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「春の門出に舞う雪」 東京都心で積雪の予報、卒業式の移動や防寒対策に注意

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春の雪舞う都内 式典へ向かう親子
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東京都心を含む関東地方では、3月4日夜から5日朝にかけて積雪の可能性があり、特に東京23区の西側では雪が積もる恐れが高まっています。都心での3月の積雪は珍しく、今回の降雪は南岸低気圧の影響によるものです。これに伴い、交通機関の乱れや路面凍結による事故のリスクが懸念されています。

 

東京都心で3月に積雪がある場合の特徴

3月は冬の厳しさが和らぎ始める時期ですが、過去には例外的に大雪が降ることがありました。東京都心では、春の兆しを見せるこの時期に雪が積もると、路面凍結が発生しやすくなるのが特徴です。日中の気温が上昇し、雪が溶けて路面が濡れる一方で、夜間や早朝にかけて気温が再び下がることで、路面がアイスバーン化する恐れがあります。

特に、都内では除雪作業が万全ではないため、降雪量が少なくても影響が大きいとされています。普段は雪の影響を受けにくい東京都心でも、坂道や日陰の部分では雪が残りやすく、翌朝の通勤・通学時に注意が必要です。

過去の3月における東京都心の積雪事例

東京都心では、3月に積雪を記録した事例がいくつかあります。例えば、1986年3月23日には南岸低気圧の通過により東京都心で9cmの積雪を観測しました。また、1984年3月には昭和59年豪雪と呼ばれる大雪があり、東京都心で22cmの積雪が記録されています。

今回の雪は、それらの過去の大雪と比べると少ない予報ですが、都市部の雪は少量でも影響が大きく、交通機関の乱れや転倒事故の発生リスクが高い点に注意が必要です。

積雪予想と影響範囲

今回の降雪は、本州の南を通過する南岸低気圧の影響によるもので、東京23区の一部では3cm程度の積雪が予想されています。また、関東北部の山地では30cm、関東南部の平地でも8cmの降雪が見込まれており、広範囲で積雪の影響を受ける可能性があります。

特に、杉並区・世田谷区・板橋区など東京23区の西側では積雪のリスクが高く、公共交通機関の運行にも影響が出る恐れがあります。5日の日中には雪が雨に変わる見込みですが、天候の回復が遅れる可能性があり、交通機関の乱れには注意が必要です。

路面凍結のリスク

5日の朝にかけて気温がさらに低下し、路面凍結の恐れがあります。特に、日中に溶けた雪が再凍結することで、ブラックアイスバーンと呼ばれる見えにくい氷の層ができ、転倒やスリップ事故が発生しやすくなります。地上の気温が2℃でも、地面の温度は0℃近くまで下がるため、特に橋の上やトンネルの出入り口などでは凍結しやすくなる

また、東京都内では雪対策が万全ではないため、歩道の一部が凍結したり、駅の階段などが滑りやすくなる可能性が高い。朝の通勤・通学時には特に慎重な移動が求められます。

 

「白銀の祝福」— 卒業式シーズンの積雪、移動時の安全対策と防寒のポイント

3月上旬は、多くの学校で卒業式が行われる時期ですが、東京都心では積雪の影響により、式典に向かう際の移動や防寒対策が重要になります。特に雪や路面凍結の影響で足元が滑りやすくなるため、子どもや保護者は細心の注意が必要です。

式典へ向かう際の注意点

  • 滑りにくい靴を履く(ヒールの高い靴は避け、滑り止めがついた靴を選ぶ)
  • 時間に余裕を持って家を出る(交通機関の乱れを考慮)
  • バスや電車の最新運行情報を確認(遅延・運休の可能性あり)
  • 転倒防止のため、ゆっくり歩く(階段や坂道は特に注意)
  • 式典中の防寒対策を考える(カイロ・膝掛け・ショール・手袋などを用意)

特に、晴れ着やフォーマルな服装で出席する場合、裾を踏まないよう気を付けることも大切です。子どもが足元を取られないよう、手をつないで移動するなどの対策を取ると良いでしょう。

式典中の防寒対策 – おすすめのアイテム

屋外での待機時間や、換気をしている会場内では冷え込みが厳しくなる可能性があります。特に雪の影響で体温が奪われやすくなるため、防寒対策を万全にしておくことが大切です。以下のアイテムを活用すると、冷え対策がしやすくなります。

  • カイロ(貼るタイプ・ポケットタイプ) – 背中やお腹に貼ると効果的。手元が冷えやすい場合は、ポケットに入れるタイプもおすすめ。
  • 膝掛け・ショール – 式典中に膝の上にかけるだけで寒さを軽減。フォーマルなデザインのものを選ぶと式典にもなじむ。
  • インナー手袋 – フォーマルな装いでも目立ちにくく、指先の冷え対策に最適。
  • タイツ・ストッキングの重ね履き – 屋外の移動時の防寒対策として有効。
  • 耳あてやネックウォーマー – 式典前の移動時の寒さ対策として活用すると快適。

特に、小さな子どもは大人よりも体温調節が難しいため、厚着をさせたり、ブランケットを持参するなどの工夫が必要です。

 

今回の降雪は5日の日中には雨へと変わる見込みですが、朝の通勤・通学時間帯に影響が及ぶ可能性があるため、最新の情報を確認しながら慎重な行動を心掛けることが重要です。

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SHOEHORN くつべらマン

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