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卵不使用のマヨネーズはここまで進化した──「麹マヨ®」商標登録で爆伸び、アレルギー対応×発酵の新定番に

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卵不使用のマヨネーズはここまで進化した──「麹マヨ®」商標登録で爆伸び、アレルギー対応×発酵の新定番に
提供:株式会社オリゼ

株式会社オリゼが、卵不使用の発酵マヨネーズ風調味料「麹マヨ®」の商標登録を取得した。健康志向やアレルギー対応ニーズが高まる中、販売開始から1年で累計1万本を突破。発酵技術を強みに市場拡大を狙う。

 

卵不使用マヨネーズ市場が急成長

企業発表によると、「麹マヨ®」は塩麹や醤油麹を配合し、卵を使わずに発酵由来のうまみを引き出した調味料である。楽天のマヨネーズジャンル週間ランキングで1位を獲得(2025年9月10日更新)し、販売開始から1年で1万本を超えた。
特許庁による商標登録は、独自性の高い商品名と発酵技術を保護する意味を持つ。オリゼは今後、百貨店やスーパーなど実店舗への販路拡大を進める方針を示している。

ヴィーガン対応でも“コク深い”

市場では卵不使用のマヨネーズが増えているものの、味の満足度を課題とする声は根強い。
「麹マヨ®」は豆乳をベースに麹を組み合わせることで、こってりしながら後味は軽いというバランスを実現した。「卵不使用とは思えない」「家族全員で同じものを食べられる」といった評価が寄せられているという。
麹の特性を活かしたうまみの再構築が、差別化の源泉になっている。

オリゼの発酵技術と“FIVE WIN”理念

 

同社は、生活者・生産者・地球環境・伝統文化・企業成長の5つの価値を同時に追求する「FIVE WIN」を掲げる。
米麹由来の食品開発を軸に、健康増進と循環型社会への貢献を目指し、グラノーラなどの製品を展開してきた。
「麹マヨ®」は、日常的に使われる調味料を入り口に、発酵文化を新たな形で普及させる商品と位置づけられる。

レシピ提案から新フレーバー展開へ

販売好調を受け、公式サイトではアレンジレシピの紹介を拡充している。今後は新フレーバーの開発や関連商品の展開も検討するという。
卵不使用のマヨネーズは、ヴィーガン対応やアレルギー対応といった市場の広がりを背景に拡大が続くとみられる。日本の発酵技術が、食の選択肢を豊かにする力を示す例となりそうだ。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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