
かつてフランスで“ル・マンの太陽”と呼ばれ、華麗なテクニックで観客を魅了したサッカー元日本代表・松井大輔(44)。そのプレーは独創的で、誰にも縛られない自由奔放さが最大の魅力だった。
しかし家庭では、その「自由さ」が裏目に出た。今年8月、妻で女優の加藤ローサ(40)と突然の離婚を発表。だが離婚から間もないタイミングで投稿した豪華な会食写真が、ネット上で大炎上している。「父親としての責任感がゼロ」「俺様すぎる」「クソすぎる」と非難の声が殺到し、かつての英雄は今や批判の的だ。
豪華すぎる顔ぶれも空回り
食事会には、女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里(42)、ボクシング世界4階級王者の井岡一翔(36)、サッカー元代表の田中隼磨(43)、日米でプレーした元プロ野球選手の西岡剛(41)、さらに現役高校生ゴルファーの畠田瑠(18)という、豪華すぎる顔ぶれが集まった。スポーツ紙記者も「日本を代表するトップアスリートの集まりで、さぞ盛り上がったでしょう」と語る。
しかし、インスタに投稿された写真を見た世間の反応は真逆だった。
コメント欄には《離婚して自由になったと勘違いしている》《父親の顔がまるで見えない》《豪華な仲間に囲まれて自分を大きく見せたいだけ》といった辛辣な声があふれた。豪華メンバーが逆に「浮かれすぎ」と映ってしまったのだ。
離婚の舞台裏と“俺様生活”
松井と加藤の結婚は2011年。当時フランスのチームに所属していた松井との遠距離恋愛を経て、交際半年でのスピード婚だった。二人の間には二人の子どもも生まれ、一見幸せな家庭に見えた。
しかし今年8月、加藤が『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演し、突然の離婚を公表。籍を抜いたものの「今後も同居を続ける」という異例の形態に驚きが広がった。
番組内で加藤は「彼は相変わらず自分の好きなことを追いかけている」と語り、夫への不満を滲ませた。さらに加藤は過去のインタビューで《とにかく“俺様”な人。一緒に住んでみたら想像以上に俺様だった》と語っていた。つまり、結婚生活の破綻は時間の問題だったともいえる。関係者は「松井さんはチームの戦術より自分の感覚を優先する選手で、その気質が家庭にも出ていた」と指摘する。
ネットで飛び交う「クソすぎる」の声
松井のインスタ投稿は火に油を注いだ。ネットニュースのコメント欄には、《こんな飲み会帰りの父親に「おかえり」とは言えない》《離婚した直後に能天気な投稿、ローサさんが気の毒すぎる》《子どもより自分の楽しみ優先なんだろう》《やっぱりクソだったか》といった声が殺到。
SNSでは《自分時間第一主義の典型》《家庭を顧みない自由人》《子どもが成長したらどう感じるのか》と、父親としての責任を疑問視するコメントが目立つ。特に女性ユーザーからは「ローサは子どものために耐えたに違いない」と同情が集まり、松井への評価は急落した。
自己中心的エピソードの数々
報道によれば、松井は家庭よりも常に「自分優先」だったという。試合や練習がオフになると、真っ先に自分の趣味や交友関係に没頭。家庭で過ごす時間は二の次で、妻や子どもに目を向けることは少なかったとされる。
スポーツライターは「ピッチ上では観客を魅了する“自由人”でも、家庭では“ただの自己中”。周囲がついて行けないのは当然です」と語る。ネット記事でも「加藤が長年耐えてきたのは、彼の“俺様気質”に尽きる」と分析されている。
離婚直後に見せた“無神経な笑顔”
今回の会食投稿が批判を集めた背景には、離婚発表から時間が経っていないこともある。家庭崩壊の報がまだ尾を引く中での「豪華メンバーとの浮かれた笑顔」──その無神経さが世間の逆鱗に触れた。
スポーツ紙記者は「松井さんに悪意はなかったでしょうが、離婚直後に父親としての姿を見せない投稿をすれば批判が出るのは当然」と冷静に分析する。しかしネットでは《これだから俺様男は》《家庭を壊しても平気なタイプ》といった言葉が飛び交い、イメージ悪化は避けられなかった。
現役時代、松井はフランスのファンから“ル・マンの太陽”と呼ばれ、サムライブルーの一員として南アフリカW杯でも存在感を示した。その姿は今もファンの記憶に刻まれている。
だが現在は、“俺様気質で家庭を崩壊させた男”として冷ややかな視線を浴びている。かつての輝かしい栄光と、今の転落ぶり。そのギャップこそが世間の落胆を増幅させているのだろう。
今回の炎上は、松井にとって単なるアンチの声では済まされない。父親としての責任を果たさず、自由気ままな“俺様生活”を続ける限り、批判は収まらないだろう。かつてのヒーローが再び信頼を取り戻すためには、サッカーの華麗なプレーではなく、家庭に対する誠実な姿勢こそが必要だ。