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ドラゴン餃子 Ryuo 竜王 新宿店 生焼け提供と事後対応で泥沼化。保健所案件?食中毒の危険性は

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ドラゴン餃子 Ryuo 竜王 新宿店で生焼け提供
ドラゴン餃子 Ryuo 竜王 新宿店 公式Xより

新宿・歌舞伎町の飲食店で提供された餃子が「完全に生だった」とするSNSの投稿が、ネット上で大炎上している。同行者が妊婦だったにもかかわらず、店側からは「これで火が通っている」と突き放されるなど、その信じがたい対応に批判が殺到。客側はすでに保健所へ通報しており、事態は泥沼化の様相を呈している。

飲食店における食中毒や保健所の立ち入り調査案件等についても交えながら今回の騒動の恐ろしさと、問題点を紐解く。

 

「これ生ですよね?」妊婦への配慮がまさかの「生肉トラップ」に

事の発端は、21日のXにおけるあるユーザーの投稿だ。歌舞伎町にあるドラゴン餃子Ryuo 竜王 新宿店に来店した際、提供された餃子を割ると中身が赤く、生のひき肉状態だったという。

当該ユーザーの一連の投稿によると、この日同行していたのは妊婦の友人。「火が通ってるのがいいよね、じゃあ餃子なら大丈夫だね!で餃子にしたのに。まさかの生肉トラップが餃子で起きると思わないじゃん」と、安全を期して選んだメニューで危険な状態の肉を提供されたことへの強いショックを露わにしている。

生焼けを指摘した際、「いやでもこの子妊婦なので心配です」と店員に伝えたものの、「これで火が通ってるので大丈夫です。それでも気になるならうちの餃子が合わないってことです。お代は結構ですのでお帰りください」と突き放されたと主張している。

 

言い訳と矛盾だらけ?店側の声明に投稿者は猛反発

大炎上を受け、店側は「自動餃子焼き機3台のうち1台の不具合により焼き上がりにばらつきが生じた」と謝罪コメントを発表。しかし、客への不適切発言については「確認されていない」と真っ向から否定した。

さらに店側の「該当のお客様へDMにてご連絡させていただいております」という発表に対しても、投稿者は自身や友人のSNS、食べログをすべて確認した上で「なんの連絡もなし」と呆れたようにつづっている。

 

今、体調不良がない=安全ではない。潜伏期間の恐怖

投稿者は「一応まだお腹は大丈夫」とつづっているが、これは食中毒のリスクを考える上で最も危険な認識の罠といえる。

生の豚肉には、カンピロバクターやサルモネラ菌だけでなく、E型肝炎ウイルスやトキソプラズマなどの寄生虫が潜んでいるリスクが極めて高い。特に恐ろしいのが、その潜伏期間だ。カンピロバクターは最長で1週間程度、E型肝炎に至っては数週間から1ヶ月半後に劇症化して発症することもあり、食べて数日何もなかったからといって、決して安心できるものではない。

特に今回は妊婦が口にしてしまっている点が極めて深刻だ。妊娠中のトキソプラズマ初感染は、胎児に水頭症や網脈絡膜炎といった重篤な先天性疾患(先天性トキソプラズマ症)を引き起こす危険性があり、医療機関での継続的な血液検査が必要になるレベルの実害なのである。

 

機械の不具合は保健所に通用しない。問われるHACCP違反

すでに客側から保健所への通報が行われているが、店側が主張する「自動餃子焼き機の不具合」という説明は、行政の調査において致命的な墓穴を掘る可能性がある。

現在、日本のすべての飲食店にはHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理が義務付けられている。餃子のような加熱肉製品において、中心温度が規定(例:75度で1分間以上など)に達しているかを確認することは、絶対的な管理ポイントだ。

「機械が壊れていたから生焼けになった」という言い訳は、裏を返せば、提供前の中心温度や目視での焼き上がり確認を一切怠っていたという、衛生管理体制の崩壊を自ら露呈しているに等しい。保健所の立ち入り検査では、機械の故障そのものよりも、「なぜその状態で客に出るまで誰も止められなかったのか」という管理体制の杜撰さが厳しく追及されることになる。

 

ネット民の怒り沸騰、保健所の介入で店はどうなる?

SNS上では「症状が出ていなくても『安全な食品を提供する義務』がある為、食品衛生法上の問題が発生している」といった的確な指摘や、「実害の話なのに店側はわかっていない」と飲食店の衛生観念を疑う声が相次いでいる。

また、投稿者は店側の声明に対し、「そちらのお店で飲食された方が複数体調を崩しているようですが、その時からずっと機械が不調だったということでしょうか」と、過去にも同様の被害が出ていた可能性を指摘している。

保健所が介入した場合、店舗への立ち入り検査、衛生管理記録の確認、従業員への聞き取りが行われ、悪質と判断されれば営業停止処分が下る可能性も十分に考えられる。提供されたのは本当にただの機械の不具合だったのか。そして、なぜ健康被害リスクを訴える客に対し「火が通っている」と強弁したのか。今後の展開に注目が集まっている。

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ライター:

Webライターとして活動。主にエンタメ系、サステナビリティ関連の記事などを扱っています。

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