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タキヒヨーが挑む海洋ごみの再生と濃飛倉庫運輸の110周年制服

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タキヒヨーが挑む海洋ごみの再生と濃飛倉庫運輸の110周年制服
提供:タキヒヨー株式会社

海に捨てられた「負の遺産」が、110年続く企業の誇りに変わる。タキヒヨーが開発した海洋ごみ再生素材が、物流の老舗・濃飛倉庫運輸の新ユニフォームとして新たな命を吹き込まれた。

 

老舗が仕掛ける下克上!ゴミを「一級品のユニフォーム」に変える魔法

創業270年を超える名古屋の老舗繊維商社、タキヒヨーが動いた。彼らが今回、物流界の重鎮である濃飛倉庫運輸の「背中」に託したのは、単なる新しい作業着ではない。

なんと、海岸に打ち捨てられ、厄介者扱いされていた海洋廃棄ペットボトルを宝に変えたサステナブル素材「AQUAROBE®(アクアローブ)」である。2026年4月、創業110周年という大きな節目を迎える濃飛倉庫運輸の全従業員が、この「海の記憶」を纏って街を走ることになるのだ。

綺麗事では済まされない!あえて「海洋ごみ」にこだわったタキヒヨーの意地

このプロジェクトの凄みは、単なるリサイクルではない点にある。通常、再生ポリエステルといえば、分別回収された綺麗なペットボトルを使うのが定石だ。しかし、タキヒヨーが挑んだのは、塩分や紫外線に晒され、劣化が進んだ「海洋ごみ」の再利用。

回収の手間もコストも跳ね上がるこの難題に、あえて老舗が挑んだのはなぜか。それは、放置すれば生態系を壊すだけの「ごみ」を、企業の「誇り」へと昇華させるという、繊維のプロとしての意地があったからに他ならない。

110年の重みを未来へ!物流の巨人が「海を着る」ことを決めた理由

 

背景にあるのは、両社が共有する「未来への責任感」だ。「当社の環境経営を体現する、最適な施策だった」と語る濃飛倉庫運輸の堀氏は、この制服を単なる備品とは見ていない。

110年という長い歴史を積み上げてきた企業が、次の100年を生き抜くための決意表明なのだ。タキヒヨーの担当者・朱宮氏も、素材が企業の課題解決に直結することを確信しているという。古い歴史を持つ二社が、最新の環境技術で手を取り合う姿は、伝統にあぐらをかかない日本企業の底力を見るようである。

異業種タッグが教える、サステナブルを「企業の武器」にする最短ルート

私たちがこの一歩から学べきは、サステナビリティとは決して「我慢」ではないということだ。環境への配慮が、従業員の士気を高め、企業ブランドを強固なものにする。

異業種が手を取り合い、一見価値のないものに光を当てることで、ビジネスはここまで劇的に進化するのだ。「海のごみを着る」という選択が、物流の現場を変え、日本の風景を変えていく。このユニフォームが街に溢れるとき、私たちの環境に対する意識もまた、新たなステージへと運ばれていくに違いない。

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サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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