ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU

法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

【炎上】蕨市「豚ラーメン」常連客にも暴言・返金拒否 ルール遵守でも高圧対応か

コラム&ニュース コラム ニュース
リンクをコピー
butaramen

埼玉県蕨市の二郎系「豚ラーメン 蕨本店」がSNSで炎上。客への暴言や返金拒否が拡散され、飲食店の接客と二郎系文化のあり方が議論に。二郎系文化の”強気の営業スタイル”と“接客不信”をめぐる議論が再燃している。

 

蕨「豚ラーメン」、提供ミス・暴言・返金拒否騒動がSNSで拡散

埼玉県蕨市の人気二郎系ラーメン店「豚ラーメン 蕨本店」が、接客トラブルをきっかけにSNSで炎上している。客が注文したトッピングの提供ミスを訴えたところ、「声が小さくて聞こえなかった」「次は対応しない」といった責任転嫁の発言があったようだ。投稿者は注文時に大きな声でオーダーし、その時は店員も正しく復唱していた旨を伝えると、「うるせぇなバーカ」「わざわざ2杯作ってやってんだよ」「嫌なら返金してやるから帰れ」「文句言ってんじゃねえ」「うちはこれでやってんだ、警察でもなんでも行ってこいよ」などの暴言を浴びせ、手付かずであったラーメンは食べかけと見なされ返金を拒否したうえで退店を命じたという投稿が拡散し、ネット上で大きな批判を集めている。

この一件は「初心者がルールを知らずに叱責された」という典型的な二郎系炎上とは異なり、ルールを理解していた客に対しても店側が高圧的な態度を取ることがあるという新たな問題提起となっている。今回は投稿者側の意見しか述べられていないため、真実は当事者同士にしか分からない。ただ、今回の件が真実だとするならば、飲食店における接客マナーや顧客対応が厳しく問われる中で、二郎系特有の「強気の営業スタイル」に対する賛否が再び浮き彫りになった形だ。

 

二郎系ラーメンの炎上構造 「作法を守らない客」だけが冷遇の対象ではない

過去の炎上では、初心者が独特のルールや作法に戸惑い、店主の厳しい態度に不満を募らせるパターンが多かった。

しかし今回の「豚ラーメン」騒動では、投稿者は既に複数回来店し、作法も理解していたようだ。それにもかかわらずトラブルが発生したことで、「二郎系はルールを守れば安心」という前提が崩れた形だ。つまり、店側が自分たちの思い通りにならないと高圧的に出る文化そのものが問題視されている。

 

「強気の営業スタイル」は文化か、それとも不寛容か

二郎系ラーメンは、極端な量と濃厚な味、独特のコール方式を特徴とし、強気な営業スタイルで知られる。ファンの間では「それも含めて二郎体験」と肯定的に語られる一方、今回のように常連でさえ安心できない対応が明るみに出ると、「文化」では済まされないという批判が高まる。

SNSでは、豚ラーメン炎上しててわろた 今更じゃね」「客が店を選ぶように、店もまた客を選ぶ権利があるとはいえ、最初から客を客と思わないような接客は炎上するのも時間の問題だったよね…。」などの声が。もはや「初心者お断り」という枠を超え、店側の姿勢そのものが問われている状況だ。

 

常連客をも遠ざけるリスク ブランド力を損なう可能性

これまで二郎系は「初心者を突き放すが常連には居心地が良い」という構図で成り立っていた。しかし今回の件は、その常連すら安心して通えないという不信感を広げかねない。

味や量に満足していても、接客態度に不安を覚えれば来店頻度は減少する。炎上による一時的な注目は集客に繋がるかもしれないが、長期的には固定ファン層の離反を招き、ブランドイメージを損なう危険性がある。

 

炎上が投げかける問い 「多様性」か「不適切」か

今回の「豚ラーメン」炎上は、初心者か常連かを問わず、客に対して高圧的な態度をとる店の姿勢そのものが批判されている点で、過去の炎上より深刻だ。二郎系の強烈な個性は、多様性の一つとして評価できる部分がある。しかし、常連ですら不快に感じる対応は「文化」ではなく単なる「サービス不全」と見なされる可能性が高い。

二郎系ラーメンが文化として存続していくには、強烈な個性と同時に、最低限の顧客対応が必要である。今回の炎上は、二郎系が「強気の個性」と「顧客への礼節」をどう両立させるかという未来の課題を突きつけているのではないだろうか。

 

Tags

ライター:

ライターアイコン

ムーンサルト もも

> このライターの記事一覧

広告代理店勤務を経て、Webメディア運営会社での編集・記事制作を経験。現在はフリーランスのWebライターとして活動。ネットミーム愛好家。

関連記事

タグ

To Top