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ゆりにゃ騒動新展開 揺れる天宮しゅな証言 たいちくん「性加害は事実無根」と釈明も盗撮・浮気・妊娠は事実 

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天宮しゅなさん
天宮しゅなさん(Instagramより)

アイドルプロデューサーでありインフルエンサーのゆりにゃ氏が、パートナーである斎藤太一氏(通称たいちくん)との関係を断絶すると表明してから、事態はさらなる混迷を見せている。2025年8月1日から2日にかけて、YouTuber・コレコレ氏による配信が行われ、被害を訴えるアイドル・天宮しゅな氏の肉声が公開されたことで、性加害の疑惑はより生々しい証言とともに可視化された。

一方で、たいち氏は2日から夜にかけて数度の反論声明を発表し、「性行為は同意の上であった」と真っ向から反論している。

 

盗撮の謝罪と妊娠への金銭提示 浮かび上がる“支配構造”

事件の内容を整理すると、当初コレコレ氏の配信では、もともと天宮氏が「寝ている間にたいち氏に服を脱がされ、胸の動画を盗撮された」と証言し、それが録音データでも確認されたことが明かされた。たいちくんは通話のなかで「ごめん、好きすぎて頭おかしくなってた」と発言しており、盗撮の事実については全面的に認めている。

さらに、その後の宿泊時に首を絞められながら性行為をされたと主張し、妊娠が判明した後には、たいちくんから100万円での示談交渉や「ゆりにゃには言わないで」という口止めがあったと述べている。

詳しくは末尾の初報記事でお伝えしています

 

たいちくん自身が「池袋の産婦人科に行ってくれ」「お金はカバンに入れておくから」とLINEで送っていた事実も示されており、事後対応において加害性が見られる点は否定しがたい。

なお、妊娠判明後に実際に中絶手術が行われたことについては、病院の記録ややり取りが本人側から提示され、一定の裏付けが取られている。

 

元彼の存在が浮上 「妊娠はたいち氏ではなかった」可能性も

しかし、1日のコレコレの配信で妊娠した子どもの父親がたいち氏ではない可能性が浮上している。天宮氏は配信中に、アイドル活動を始める前に交際していた元彼と「4月まで連絡を取っていた」と述べ、性交渉の有無については「正直覚えていない」と語った。元彼とコレコレのLINEでは当初最後に天宮しゅな氏と会ったのは6月と答えた後に、4月に訂正しており、リスナーに怪しさを植え付けることに。

いずれにしろ、元彼の存在により、ゆりにゃ宅での行為より前に妊娠していた可能性が指摘され、ネット上では「そもそもたいちくんの子ではなかったのでは」との見方も広がっている。

ただし、たいちくん自身が天宮しゅな氏に謝罪を繰り返しているLINEの内容や妊娠発覚後に検査薬を用意し、病院に行くよう促していた行動から、「自分の子どもである」と認識していた可能性が高いとされる。

この点で「性的同意があったか否か」とは別に、「本人の認識として責任を回避できなかった性加害の要素は強い」とする見方をコレコレ氏はとっていた。

 

たいち氏が2日に声明発表 「性加害は事実無根」と反論

こうした中、たいちくんは2日に声明文を発表した。内容は、「ゆりにゃ氏が述べた『おおむね事実』という表現は誤解を招くものであり、性的同意はあった」「恋愛関係に近い関係値が1カ月あった」と強調したものである。

実際に、性加害が行われたとされる日以降も、天宮しゅな氏からまた泊まりに行きたい旨記されたLINEなどを「エビデンス」として開示。

ただし、その証拠として提示されたLINEのやり取りは、コレコレ氏の配信では一部削除履歴があると疑われており、検証可能性に乏しい。本人は「証拠は今後すべて開示する」としているが、現時点での公開内容は限られている。

声明では「最低な29歳デブおじさん」であることは認めるとも記され、SNSでは「反省しているようでしていない」「加害者意識がない」との批判が噴出した。

 

ゆりにゃの立場と決別宣言 「同意かどうかは関係ない。裏切りがすべて」

一方、被害者とも当事者とも位置づけられてきたゆりにゃ氏は、性加害があったか否かに関係なく「浮気は事実」であるとしてたいちくんとの決別を表明している。

LINEでのやりとりでは、「不同意性交なのかどうかってゆりかからしたら同じく浮気です」「さよなら、死んでください。」と詰問。たいちくんが「たいちくんは会議でも認めてなかったよね?しゅなへの不同意性交の件を、ゆりかへの浮気と一緒にしないで」と、自身を一人称で「たいちくん」呼びする不気味さを醸しながら懇願するも「考えたくもない……気持ち悪いです」「どちらにしろ人の人生めちゃくちゃにしてどの面下げて言ってんだ」と一顧だにしなかった。精神的に追い込まれている様子がうかがえるものの、暴言の重さも当然のものと受け止められている。

 

ゆりにゃだけが傷ついた構図 しゅな・たいち双方に責任はないのか

SNS上では、「しゅなは幸せになったけど、ゆりにゃの人生はめちゃくちゃ」「裏切った2人というのが実情では?見てられない」「たいちくんは最悪だけど、しゅなも相当ヤバい」といったコメントが相次いでいる。ゆりにゃ氏が涙ながらに「ゆりかの人生はめちゃくちゃだ」と書いたストーリーの背景には、信じていた相手からの重層的な裏切りがあったことが見て取れる。

 

現時点での構図整理 浮気・盗撮・妊娠は事実、性加害は捜査中

証拠や証言に矛盾がある中でも、以下の点は現時点で争いがない。

たいちくんは、天宮しゅな氏の胸部を盗撮し、通話で謝罪している。妊娠検査薬の購入や病院費用の提示も事実である。性行為の有無についても否定はしておらず、問題は同意があったかどうかに絞られている。

一方、妊娠については元彼との関係が影を落としており、子の父親が誰であったかを確定することは難しいとされている。被害届はすでに提出されており、現場検証も行われていることから、今後は司法の判断が待たれる局面に入っている。

浮気をされた当事者としてゆりにゃ氏が最も深く傷ついたことに疑いの余地はなく、その意味で、今回の騒動は性加害の有無を超えて「裏切りの構造」として記憶されることになるかもしれない。

 

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寒天 かんたろう

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ライター歴26年。月刊誌記者を経て独立。企業経営者取材や大学、高校、通信教育分野などの取材経験が豊富。

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