週刊文春が1月25日に報じた中居正広の女性トラブルに関連する新たなスクープで、フジテレビの編成幹部A氏が主催したバーベキューパーティーにおける接待疑惑が浮上した。このパーティーでは、中居正広や笑福亭鶴瓶、ヒロミが参加し、若手女子アナやX子さんが「接待役」として扱われたとされている。
X子さんの証言によると、編成幹部A氏は女子アナやX子さんを特定の男性タレントの周囲に配置し、接待のような役割を求めていたという。X子さんは後日、「キャバクラ嬢のように扱われて非常に嫌な気持ちになった」と友人に語っており、業界内に根強く残る接待文化が改めて問われている。
さらに、A氏が中居とX子さんを引き合わせる場を何度もセッティングしていたことや、事件当日の動向についても報じられているが、その詳細については週刊文春本誌に譲りたい。
今回の報道が明るみに出たことで、フジテレビ側が否定していた社員の関与について改めて是非が問われる状況となっている。
笑福亭鶴瓶とヒロミの証言に波紋
笑福亭鶴瓶は文春の取材に対し、「中居を信じる、それだけや……」と語っているが、この言葉が持つ意味について、SNSでは「中居の潔白を信じているのか、それとも問題を黙認しているのか」といった疑問が広がっている。
一方、ヒロミはパーティーの存在を認めつつ、「X子さんが参加していたかは覚えていない」と証言した。当日はバーベキューの火起こしに注力するなど接待を受けていると思わしき描写はなかった。しかし、「ワイドナショーで何度も共演しているのに記憶がないのは不自然」との声が相次いでいる。
フジテレビと業界全体の問題提起
フジテレビは、記者会見や公式声明で社員の関与を否定しているが、A氏の行動や被害者の証言から信頼性が揺らいでいる。SNSでは「女子アナを接待役にするなんて時代錯誤だ」「フジテレビはガバナンスをどうするつもりなのか」といった批判が噴出。さらには、「業界全体でこうした問題をなくすべきだ」という意見も多く寄せられている。
一連の報道は、フジテレビだけでなく、芸能界全体の慣習や体質に対する問いかけとなっている。27日に予定されているフジテレビの再記者会見でどのような説明がなされるのか注目されるが、視聴者や業界内からの厳しい視線は避けられないだろう。