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【NHK紅白歌合戦】嵐は出場見送りへ 白組“最後の1枠”に玉置浩二が浮上

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玉置浩二&安全地帯オフィシャルサイトより

大みそかの放送まで半月あまりに迫った『第76回NHK紅白歌合戦』。白組の出場枠を巡り、最後まで名前が挙がっていた嵐が、今年の紅白には出場しない見通しとなった。活動再開後初、そして“最後の紅白”を期待する声が高まっていただけに、その行方に注目が集まっていた。

一方、空いた白組“最後の1枠”には、圧倒的な歌唱力で知られる玉置浩二の名前が浮上。さらに星野源は特別企画での出演が決まり、紅白の舞台裏は終盤に向けて慌ただしさを増している。

 

 

放送まで半月、紅白を包む“静かなざわめき”

大みそかの夜まで、あと2週間あまり。年の瀬の風物詩『第76回NHK紅白歌合戦』をめぐり、例年以上に視線が集まっている。
11月14日に出場歌手が発表され、HANAやFRUITS ZIPPER、M!LKといったフレッシュな顔ぶれに加え、来年から“コールドスリープ”に入るPerfume、常連の福山雅治らが名を連ねた。

華やかなラインナップが話題を呼ぶ一方、会見後から水面下で囁かれていたのが、白組の「空白の枠」だった。

 

「紅白の顔」嵐に集まった最後の期待

発表時点で、紅組が20組、白組は17組。残る数枠を誰が埋めるのか、ファンの関心は一気に高まった。
中でも名前が挙がり続けたのが嵐だ。

2009年から2020年の活動休止まで、一度も欠場することなく出場を続け、グループで司会を5度務めた存在。まさに紅白の象徴ともいえる。
今年5月にグループ活動を再開し、来春のライブをもって活動終了を宣言しているだけに、「最後の紅白」を期待する声が自然と膨らんでいった。

「復帰後、まだ音楽番組には出演していない。紅白ほど帰る場所としてふさわしい舞台はないでしょう」
スポーツ紙記者はそう語っていた。

 

嵐は欠場へ…理由は「準備が整っていない」

しかし12月15日未明、サンケイスポーツが嵐の不出場を報じた。
記事によると、関係者は理由について「グループとして歌唱パフォーマンスにブランクがあり、まだ準備が整っていない」と説明したという。

事実であれば、ファンが待ち望んだ紅白ラストステージは幻に終わることになる。
期待が大きかった分、静かな落胆が広がった。

 

白組「最後の1枠」に玉置浩二の名

嵐の不在が濃厚となる中、白組の残る1枠を巡って浮上しているのが玉置浩二だ。
女性自身によると、安全地帯として2度、ソロでは3度出場しており、今回はソロでの出演になるという。

67歳となった今も、衰えを感じさせない歌声。
出場のたびにSNSでは「魂を揺さぶられた」「今年一番の名場面」といった声が並ぶ。

「玉置さんが2年連続で出演するのは初めて。今年はNHK放送100周年という節目でもあり、番組としても“核”になる存在ではないでしょうか」
音楽関係者はそう明かす。

ただし、白組の出場歌手は玉置浩二で最後とされる一方、特別枠の発表はまだ残されているという。さらなる大物が控えている可能性も否定できない。

 

星野源は特別企画で京都から出演

こうした動きと並行して、スポーツ報知は16日、星野源が特別企画として紅白に出演すると報じた。
歌唱の舞台は京都・宇治市のニンテンドーミュージアム。披露するのは「創造」だ。

昨年は、映画監督を巡る報道を受け、本番5日前に曲目を変更するという異例の対応があった。今年はその反省も踏まえ、NHK側と丁寧な話し合いを重ねてきたという。
なお、歌唱は事前収録となり、生中継ではない。

 

嵐不在でも、紅白は“見どころ”を失わない

嵐の出場を待ち望んでいた視聴者にとって、寂しさは残る。
しかし、玉置浩二の歌声、星野源の特別演出といった見どころが積み重なり、紅白は静かに、しかし確実に年の瀬へと歩みを進めている。

白組最後の1枠、そして特別企画の全貌が出そろう瞬間まで、視線は離せそうにない。

 

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ライター:

広告代理店在職中に、経営者や移住者など多様なバックグラウンドを持つ人々を取材。「人の魅力が地域の魅力につながる」ことを実感する。現在、人の“生き様“を言葉で綴るインタビューライターとして活動中。

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