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元乃木坂・高山一実とふくらPがスピード離婚 結婚1年4カ月で選んだ「前向きな決断」の背景

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高山一実
高山一実さん Instagramより

元乃木坂46のタレント高山一実(31)と、知的エンタメ集団QuizKnockの中心メンバーふくらP(32)が離婚していたことが分かった。結婚発表からわずか1年4カ月というスピード離婚。その背景には何があったのか。2人の歩みと決断の意味を整理する。

 

七夕婚から1年4カ月 公表された離婚の経緯

元乃木坂46のタレント高山一実(31)と、知的集団QuizKnockのメンバーであるふくらP(32)が離婚したことが27日深夜、明らかになった。

離婚を発表したのは高山のInstagramで、「前向きに話し合いを重ねた結果、それぞれの道を歩むことになりました」と報告した。スポーツ紙のスポニチによると、実際の離婚は11月に成立しており、周囲にも同様の説明をしていたという。
昨年7月7日の七夕に結婚を発表した2人は、交際から結婚までを通じて「知的好奇心」という共通項で結ばれていたカップルとして知られていた。それだけに、結婚からわずか1年4カ月でのスピード離婚は、ファンや関係者に少なからぬ衝撃を与えている。

 

七夕婚で注目集めた異色カップル

2人の結婚が大きな注目を集めた理由は、単なる有名人同士の結婚という枠を超え、「知的好奇心」という明確な共通軸を持った関係性にあった。元アイドルとクイズ界の知的スターという組み合わせは、従来の芸能ニュースの文脈では異色であり、そこに新鮮さがあった。

高山は乃木坂46在籍時から読書家として知られ、バラエティ番組でも独特の言語感覚や思考の柔軟さを発揮してきた。一方、QuizKnockの一員として活躍するふくらPは、難解な知識を分かりやすく伝える構成力と親しみやすさで支持を集めてきた。2人の関係は、知識や思考を楽しむ姿勢そのものが重なり合った結果と受け止められていた。

交際中から、テレビ朝日系のクイズ番組クイズプレゼンバラエティー Qさま!!での共演を通じ、互いを尊重し合うやり取りが印象に残った視聴者も多い。結婚後は、ふくらPのYouTubeチャンネルに高山が登場し、夫婦で謎解きに挑む企画も配信された。肩肘張らない掛け合いと自然体の雰囲気は、「理想的な知的パートナー」として好意的に受け止められていた。

発表文に謎解きの要素を盛り込む演出も、2人らしさを象徴していた。形式的な報告ではなく、共有してきた世界観を言葉に落とし込む姿勢は、多くのファンにとって印象深い出来事だった。その分、今回の離婚報告は、「あの2人でも難しかったのか」という率直な驚きとともに受け止められている。

 

高山一実のプロフィールと歩み

高山一実は1994年2月8日生まれ、千葉県出身。2011年に乃木坂46の1期生としてデビューした。グループ在籍中は選抜常連という立ち位置ではなかったものの、親しみやすい人柄とトーク力で存在感を発揮。バラエティ番組やラジオでの活躍を通じて、幅広い層から支持を集めた。

2021年に乃木坂46を卒業後は、タレント、司会者、作家として活動の幅を拡大。エッセー執筆や読書家としての一面も知られ、知的好奇心の強さは以前から際立っていた。その延長線上にあったのが、QuizKnockという存在であり、ふくらPとの出会いだった。

 

ふくらPの経歴と知的エンタメの顔

一方のふくらPは1993年8月7日生まれ。東京工業大学出身で、クイズを軸にしたエンターテインメント集団QuizKnockの立ち上げ期から中心メンバーとして活躍してきた。論理的思考力と柔らかな語り口を併せ持ち、テレビ出演やYouTubeを通じて「知的で親しみやすい存在」として人気を確立している。

クイズ制作や企画構成にも深く関わり、QuizKnockのブランド形成に大きく寄与してきた人物でもある。結婚後も仕事のスタイルは変えず、夫婦共演を通じて新たなファン層の開拓にも成功していた。

 

価値観の違いと「前向きな話し合い」

関係者によると、結婚後しばらくしてから2人の間で価値観の違いを感じる場面が増えていったという。「結婚してから、生活の細かな部分で考え方の違いが見えてきたようだ。2人で何度も話し合いを重ね、最終的に離婚という結論に至ったと聞いている」と関係者は話す。

価値観の違いは、多くの夫婦に共通する課題でもある。恋愛期間中は相手に合わせることで乗り越えられていた違和感が、共同生活の中で次第に顕在化することは少なくない。常に一緒に過ごすからこそ、無理を重ねることが難しくなり、互いの価値観をどこまで尊重できるかが問われる。

2人はその過程を、あえて詳細に語ることはしていない。赤の他人同士が生活を共にすることの難しさを踏まえ、「価値観の違い」という言葉に集約した説明は、一定の成熟を感じさせる対応でもある。

 

スピード離婚が示す現代的選択

結婚から1年4カ月での離婚は、いわゆるスピード離婚に分類される。ただ、今回のケースでは不仲やトラブルが強調される形ではなく、「前向きな決断」として整理されている点が特徴的だ。無理に関係を続けるのではなく、早い段階で方向転換を選ぶことも、現代の結婚観の一側面と言える。

高山、ふくらPともに、今後もそれぞれの分野で活動を続けていく見通しだ。ファンにとっては残念な知らせである一方、2人が熟慮の末に下した決断として受け止める声も少なくない。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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