
脳出血による手術と長い療養生活を経て回復を続ける俳優・清原翔(32)が、ファッション誌「MEN’S NON-NO(メンズノンノ)」の2026年1・2月合併号に登場した。
同誌公式SNSで公開された最新の姿には、「おかえり」「自然な笑顔に泣ける」といった声が数多く寄せられ、ファンの間で大きな話題となっている。復帰への期待が再び高まる中、その撮影の裏側と、清原の歩んできた道のりに注目が集まっている。
脳出血から5年、清原翔が見せた新たな一歩
2020年に脳出血で倒れ、緊急手術を受けて以来、清原翔は長期にわたり療養生活を続けてきた。倒れた当時は27歳。若くして突然の病に直面し、3度の手術を経た日々は、ファンだけでなく業界関係者にも大きな衝撃を与えた。
その後は治療とリハビリに専念し、徐々に体調が回復。2023年以降の誕生日には、ゆっくりと近況を報告する投稿が増え、2024年には友人に囲まれた姿も公開されるなど、落ち着いた笑顔が戻りつつあった。そして今回、久々の大きなメディア登場となる「メンズノンノ」への出演が明らかになり、ファンの間には“待ち続けた瞬間がついに来た”という空気が広がっている。
「清原、最近どう?」編集部の願いが形に
今回の撮影は、編集部全員の「清原にまた誌面に出てほしい」という思いからスタートしたという。専属モデルとして活躍していた当時の姿を知るスタッフにとって、清原は誌面の象徴のひとりでもあった。
「清原、最近どう?」という企画タイトルには、ただの近影紹介ではなく、彼をずっと気にかけ、もう一度“ここに戻ってきてほしい”という願いが込められている。編集部が送ったオファーに対し、清原は療養中にも関わらず快諾。その返信には、支えてきた周囲への感謝や、少しずつ前に進もうとする彼の決意が滲んでいたとみられる。
旧友モデルとの再会で生まれた自然な笑顔
今回の撮影を担当したのは、ウェブ連載「中田撮」で知られる中田圭祐。さらに、専属モデル時代からの旧友である守屋光治も同行した。心を許した仲間たちに囲まれることで、スタジオには穏やかで温かな空気が流れたという。
現場では終始、笑い声が絶えなかったとされ、清原は久々の撮影でありながら緊張を見せる場面はほとんどなかった。公開された写真では、ヒゲをたくわえながらも柔らかい笑顔を浮かべ、以前よりも健康的な印象を与える。首元がすっきりしていることにも言及が集まり、「回復していることが伺える」「表情が自然で涙が出た」という反応も多かった。
普段から投稿しているインスタグラムでも友人たちと過ごす時間が増えており、仲間の存在が精神的な支えになっている様子が伺える。今回の撮影は、清原自身にとっても「戻るべき場所に帰ってきた」という安心感があったのかもしれない。
SNSで広がる安堵と喜びの声
SNSには、撮影ショットの公開直後からコメントが殺到した。「おかえりなさい」「かっこよすぎる」「自然な笑顔が見られて本当に嬉しい」といった喜びの声が次々と寄せられている。
特にファンの間で注目されたのは、清原の表情が“以前と変わらない明るさで輝いている”という点だ。「これまでの写真の中で一番元気そう」「こんな表情が見られる日をずっと待っていた」という声も目立つ。また、一部では「仲間がそばにいることが本当に大きい」「人の支えが回復を後押ししてきたんだと思う」といった、清原の周囲の人間関係に温かい視線を向けるコメントも多く見られた。
かつて共演した著名人との関係や、長く清原を見守ってきたファンの声が次々と投稿され、SNS上ではひとつの“祝福の輪”のような空気が広がっている。
仲間に支えられた療養の日々と今後への期待
清原は2020年6月、感染性心内膜炎による脳出血で倒れ、立て続けに3度の手術を受けた。若くして経験した大きな病は、身体だけでなく精神面にも大きな影響を与えたとみられるが、友人や支えてきたスタッフの存在が、その回復を後押ししてきた。
所属事務所は2021年の発表で「脳に異常はない」と報告しており、医師の指導のもとでリハビリに取り組む日々が続いている。時間はかかったが、確実に「清原翔らしさ」を取り戻しつつある様子が、近年の投稿や今回の誌面を通じて伝わってくる。
今回の「メンズノンノ」出演は、本人にとってもファンにとっても大きな節目であり、復帰への期待が再び高まる契機となった。編集部は「中田だから撮れた素顔の写真、守屋とのゆるいやり取り、そして清原本人からのメッセージをぜひ誌面で読んでほしい」と呼びかけている。
ゆっくりだが確実に歩み続ける清原翔。その一歩を照らすような誌面が、ファンの大きな励ましとなっている。



