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消費者と共にサステナブルな社会を目指す「Choose one Project」|ライオン株式会社

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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Choose one Project ロゴ
提供:ライオン

世界的な脱炭素の潮流の中、日常生活におけるCO2排出削減の重要性が高まっている。

株式会社ライオンは、洗濯における「すすぎ1回」と「衣類のロングライフ化」を啓発し、サステナブルな社会の実現を目指す「Choose one Project」を始動。消費者との共創を通じて、脱炭素化への新たな挑戦を始めている。

世界的なCO2削減の潮流と、身近な行動変容の必要性

地球温暖化の影響は、海面上昇や異常気象の頻発など、私たちの暮らしを脅かす深刻な問題となっている。

この危機を食い止めるため、国際社会は一致団結してCO2排出量削減に取り組んでおり、日本も2030年度までに2013年度比で46%削減という目標を掲げている。

なかでも家庭部門の目標は66%削減と高く、日々の生活における一人ひとりの行動変容が、目標達成の鍵を握っていると言えるだろう。

家庭部門のCO2排出量の推移と目標値
提供:ライオン

「Choose one Project」とは?

こうした状況の中、株式会社ライオンは、2024年4月より、サステナブルな社会の実現に向けた新たな取り組みとして「Choose one Project」を始動した。

このプロジェクトは、毎日の洗濯において「すすぎ1回」と「衣類のロングライフ化」を啓発することで、家庭におけるCO2排出量削減を目指すものだ。

ライオンは、これまでにも節水につながるすすぎ1回に対応した衣料用液体洗剤を数多く展開してきた。しかし、生活者の「すすぎ1回」の実践率は約40%にとどまっているという。

「Choose one Project」では、毎月の1日を「oneの日」と設定し、SNSでのキャンペーンや企業タイアップなどを実施。

生活者への意識啓蒙活動を通して、「すすぎ1回」を当たり前の選択にすることを目指している。

「すすぎ1回」がもたらす多面的効果

では、私たちが実践する「すすぎ1回」は、具体的にどのような効果をもたらすのだろうか。

家庭で使用する水は、川や井戸から汲み上げ、浄化して各家庭に届けられるまで、多くのエネルギーを必要とする。そのため、水を使うこと自体がCO2排出につながっている。

家事の中でも、水と洗剤を使用し、特に多くの水を使う洗濯は、CO2排出量が多い行為と言える。

家事行動1回でのCO2排出量
提供:ライオン

ライオンの調査によると、「すすぎ2回」を「すすぎ1回」に変更することで、1回あたり約36リットルの節水が可能となる。

これは、1世帯あたり年間約13,140リットル、浴槽約73杯分もの節水効果に相当する。使用する水量が減ることで、CO2排出量の削減にもつながるのだ。

すすぎの回数を減らすことによる効果
提供:ライオン

さらに、洗濯時間が短縮されることで節電効果も期待できるなど、「すすぎ1回」は環境保全に大きく貢献するだけでなく、家計にも優しい選択と言えるだろう。

まとめ

地球温暖化は、もはや他人事ではなく、私たち一人ひとりが積極的に取り組むべき喫緊の課題となっている。

企業が環境負荷を低減する努力をする一方で、消費者が日々の生活の中で環境に配慮した行動を選択することも重要だ。

「すすぎ1回」という、ほんの少しの意識と行動の変化が、節水、節電、CO2排出量削減に繋がり、サステナブルな社会の実現に貢献できる。

ライオンが提案する「Choose one Project」をきっかけに、「すすぎ1回」を新しい習慣として取り入れてみてはどうだろうか。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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