
会場周辺は前日からファンで埋め尽くされ 札幌が嵐色に染まる
公演前日の12日から札幌市内は異様な盛り上がりを見せた。
新千歳空港にはメンバーカラーのうちわやグッズを持ったファンが全国から続々と到着し、空港内のお土産店では嵐カラーをイメージした限定商品やリボン付きギフトが並び、ファンへのお土産として人気を集めた。会場となる大和ハウス プレミストドーム周辺では大規模な交通規制が実施され、グッズ販売ブースに朝から長蛇の列ができ、プレ販売や当日販売で多くのファンが殺到した。
コンビニや飲食店もファンで溢れ返り、街中の飲食店では「客はほとんど嵐ファン」という声が上がるほどだった。羊ヶ丘展望台などの聖地巡礼スポットでは、メンバーカラーをイメージした王冠付きの雪だるまがクラーク像前に並べられ、「嵐の桜」と呼ばれる桜の木周辺が除雪されてファン向けに開放された。
ファンは思い出の場所で写真を撮ったり、互いにエピソードを語り合ったりする姿が目立ち、「嵐で人生を豊かにしてもらった」「幸せと感動をありがとう」との感謝の声が飛び交った。
街中やショップでも嵐仕様の装飾が見られ、白い恋人パークなどの施設ではメンバーカラーに合わせた限定パッケージ商品が期間限定で販売され、北海道全体が歓迎ムードに包まれた。
SNS上では「うれしいけど寂しい」「おかえり嵐」「新千歳空港が嵐ムードで嬉しすぎた」といった投稿が相次ぎ、会場入り口付近では自然と嵐コールが発生した。3日間で約15万人の動員が見込まれる札幌公演は、ホテル価格の高騰や交通機関の増便(地下鉄臨時便や航空機の深夜便など)も伴い、経済効果が大きい。
遠方から洞爺湖や小樽を経由して訪れたファンからは「5人が幸せならそれでいい」と涙ながらに語る人も多く、開演を待つ興奮が街全体を駆け巡った。札幌は完全に嵐一色に染まり、ラストツアーの特別な雰囲気が街を覆っていた。
33曲の豪華セットリスト 定番曲中心にファン涙
公演はアンコールなしの本編で締めくくられたが、内容は圧巻だった。オープニングは「Love Rainbow」で幕を開け、懐かしい楽曲から比較的新しいナンバーまでを織り交ぜた構成に会場は沸いた。メンバーズセレクション曲も取り入れられ、ファンへの感謝が込められた選曲が印象的だった。セットリストの主な流れは次の通り。
- Love Rainbow
- 言葉より大切なもの
- Lucky Man
- Troublemaker
- Believe
- Whenever You Call
- カイト
- One Love
- Yes? No?
- 僕が僕のすべて
- サヨナラのあとで
- つなぐ
- P・A・R・A・D・O・X
- CARNIVAL NIGHT
- エナジーソング
- スケッチ
- Oh Yeah!
- ハダシの未来
- 果てない空
- A Day in Our Life
- GUTS!
- Monster
- Truth
- 迷宮ラブソング
- ワイルドアットハート
- Step and go
- Love so sweet
- PIKA☆☆NCHI DOUBLE
- マイガール
- ARASHI
- 感謝カンゲキ雨嵐
- Happiness
- Five
ラストを飾った「Five」では5人が揃ってファンに感謝を伝え、ステージを後にした。
嵐コールが鳴り止まない中、会場は一体感に包まれ、多くのファンが「最高のスタートだった」と感想を漏らした。定番曲の連発が逆に「変わらない嵐」を象徴し、涙を誘う場面が続いた。
メンバーそれぞれの言葉に会場号泣 変わらぬ絆を実感
MCパートでは各メンバーが個性を発揮しつつ、互いの絆を再確認するような発言が相次いだ。
相葉雅紀は「嵐は僕のすべて」と静かに語り、会場全体が涙に包まれた。優しい笑顔でファンに語りかける姿に、多くの人が「相葉くんの言葉に救われた」と感じた。櫻井翔は安定したトークで場をまとめ、「翔くんのMCが安心感を与えてくれる」との声が寄せられた。
二宮和也は深夜リハーサルのエピソードを披露し、天然なボケを交えながらも変わらないチームワークを強調した。大野智はリーダーらしい静かな存在感でステージを見守り、ソロパートでの表現力に「神々しい」「6年ぶりとは思えない」と絶賛の声が上がった。
松本潤は円陣の中心で演出をリードし、カメラ目線やファンサービスに「潤くんが最後まで全力で愛を届けてくれる」と興奮の声が続出した。5人が互いのエピソードを軽くからかいながらも感慨深く語る様子は、27年という歴史を象徴するものだった。初日ならではの緊張と喜びが混ざり、会場は笑いと涙に包まれた。
全国五大ドームを巡るツアー ファンと共に最後まで走り抜ける
初日公演は嵐の歴史を凝縮したような内容で幕を閉じた。
会場を後にするファンからは「無事に最後まで走り抜けてほしい」「ありがとうの気持ちでいっぱい」との声が上がり、札幌は嵐フィーバーに沸いた。これから東京、名古屋、大阪などを巡るツアーだが、初日から見せた熱気が続けば、ファイナルの東京ドーム公演まで最高の盛り上がりになるだろう。
嵐はファンに直接感謝を伝えるためにこのツアーを選んだ。5人が揃う最後のステージを、ファンと共に共有する時間は、これからも多くの心を動かし続けるに違いない。



