「利用者さんに年齢に区切られない支援を」と話す、合同会社Five nineの代表社員長谷田和亜さん。都内で障害を持った子どもたちの放課後等デイサービスと居宅介護・移動支援事業を営む。利用者へ寄り添った暖かい視線の先に、対象年齢を広げるための事業拡大を見据えている。その計画を伴走するのが、「障害福祉業界を明るくしたい」と掲げて活動する、行政書士YTRディア法務事務所の篠原雄太郎さんだ。互いの提供価値と行動がパズルのように合わさって展開していく2人の様子を、長谷田さんの視点からお聞きした。
行政書士YTRディア法務事務所と共に、放課後等デイサービスと居宅介護・移動支援を軸に事業拡大を構想中
―まず御社の事業内容を簡単に教えていただけますか。
合同会社Five nineは放課後等デイサービス「でぃあな」と、居宅介護・移動支援「ケアサポートてぃあ」を東京都練馬区で運営しています。放課後等デイサービス「でぃあな」は、障害を持った小学校1年生から高校3年生までの子どもたちの療育や訓練の場です。
「ケアサポートてぃあ」は障害を持った方のご自宅に伺って、介助や生活のお手伝いをする他、練馬区の事業で移動支援と言って、通学や外出、余暇活動などのお手伝いもしています。地域に根差して、障害を持った方々が自立した日常生活と社会生活を営むサポートを提供しています。
この2つの事業に加えて、高齢者介護の事業と18歳以上の方を対象とした就労支援事業を始めようと動いています。どちらも、利用者さんの年齢が上がるにつれ、これまでの事業の対象年齢を外れてしまう方をサポートしたくて考えたことです。介護事業については、障害をお持ちの利用者さんも、65歳を過ぎてしまうと介護保険の範疇になってしまい、利用いただけなくなることから、一貫したサポートをしたくて今年の5月に認可を取得済みです。
就労支援事業は、放課後等デイサービス「でぃあな」を卒業した18歳以上の方々へ、サービスとサポートの対象年齢を広げたいと考えて取り組んでいます。事業拡大にあたって相談に乗っていただいているのが、篠原先生ということになります。
毎回交流や勉強会に参加してくれる長谷田さんに感謝
―その行政書士YTRディア法務事務所の篠原さんから、長谷田さんへ感謝のメッセージをお預かりしていますので、代読いたしますね。