
美容医療の最前線!革新的な鼻整形技術が登場
THE ROPPONGI CLINIC六本木院の院長・長尾真治氏が、医療業界向けイベント「Cutting Edge Ⅵ」に登壇し、最新の鼻整形技術を発表した。彼の提唱するPreservation Rhinoplastyによる鷲鼻治療は、より自然な仕上がりを実現する革新的なアプローチとして注目を集めている。
美容外科の新潮流「Preservation Rhinoplasty」
2025年2月20日、東京で開催された医療業界向けイベント「Cutting Edge Ⅵ」において、THE ROPPONGI CLINIC六本木院の院長・長尾真治氏が登壇した。このイベントは、医療技術の最前線を共有する場として開催され、美容外科や形成外科の専門家が集う重要な機会となっている。
長尾氏は、近年世界的に注目されている「Preservation Rhinoplasty」を用いた新たな鷲鼻(ハンプ)治療について講演を行った。従来の鼻整形手術では骨を削ることが一般的だったが、Preservation Rhinoplastyは、骨や軟骨の構造をできるだけ保持しつつ、より自然な形状を実現する手術法である。彼の発表は、業界関係者の間で高い評価を得た。
従来の手術法とは何が違うのか?
従来の鷲鼻矯正手術では、突出した鼻骨を削る手法が一般的だった。しかし、この方法には、骨の削りすぎによる凹凸の発生や、術後の仕上がりが不自然になるリスクがあった。一方、Preservation Rhinoplastyは、患者の鼻の自然な骨格をできる限り残しながら、美しいラインを形成することを目的としている。
欧米ではこの技術が広がりを見せているが、日本国内での導入はまだ限られている。長尾氏は、この技術をいち早く取り入れ、日本の美容外科の分野に新たな選択肢をもたらしている点が特徴的である。
医療に対する哲学とこだわり
長尾氏は、形成外科と美容外科の両面から高度な技術を習得し、常に最先端の技術を取り入れる姿勢を貫いている。彼は「患者の個性を尊重し、ナチュラルで調和のとれた美しさを提供すること」を理念としており、特にPreservation Rhinoplastyはこの考え方に合致する手術法である。
また、彼は国内外の学会での登壇を積極的に行い、世界の専門家との交流を通じて技術向上に努めている。2024年には世界的鼻形成学会「WORLD RHINOPLASTY DAY」に日本代表として参加し、「忘れ鼻(wasurebana)」のコンセプトを発表し、世界2位を受賞するなど、その実力は国際的にも認められている。
美容医療の未来に向けて
THE ROPPONGI CLINICの取り組みからは、最新技術を積極的に取り入れつつも、患者の個性を尊重し、自然な美しさを追求する姿勢が学べる。また、国内外の学会や研修への積極的な参加を通じて、グローバルな視点を持つことの重要性も示している。
美容医療は技術の進化が著しく、従来の方法にとらわれない柔軟な発想が求められる。長尾氏のように、世界のトレンドを取り入れながら、日本ならではの技術と融合させることで、新たな価値を生み出すことが可能となる。
今後、THE ROPPONGI CLINICがどのように最新技術を活用し、美容医療の発展に貢献していくのか、引き続き注目されるだろう。