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虚偽申告の西村麻美容疑者とは何者か? JR横浜駅痴漢冤罪事件、被害者・250番氏が語る「地獄の50分」

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西村麻美容疑者

10月29日、JR横浜駅で発生した「痴漢騒動」が、防犯カメラの映像解析等の結果、完全な冤罪であったことが判明した。神奈川県警は、虚偽の被害を申告した女と、被害男性を取り押さえて怪我を負わせた駅員2名を書類送検した。

被害に遭った男性(以下、250番氏)への『さくらフィナンシャルニュース』『Smart FLASH』等の取材から、事件の引き金を引いた女の不可解な言動や人物像、そしてネット上で巻き起こっている激しい怒りの声が明らかになった。

 

書類送検された3人の容疑者

書類送検されたのは、無職・西村麻美容疑者(42)と、JR東日本横浜駅の駅職員・熊谷友樹容疑者(38)、同・吉井圭容疑者(43)の計3名。

捜査関係者によると、西村容疑者は逮捕監禁・侮辱・傷害の疑いが、駅職員の熊谷・吉井両容疑者は傷害の疑いが持たれている。警察の調べに対し、3名とも容疑を否認している。

 

西村麻美容疑者とは何者か?「逆ギレ」で冤罪を創作

事件の発端は10月29日午前9時頃、JR横浜駅の電車内でのトラブルだった。 『Smart FLASH』(12月1日配信)の取材に対し、250番氏は西村容疑者の当時の様子について詳細に語っている。

同誌によると、西村容疑者はショートカットでオフィスカジュアル姿の40代女性。満員電車内で突然、隣にいた250番氏に対し肘打ちを行ったという。250番氏が距離を取り、降車時に靴が軽く触れた際に西村容疑者が凄まじい形相で睨みつけてきたため、「さっきから肘打ちをしてきたり何ですか?」と抗議した。

その直後、西村容疑者は周囲に響き渡る声で「この人痴漢です! 痴漢が逃げました」と叫んだ。 注意されたことへの腹いせと思われるこの「逆ギレ」行動により、250番氏は駆けつけた男子大学生や駅員の熊谷・吉井両容疑者に取り押さえられ、後ろから羽交い絞めにされるなどの暴行を受けた。

 

潔白判明も「謝罪なし」の異常性

その後、車内およびホームの防犯カメラ映像を精査した結果、250番氏が西村容疑者に触れた事実は一切なく、蹴った事実も確認されなかった。 西村容疑者は当初「痴漢されたような気がした」などと供述していたが、後に警察に対し「本当は痴漢されていなかった」と虚偽を認めた。

250番氏は同日中に解放されたが、西村容疑者の肘打ちと、駅員らによる過剰な制圧行為により、「外傷性頚部症候群、右肘部打撲傷」で全治10日の怪我を負った。

『Smart FLASH』で250番氏は、「警察から解放されるまで50分ほどでしょうか。まさに地獄の時間でした」と振り返っている。しかし、虚偽申告を行った西村容疑者からも、暴行を加えた駅員からも謝罪の言葉はない。 また、JR東日本に対し謝罪を求めたものの、「正当な対応だった」として拒否されたという。

さらに250番氏が証拠保全のために撮影しYouTubeに公開した映像に対し、JR東日本側が削除依頼を行い、現在は閲覧できない状態となっている。

 

「本当の痴漢が得をする」ネット上で相次ぐ西村容疑者への制裁論

自身の保身や憂さ晴らしのために無実の男性を犯罪者に仕立て上げた西村容疑者の行動に対し、SNSやネット掲示板では激しい怒りと懸念の声が殺到している。

特に、今回の事件が社会に与える悪影響について、以下のような厳しい指摘が相次いでいる。

  • 「西村麻美のような虚偽申告をする人物には、厳格な社会的制裁が必要だ。そうでなければ第二、第三の冤罪被害者が生まれてしまう」
  • 「この事件のせいで、今後駅員は痴漢容疑の人物に対して及び腰にならざるを得ない。結果として、本当に痴漢を働く卑劣な男たちが動きやすくなり、女性にとってはマイナスの状況が作られた」
  • 「女性こそ、虚偽申告をして女性全体の信用を落とした西村容疑者を徹底的に批判すべきだ」

西村容疑者の名前を「社会に甚大な悪影響を与えた人物」として記録し、再起不能になるまで社会的責任を追求すべきだという過激な意見も見られ、世論の怒りは収まる気配がない。

 

被害者・250番氏「泣き寝入りはしない」

現在、250番氏はSNS(アカウント名:@sabu_250)を通じて自身の潔白と被害を訴えているが、事件後1週間は不眠に悩まされ、現在も電車に乗ることに恐怖を感じているという。

250番氏は「泣き寝入りだけは絶対にしたくない」として、加害者らに対する刑事・民事両面での法的措置を進めているが、弁護士費用などの経済的負担が大きい。これを受け、取材を行ったメディア等が代理となり、裁判費用等を支援する寄付の募集が開始された。

250番氏は同誌の取材を、「僕みたいに痴漢冤罪を受ける人がいなくなることを願います」という言葉で結んでいる。

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ライター:

新聞社・雑誌の記者および編集者を経て現在は現在はフリーライターとして、多方面で活動を展開。 新聞社で培った経験をもとに、時事的な記事執筆を得意とし、多様なテーマを深く掘り下げることを得意とする。

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