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【FC大阪×ディエスジャパン】“ACT NOW on 0622”開催 地域とともに脱炭素を考えるスタジアムイベントが盛況

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多くの来場者様に「エコライフたんていだん!CO2をさがせ!」を楽しんでいただけました。
多くの来場者様に「エコライフたんていだん!CO2をさがせ!」を楽しんでいただけました。(提供:ディエスジャパン、以下同)

2025年6月22日、東大阪市花園ラグビー場で開催されたJ3リーグ「FC大阪 vs 福島ユナイテッドFC」戦にあわせ、脱炭素をテーマとするイベント「FC大阪 “ACT NOW on 0622” supported by ディエスジャパン」が実施された。地域密着型のサッカークラブと企業が連携し、楽しみながら気候変動対策を学べる機会として、多くの来場者でにぎわった。

 

地域密着のパートナーシップが生んだ脱炭素企画

イベントを主催した株式会社ディエスジャパン(本社:大阪府東大阪市)は、リユーストナーの製造・販売を主力とする環境配慮型企業。東大阪市を拠点とするプロサッカークラブ・FC大阪とは2020年よりPlatinumパートナー、2024年からはトップパートナーとして連携を深めてきた。共生社会の実現と環境課題への取り組みに共鳴し、両者の協働による啓発活動が今回のイベントにつながった。

 

暮らしの中の脱炭素を体験できる多彩なブース

イベント会場には企業・行政による体験型ブースが多数並んだ。たとえば、登プリント社は印刷端材やeco素材を使ったノートづくりのワークショップを開催。植田油脂は廃食油を活用した石鹸づくり体験を提供し、資源循環を身近に感じられる内容となった。環境省も参加し、「脱炭素すごろく」や「買いもんゲーム」などを通じて楽しみながら環境知識を学ぶ「脱炭素ミッションラボ」を展開した。

主催のディエスジャパンは、「エコライフたんていだん!CO2をさがせ!」と題したクイズ形式のブースを出展。家庭でのCO2排出量削減に向けた行動を当てる形式で、子どもから大人まで参加できる仕組みが好評を博した。正解者にはFC大阪選手の「のぼり旗」が抽選で当たる企画もあり、開始40分で抽選が終了するほどの盛況ぶりだった。

応援アイテムとサッカー教室で地域と一体感

試合当日は来場者先着5,000人に、ディエスジャパン製の「応援ハリセン」を配布。厚紙を折り曲げて作られたこの応援グッズは、会場を一層盛り上げた。

サッカー教室&エスコートキッズ
サッカー教室&エスコートキッズの様子

また、地域の子どもたちを対象にしたサッカー教室も開催。FC大阪の選手とともに約30名の子どもたちが汗を流し、試合前には44名がエスコートキッズとして選手と共に入場。スポーツと環境の融合が、家族や地域との絆をより深める場ともなった。

 

「ファストカーボン」で中小企業の脱炭素も後押し

ディエスジャパンは会計データからCO2排出量を可視化できるツール「ファストカーボン」も紹介。中小企業でも専門人材を配置せずにScope1〜3までの排出量を簡便に算出できるシステムとして、大阪府議会でも活用されている。

同社の植山宏治・経営企画室長は、「クイズは小さなお子様には難しかったかもしれませんが、家庭で脱炭素について話すきっかけになれば」と語り、今後もFC大阪とともに地域密着での脱炭素啓発に取り組む姿勢を示した。

脱炭素を「身近な行動」として伝えるこの取り組みは、企業・自治体・スポーツクラブが連携することでこそ実現可能となる。東大阪から始まる小さな一歩が、やがて大きな社会変革につながっていくことを期待したい。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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