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太陽光でどこでも発電できる「Genera」発売 災害時の電力不安を解消する“手帳サイズ・自給型”ポケット発電機の可能性

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陽光でどこでも発電できる「Genera」発売 災害時の電力不安を解消する“手帳サイズ・自給型”ポケット発電機の可能性
提供:株式会社HAPPYJOINT

HAPPYJOINTが手帳サイズのポケット発電機「Genera」を発売した。太陽光さえあれば電気を自給できる設計が特長で、災害時の電力確保という新たな備え方を提示する。

 

太陽光で発電できる最新防災グッズ「Genera」発売のニュース概要

株式会社HAPPYJOINTが、手帳サイズの携帯型ソーラーパネル「ポケット発電機 Genera(ジェネラ)」を発売した。重量はわずか280グラム。6面のパネルを広げるだけで14Wの発電が可能で、晴天時ならスマートフォンを約4時間半で満充電できる。

折りたたむと厚さ1.8センチ。バッグのポケットにも入る大きさで、防災バッグやアウトドア用品としても持ち運びやすい。電源が限られる避難所でも、太陽光が届く環境さえあれば電力を確保できる点が大きい。

ポケット発電機「Genera」の強み ― 他社製品と比較した“携帯性・耐久性・発電効率”の差

Generaの大きな特徴は、パネル単体での発電に特化していることだ。一般的なソーラーバッテリーは蓄電池を内蔵するが、電池寿命が尽きれば本体の買い替えが必要になる。Generaはこの弱点を避け、手持ちのモバイルバッテリーと組み合わせる方式を採用した。

もう一つの特長は“軽さ”。大型パネルが1〜2キロに及ぶのに対し、Generaは280グラムに抑えた。登山やトレッキング、車中泊など、荷物を減らしたい場面で真価を発揮する。6面パネルは単体の大面積パネルには発電スピードで及ばないものの、「持ち歩ける太陽光」という利点がそれを補っている。

HAPPYJOINTがソーラー発電にこだわる理由 ― 自給自足型防災の考え方と技術背景

 

同社はこれまでも安全グッズやソーラーライトを手がけ、日常に近い距離でエネルギーの活用方法を提案してきた。災害時の電力不足をどう補うか――その問いへの一つの答えとして、太陽光で“その場でつくる”という発想がある。

停電が長引けば、避難先では電源争奪が起きる。モバイルバッテリーも使い切れば、情報から切り離されてしまう。Generaは、この不便を小さくするための装置だ。電気を“持つ”のではなく“つくる”方向へと重心を移すことで、備えのあり方を変える提案になっている。

太陽光発電がもたらす新しい備え方 ― 防災・アウトドアに学ぶサステナブルなエネルギー活用

Generaは、防災用品としてだけでなく、日常やアウトドアでも利用できる点が興味深い。災害用に購入したものを普段から使える製品は、所有のハードルを下げる。蓄電池を内蔵しないことで長寿命となり、買い替えの頻度を減らせる点も持続可能性と相性が良い。

アウトドア用途では「電力を持ち歩かない」という軽さが強みだ。防災用途では「電力をつくれる」という安心感が強みになる。二つの場面が同じ製品でつながることで、エネルギーの自立性がぐっと身近になる。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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