支局長、編集局政経部デスク、東京支社次長、編集局政経部長などを歴任し、多くの政財界人の取材に携わった。在職中、月刊誌「都市問題」に論文「自治体の政策形成と市民参加 米国ポートランド・メトロの市民参加制度 広域的なまちづくりに向けて」を寄稿。現在は電子書籍、Web記事・コラムなど企業コンテンツのライター、編集者として活動している。

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