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柳俊太郎(34)がモデル玖瑠実(26)と結婚 俳優とモデル、二人の歩みが交差した“成熟の節目”

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柳俊太郎さん
柳俊太郎さん Instagramより

俳優の柳俊太郎(34)が12月3日、モデルの玖瑠実との結婚をSNSで発表した。

柳は長年ファッション誌「MEN’S NON-NO」モデルとして注目を集め、近年は映画「ゴールデンカムイ」二階堂浩平役など俳優として存在感を確立してきた。一方、妻となった玖瑠実も雑誌「NYLON JAPAN」などで活躍する新世代モデルで、確固たる世界観を持つ表現者だ。二人は結婚を機に自身の人生と表現を新たにする節目を迎えている。

 

柳俊太郎の原点――仙台での青春とモデルデビューへの道

柳俊太郎は1991年5月16日生まれ、宮城県仙台市育ちの34歳。183センチの高身長と端正なルックスを生かし、スポーツに打ち込んだ学生時代を送った。小中学校ではサッカー、高校ではバレーボール部に所属し、身体能力と集中力を磨いた経験が後の表現活動に生きている。

転機が訪れたのは2009年。「第24回MEN’S NON-NOモデルオーディション」でグランプリを受賞し、専属モデルとしてキャリアを歩み始めた。誌面や広告、ファッションショーで着実に経験を積み、クールな表情としなやかな立ち姿で読者の認知を高めていく。

モデルとして活動する一方で、柳は早い段階から俳優という領域に興味を抱く。映画鑑賞が趣味だったこともあり、演技への挑戦は自然な流れだった。モデルから俳優転身は容易ではないが、柳は「場違い」と感じるほどの葛藤と向き合いながら、努力を続けたと語っている。

2012年、オムニバス映画「ヴァージン ふかくこの性を愛すべし」で俳優デビュー。表現者としての新しい扉が開いた瞬間だった。

 

モデル出身俳優としての成長と代表作

柳はデビュー後、映像作品で着実に役柄を広げてきた。
映画「HiGH&LOW THE MOVIE」、実写版「弱虫ペダル」、さらに「るろうに剣心 最終章 The Final」など、話題作への出演が続く。

いずれも群像劇やアクション要素の強い作品で、身体性を伴う役柄が多い。モデル出身ゆえの立ち姿の美しさ、動きのキレはスクリーンで映える要素となった。

大きな認知を得たのは、「ゴールデンカムイ」での二階堂浩平役だ。狂気と執念を抱えた難役で、原作ファンからも高い評価を受けた。さらにドラマ作品「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では土山宗次郎を演じ、歴史劇への対応力も示した。

近年は映画「消滅世界」「平場の月」「九龍ジェネリックロマンス」など話題作への出演が相次ぎ、俳優として成熟を迎えつつある。SNSやインタビューでは、社会への視線や作品を通じた価値観の変化に触れることも多く、単なる“役者”にとどまらない深みを感じさせる表現者へと成長している。

 

妻・玖瑠実という存在――静岡からファッションシーンへ

今回の結婚で大きな注目を集めているのが妻の玖瑠実。1999年生まれの静岡県出身、26歳。
モデルとしての経歴は早く、高校生の時にサロンモデルとしてスカウトされたことをきっかけに芸能事務所へ所属。2017年から本格的なモデル活動を開始した。

「NYLON JAPAN」や「Wooly Magazine」などのエディトリアルをはじめ、街角スナップ、ストリート系ブランドとのタイアップなどで人気を高め、若いクリエイターやファッション関係者から“次世代のミューズ”として注目される存在となった。

特徴は、ハーフのように見える端整な顔立ちと、クールにもフェミニンにも振れる柔軟な表現力。身長165センチのバランスの取れたスタイルは、等身が強く出るファッション誌やビジュアル撮影でも高く評価されている。

趣味のバスケットボールや水泳で身につけた運動習慣、食生活への意識、肌管理など、セルフプロデュース力の高さも魅力だ。SNSでは旅先のスナップやライフスタイルを発信し、モデルとしての世界観を構築してきた。

 

二人が迎えた結婚という節目

柳は12月3日、Instagramで「まだまだ未熟な2人ではございますが、温かく見守っていただければ幸いです」と綴った。文章の末尾には「最高!!!」と率直な喜びも添えた。一方、玖瑠実も「誠実で穏やかに支えてくれる方」「笑顔の絶えない家庭を築いていきたい」と投稿し、夫への深い信頼を示した。

二人の言葉からは“話題づくりのための結婚”ではなく、それぞれが積み重ねてきたキャリアの上に、静かで誠実な決断があることが読み取れる。

芸能界での活動は不安定さを伴うが、互いの仕事を尊重する姿勢、価値観の共有、そして精神的な支え合いが結婚を後押ししたとみられる。モデル出身という共通項を持ち、表現の世界で磨かれた感性や努力が、夫婦としての関係にも生かされている。

 

結び――成熟した二人が切り開く、次のステージ

柳俊太郎はモデルから俳優へと歩みを進め、キャリアの節目ごとに新たな挑戦を続けてきた。一方の玖瑠実も、ストリートからモードまで振れ幅の広い表現で存在感を確立してきた。
今回の結婚は、二人の人生における重要な転換点であり、新たな創造の始まりでもある。

家庭という新しい環境が、今後の表現や作品選びにどのような影響をもたらすのか。結婚がキャリアに深みをもたらすことは多くの俳優が証明してきた。柳俊太郎と玖瑠実の未来には、静かで確かな成長が約束されている。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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