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前橋市長辞職へ…“ラブホ打ち合わせ”映像化、今こそ見たいラランドの名コント

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ラランド公式YouTubeチャンネル「ララチューン【ラランド公式】」より

前橋市の小川晶市長辞職問題。「ホテルで打ち合わせしていた」という説明を“具体的な映像”として補完してくれる、今こそ見ておきたいラランドの名作コントとは。

群馬県前橋市の小川晶市長(42)が25日、辞職する意向を市議会の富田公隆議長に伝え、退職願を提出したことがわかった。
小川市長は既婚の男性幹部職員と複数回にわたりラブホテルを利用していた問題が9月に発覚。「市政を混乱させた」との批判が強まり、27日に開会する市議会では不信任決議案が提出される予定だった。

こうした一連の経緯を踏まえ、筆者として“今こそ見ておきたい”と感じるコントがある。
お笑いコンビ・ラランドの「ラブホで有意義な打ち合わせをする人」だ。

「異様にクリーン」に見える、市長の説明の実写化映像

ラランドのこのコントは、ラブホテルという非日常の場所で、なぜか真剣に仕事の打ち合わせを始める人物を描いた作品だ。
この映像では、男性役であるニシダはラブホテルの想定利用シーンに適した行動を取ろうとさまざまな角度からのアプローチを試みるも、女性役のサーヤが終始仕事熱心ですべての行動が仕事の話に活かされていくさまが描かれている。(不適切なシーンは出てこないので、安心して視聴してほしい。)
非常にシュールな設定のネタだが、小川市長が繰り返してきた「ホテルで仕事の打ち合わせをしていた」との説明と照らし合わせると、妙にクリーンでありながら、なんだか滑稽にも見えてしまう。

もちろん、コントはフィクションであり、小川市長とは無関係。
だが、事実関係を抜きにしても、「こういう説明をするなら、こういう映像になるのだな」とイメージが具体化してしまうのが、このコントの強みだ。

 

コメント欄には前橋市関係者から悲喜こもごもの声

動画には、前橋市関係者からと思われる以下のような声も寄せられている。

「前橋市民です。このコントを見れて市長には感謝です」
「市民です。ネタにしてくれて嬉しい気持ちと、ネタにされるような市長の下で生活しなきゃなんだという気持ちが戦っています」
「こんな感じで真面目に打ち合わせしてたんだな、この動画で信ぴょう性が増したわ」
「前橋市出身の者です。『あ〜ラブホの!』と言われるようになり、毎日枕を濡らしていましたが、この動画で少し昇華されました」

市民の複雑な心境がそのままコメントに表れており、「笑い」で処理しようとする感情と、地元が話題にされる苦さが入り混じっている。

 

事件を笑うためではなく、「説明資料」として見る価値

今回、このコントをおすすめしたい理由は決してスキャンダルを揶揄するためではない。
むしろ、「このような説明を、実際に映像化するとこうなるのか」と、実際の映像で見てみることによって社会風刺としての価値を感じさせるからだ。

政治家の説明は時に抽象的で、聞き手のイメージを大きく揺らす。
そのギャップが可視化されることで、「説明の難しさ」や「市民との温度差」が浮かび上がってくる。

筆者としては、今回の辞職劇を受け、「こういう説明を“映像”にしたらどう見えるのか」を考えるきっかけとして、このコントを改めて推したい。

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ムーンサルト もも

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広告代理店勤務を経て、Webメディア運営会社での編集・記事制作を経験。現在はフリーランスのWebライターとして活動。ネットミーム愛好家。

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