ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU

法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

株式会社ロゴスホールディングス

https://logos-holdings.jp/

〒080-0803北海道帯広市東三条南十三丁目2番地1

011-600-1300

ロゴスホールディングスが描く未来 ― デジタル×サステナビリティで住宅業界を革新

サステナブルな取り組み ESGの取り組み
リンクをコピー
社長室室長の岩倉麻衣さん
社長室室長の岩倉麻衣さん(画像提供:ロゴスホールディングス)

北海道から北関東にかけて29拠点(※)を展開する株式会社ロゴスホールディングス。注文住宅を主力とする同社は、業界の常識にとらわれない独自のビジネスモデルで成長を続けている。

デジタルマーケティングとDXを武器に、高品質な住宅を低コストで提供するだけでなく、独自技術「MCB工法」の開発や、2021年からは本格的にサステナビリティ経営にも始動。

今回は社長室室長の岩倉麻衣さんに、「日本の家づくりを作る」という理念のもと、未来の住宅業界とロゴスホールディングスの在り方を伺った。

※2024年6月28日時点

デジタルマーケティングで顧客の心を掴む

多くの住宅会社が巨額の費用を投じて総合展示場へ出展する中、ロゴスホールディングスは、中核企業であるロゴスホーム創業当初から、いち早くその効果に疑問を抱き、デジタルマーケティングに注力してきた。

社長室室長の岩倉麻衣さん
(画像提供:ロゴスホールディングス)

「総合展示場への出展は、莫大なコストがかかります。広大な土地に豪華なモデルハウスを建て、維持費や人件費なども考えると、大きな負担になります。また、お客様も、必ずしも総合展示場で地に足のついた家づくりのイメージを具体的にできるわけではありません。そのため、当社は総合展示場への出展にかかる費用をデジタルマーケティングの分野に集中させています。」(岩倉さん)

ロゴスホールディングスのビジネスモデル
ロゴスホールディングスのビジネスモデル(画像提供:ロゴスホールディングス)

同社は、ウェブサイトやSNSを通じて、顧客が本当に求める情報を発信。

さらに、SEO対策やリスティング広告など、費用対効果の高いデジタルマーケティング施策を積極的に展開することで、効率的に顧客を獲得している。

近年では、SNSの公式アンバサダー制度にも力を入れている。これは、ロゴスホールディングスの家で暮らすお客様に、インフルエンサーとして日々の暮らしの様子を発信してもらう取り組みだ。

「お客様ご自身の言葉で、家の住み心地や実際の光熱費など、家づくりに関するリアルな情報を発信していただくことで、より多くの方に共感していただけると考えています。」(岩倉さん)

SNSマーケティングの投稿例
SNSマーケティングの投稿例(画像提供:ロゴスホールディングス)

独自技術「MCB工法」で高品質な住宅を低コストで実現

デジタルマーケティングと並んで、ロゴスホールディングスの高い生産性を支えているのが、独自開発の「MCB工法」だ。

これは、工場で、枠組壁工法の木造住宅の壁や床を箱型のモジュールに組み上げ、サッシや断熱材、電気配線などもすべて設置した状態で建築現場に出荷し、予め現場で作っておいた基礎の上に、クレーンで設置する工法で、現在特許出願中だ。

MCB工法を採用することで、天候に左右されずに安定した品質の住宅を供給できるだけでなく、工期の短縮や、熟練の職人不足の解消にもつながるという。

「人材不足が叫ばれる住宅業界においても、非常に有効な技術です。冬の雪や寒さ、夏の暑さなど、天候や気温による影響を受けないので、現場の職人さんたちの労働環境の改善にも役立ちます。」(岩倉さん)

ロゴスホールディングスは、デジタルマーケティングとMCB工法という2つの武器を駆使することで、高品質な住宅を低コストで提供している。

つくって、運んで、建てる家『MCB工法』特許出願中!(ロゴスホールディングス YouTubeより)

