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SEALが廃タイヤで新作2WAYカートバッグを発売 耐水・大容量・CO₂削減が揃う“最強アップサイクル”

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SEALが廃タイヤで新作2WAYカートバッグを発売 耐水・大容量・CO₂削減が揃う“最強アップサイクル”
提供:株式会社モンドデザイン

廃タイヤを再資源化するSEALが、防水性と大容量を兼ね備えた2WAYカートバッグを発売した。機能性を高めつつCO₂削減にも寄与する点が注目され、実用性志向のユーザーに新たな選択肢を提示している。

 

廃タイヤ再生の新モデルとなるカートバッグ発売

株式会社モンドデザインのアップサイクルブランド「SEAL」が、廃タイヤチューブと高撥水ナイロンを採用した新作2WAYカートバッグの販売を開始した。11月25日からオンラインストアと表参道本店で展開し、耐水性・防汚性を中心に日常からアウトドアまで使える仕様とした。

バッグは大容量のメイン収納を軸に、背面のボタンポケット、サイドポケット、内部の複数ポケットを備える。移動時の利便性を高めるループベルトや、取り外し可能なショルダーストラップも搭載し、自転車ユーザーや都市生活者のニーズを意識した作りとなっている。

1個あたり約1,575gのCO₂削減につながる点も特徴で、同社は環境配慮型プロダクトとしての位置付けを強めている。

SEALが築いた“実用性と環境性の両立”という強み

SEALは2007年の創設以来、廃タイヤチューブのアップサイクルに特化し、国内職人と連携して高耐久バッグを開発してきた。難加工素材を日常仕様へと落とし込む技術力は、国内サステナブルブランドの中でも独自の存在感を持つ。

今回のカートバッグは、従来のアップサイクル製品にありがちな制約を超え、都市生活の“使いやすさ”を前面に押し出した。収納量、雨天対応、携行性という三つの課題を同時に解決している点が、他社との差別化を物語る。

“捨てられるものに価値を与える”哲学が生む循環のデザイン

 

SEALは「捨てられるものに新たな価値を」という理念を掲げ、廃棄物削減と気候変動対策をものづくりの根幹に据えてきた。製造工程を日本国内で一貫管理し、CO₂排出量の削減効果を定量化して公開する姿勢が特徴的だ。

加えて、WWFジャパンへの寄付や植林活動を継続するなど、エシカル消費を促す仕組みづくりにも積極的だ。ユーザー自身が小さな社会貢献を実感できるデザイン哲学が、ブランド支持の背景にある。

SEALに見る“選ばれるサステナビリティ”の条件

環境性だけでなく、日常での利便性を徹底すること。今回のカートバッグはその方針を象徴する製品だ。CO₂削減やアップサイクルを“付加価値”に留めず、メイン機能として成立させる発想は、他のサステナブルブランドにとっても示唆が大きい。

ユーザーにとって選びやすいサステナブル製品が増えるほど、循環型経済の裾野は広がる。SEALの取り組みは、その流れを着実に押し上げるものとなる。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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