FIXERとさくらインターネットは、生成AI(人工知能)で協力することで基本合意した。FIXERが提供する生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」をさくらネットが提供する「さくらのクラウド」上で稼働できるようにする。
従来の日本の生成AIは海外のクラウドを利用していた。「さくらのクラウド」を活用することにより、日本国内でデータの保管や通信を完結させられるという。
サービス名は「GaiXer on さくらのクラウド」。従来型の生成AIに比べて機密性や信頼性がさらに高くなるため、省庁や自治体、金融機関、病院などデータの機密保持を重視する企業や組織などでの利用が見込まれる。
FIXERの松岡清一社長は「今回の連携により、より安全に安心してガイザーを利用してもらえる環境を提供できる」としている。さくらネットの田中邦裕社長は「生成AI需要に応えていくための、より安全性の高いサービスの提供は急務だ」とした。