サステナビリティ経営で「日本の家づくりを作る」

ロゴスホールディングスは、サステナビリティ経営においても、独自の視点を持ち込んでいる。
それは、環境面だけでなく、社会への取り組みにも力を入れている点だ。

環境面では、地球温暖化対策として、CO2排出量の削減に積極的に取り組む。ZEH住宅の普及促進や、自社拠点への太陽光発電システムの搭載などを進めている。

「東北地方では、企画住宅のブランド『GUUUS(グース)』(※)がすべてZEH仕様となっているため、ZEH住宅の割合は100%です。北海道でも90%を超える見込みです。
また、2025年5月期までに、CO2排出量を2023年5月期比で20%削減するという目標を掲げ、さらなる取り組みを進めているところです。」(岩倉さん)

住宅商品 GUUUS(グース)

社会への取り組みでは、従業員の働き方改革や人材育成に注力する。

長時間労働の削減や、ワークライフバランスの推進に取り組むとともに、社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、テレワークなど柔軟な働き方ができる環境も整えている。

社長室室長の岩倉麻衣さん
(画像提供:ロゴスホールディングス)

「人材は我々の資産です。そのため社員一人ひとりが、自身の個性や能力を最大限に発揮できるような、働きがいのある職場環境の実現を目指しています。具体的には、100%テレワーク可能な環境を整え、パソコンのシャットダウン時刻を設定して長時間労働の是正に取り組んでいます。
仕事とプライベート、オンオフのメリハリをつけて、一人一人がより良いパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが重要だと考えています。」(岩倉さん)

ロゴスホールディングス オフィス内の雰囲気
社内環境の整備を推進しており、仕事とプライベートのメリハリをつけて働くことができる(画像提供:ロゴスホールディングス)

また、同社は地域貢献活動にも積極的に取り組む。毎年恒例の「OB感謝祭」では、これまでに家を建てていただいたお客様を招待し、感謝の気持ちを伝えている。

「地域社会とのつながりを大切にし、地域の方々に愛される企業であり続けたいと考えています。例えば、地元の森林組合と連携し、木材の地産地消を推進することや、当社で造成した地区の周辺の方をお招きしてこども夏祭りなども開催しています。」(岩倉さん)

OB感謝祭、わくわくまつりでの投稿画像
OB感謝祭、わくわくまつりでの投稿画像(画像提供:ロゴスホールディングス)
OB感謝祭の様子
OB感謝祭の様子(画像提供:ロゴスホールディングス)

デジタル×サステナビリティで未来を創造する

ロゴスホールディングス 理念
(画像提供:ロゴスホールディングス)

ロゴスホールディングスは、デジタルマーケティングとサステナビリティ経営を両輪に、持続可能な社会の実現に貢献していく構えだ。その根底にあるのは、「日本の家づくりを作る」という揺るぎない理念だ。

「私たちは、家づくりを通じて、お客様はもちろんのこと、従業員、取引先、そして地域社会など、すべてのステークホルダーの幸せを追求していきます。そして、次世代に誇れる豊かな社会を創造していきたいと考えています」(岩倉さん)

ロゴスホールディングスの挑戦は、住宅業界の枠を超え、多くの企業にとって、未来への希望を示すものと言えるだろう。

◎会社概要
・会社名:株式会社ロゴスホールディングス
(英文名)(LOGOS HOLDING SINC.)
・URL:https://logos-holdings.jp/ 
・代表者:代表取締役社長 池田 雄一
・本社所在地:北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地 JRタワーオフィスプラザさっぽろ16F
・本店所在地:北海道帯広市東三条南十三丁目2番地1
・設立:2020年7月
・資本金:91,789,500円 (2024年6月28日現在)
・従業員数:494名 (連結/2024年5月31日現在)
・事業内容:デジタルマーケティング集客およびDXによる効率的なオペレーションを活用した注文住宅事業

Tags

ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの執筆部です。主にサステナブル情報の記事制作やサステナブル用語の解説記事、インタビュー記事などの執筆・編集を担当するチームです。

関連記事

タグ