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ビチェリン・ファミリアーレ×ちとせグループ スピルリナ菓子で食と環境の新潮流

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ビチェリン・ファミリアーレ×ちとせグループ スピルリナ菓子で食と環境の新潮流
提供:ビチェリン・ファミリアーレ株式会社

ビチェリン・ファミリアーレ株式会社がちとせグループと協業し、環境負荷を抑えつつ美味しさを追求した「スピルリナのバーチ・ディ・ダーマ」を開発。持続可能な未来を切り拓く新たな食品の可能性とは。

 

スピルリナを使った新スイーツが登場!

ビチェリン・ファミリアーレ株式会社は、藻類産業の確立を目指すちとせグループと協業し、微細藻類「スピルリナ」を活用した新感覚スイーツ「スピルリナのバーチ・ディ・ダーマ」を開発した。

この商品は、2025年3月7日から9日にかけて原宿のWITH HARAJUKUで開催される「第5回 WEHealth2025」にて、2,000個限定で提供される予定だ。スピルリナは約60種類の栄養素を含み、世界保健機関(WHO)や国際連合食糧農業機関(FAO)からも推奨されるスーパーフードである。今回の開発では、ちとせグループ独自の培養技術を用い、太陽光を唯一のエネルギー源として生産されたスピルリナを使用。環境負荷を抑えながら、美味しさを追求した。

なぜスピルリナが注目されるのか?

一般的な食品業界では、環境配慮と美味しさの両立が課題とされる中、今回のコラボレーションは独自の価値を提供する。特に、藻類由来の食品は近年注目されているものの、大量生産や普及のハードルが高いとされてきた。ちとせグループが推進する「MATSURI」プロジェクトでは、藻類の産業化を進め、食料問題や環境課題の解決に貢献しようとしている。

また、ビチェリンは「ひとときの贅沢と地球にやさしい活動の両立」を掲げ、食品ロス削減やプラスチック削減、高齢者・LGBTQ+雇用促進など、多角的なサステナビリティ施策を展開している。地域農家との連携や国産食材の活用も進め、持続可能なビジネスモデルを構築している。

ビチェリンとちとせの理念とは?

 

ビチェリンの企業理念には、単なる食の提供にとどまらず、「持続可能な社会づくりへの貢献」という視点がある。伝統と革新を融合させることで、新たな価値を生み出し、時代に即した食文化の提案を行っている。

一方で、ちとせグループは、科学技術を駆使しながら環境負荷の低い食材の生産に取り組んできた。MATSURIプロジェクトの理念は、「藻類を通じた持続可能な社会の実現」。食品だけでなく、燃料やバイオマス素材としての活用も視野に入れ、循環型社会の構築を推進している。

食と環境の未来に求められる視点

持続可能な未来に向けた企業の取り組みは、単なるCSR(企業の社会的責任)活動ではなく、新たな市場創出の機会にもつながる。ビチェリンとちとせグループの協業は、食のあり方を見直しながら環境負荷を軽減し、消費者にも新たな選択肢を提供するモデルケースといえる。

特に、食品業界ではサステナビリティの観点がますます重視される中、企業の姿勢や理念がブランド価値にも影響を与える。持続可能な原料調達、環境負荷の少ない生産技術、社会的課題への貢献といった観点から、今後の企業経営に求められる要素を学ぶことができる。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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