LIXIL Advanced Showroomは社員の90%が女性。柔軟な働き方と手厚いサポートで、働くママたちがキャリアと私生活を両立できる環境を提供しています。現役女性社員2名が実体験をもとに、その魅力を語ります。
LASの働きやすさを支える制度と取り組み
今回はLIXIL Advanced Showroom(以下、LAS)で働く女性社員のお二人、高橋さんと田中さんにお話を伺います。
お二人はそれぞれ異なる立場でキャリアを築きながら、私生活も大切にされています。早速ですが、現在の働き方について教えていただけますか?
高橋
そうですね、私は結婚を機に地元のショールームに異動しましたが、その後も出産を経てマネージャーとして復帰することができました。
さらに2人目の子どもが生まれた現在も、マネージャーとしてはたらき続けています(※)。現在は駐在ショールームにいながら、200km離れたショールームを遠隔でマネジメントするという新しい取り組みを行っています。
遠隔でのマネジメント、すごいですね!結婚や出産を経てキャリアを続けるのは、大変だったのではないですか?
高橋
最初は不安もありました。でも、LASには「ワークサポート休暇」や「時短勤務制度」など、出産や育児に関連する制度がしっかり整っていて、本当に助けられました。
例えば、私は「時短勤務制度」を活用して、夕方は子どものお迎えや家庭の時間を確保しています。
高橋さんは制度を活用しながら、仕事とプライベートを両立しているんですね!田中さんの働き方についてもお聞かせください。
田中
私はオンラインでお客さまに商品案内や暮らしのご提案をする、オンラインサービス部という部署に所属しています。
オンラインで業務が完結するため、私自身も在宅で業務を行い、「早出勤制度」などを活用しながらはたらいています。
朝8時半から仕事を始めて、夕方は子どものお迎えや家庭の時間をしっかり確保するというはたらき方です。
子どもが小さいため保育園からの急な呼び出しがあると困ってしまうのですが、そんな時は「時間単位有休制度」で一旦子どもを迎えに行って、その後、一部の仕事を続けることもできます。
オンライン勤務ならではの柔軟性があるんですね。コロナ禍をきっかけにオンラインサービス部で働くようになったというお話も聞きました。その点についてもぜひ教えてください。
田中
そうなんです。2人目を出産して復帰したタイミングが、ちょうどコロナ禍でオンラインサービス部が発足してから半年ほど経った頃でした。
この新しい取り組みが「子育てをしながらでも接客ができる」という点で魅力的だなと思い、手を挙げて異動したんです。
当時はまだ試行錯誤の段階でしたが、今では全国や海外のお客さまにも、オンラインでLIXILの商品をご紹介できる体制が整っています。
オンラインならではの広がりも感じられますね。柔軟な働き方が可能な環境だからこそ、お二人がキャリアを続けられているとも言えそうです。他にも活用されている制度があれば教えてください。
高橋
私が特にありがたいなと思ったのは、生理中や妊娠中の体調不良や不妊治療の際に利用できる「ワークサポート休暇」です。
今までそういったことでお休みを取ることに対してハードルが高かったので、制度ができて本当に助かっています。
私が積極的に使うことで、他のメンバーも「これ使っていいんだ」と思ってくれるようで、それがチーム全体の雰囲気にも良い影響を与えている気がしますね。
田中
そうそう!私もメンバーには「使うのをためらう必要なんてないよ」と声をかけています。この制度があるおかげで不妊治療のための通院の予定も立てやすくなっているみたいですね。
結構デリケートな問題なので話しづらい部分もあると思うんですが、上司や同僚が理解を示してくれる環境があるのは心強いです。
高橋
こちらから積極的に制度のことを伝えると「使ってみようかな」って思えるみたいです。制度が存在しているだけじゃなくて、使いやすい雰囲気を作ることも大切ですよね。
田中
その通りですね。それと、私は「時間単位有給休暇」もよく活用しています。
子どもの発表会やPTAの会合って、1日休むほどではないけれど時間が必要なことが多いじゃないですか。そんなとき、この制度のおかげで気兼ねなく時間を確保できるのがありがたいです。
高橋
私も先日、娘のPTA総会があったので、午後4時に退勤して出席しました。半休を取らずにこういう柔軟な制度を利用できるのは、はたらくママにとって本当に助かりますよね。
田中
制度だけじゃなくて、同僚やチームのサポートがあるのも心強いですよね!オンライン勤務ならではの話になってしまいますが、私たちの部署ではチャットを活用して、日々のコミュニケーションを密にとっています。
体調が悪そうなメンバーがいたら、個別にメッセージを送ったり、ちょっとしたことでもすぐにフォローできる仕組みがあるのがいいなと思っています。
高橋
それ、リアルのショールームでも同じですよ。朝の挨拶や日々のコミュニケーションで「今日は調子が悪そうだな」と感じたら、その日の仕事を調整しつつ、他のメンバーがカバーするようにしています。
職場全体で支え合う雰囲気があるので、無理せずはたらけるのがありがたいですね。
田中
会社全体で「誰もがはたらきやすい環境を作る」という意識が強いので、自然とそういう雰囲気が育まれているんでしょうね。
はたらき方が柔軟で、制度も充実していて、さらに仲間のサポートもある。こういった会社からの心遣いには本当に助けられています。
(※)はたらく
LIXIL Advanced Showroomは、「はたらく」と、平仮名で表現しています。
諸説ありますが「はたらく」には「傍(はた)を楽(らく)にする」という語源があり、直訳すると「そばにいる人を快く安らかにする」という意味を持ちます。
はたらくことを通じて、お客さまや社会全体を快く豊かにしていく。
それを実感でき、やりがいに繋げられる企業でありたいと、私たちは願っています。
LASならではのダイバーシティ
LASは働き方の制度や社員の理解を得やすいというのがすごく伝わりました!その他に特徴はありますか?
高橋
LASの特徴のひとつとして、やはり女性社員が多いという点が大きいですね。
社員の90%が女性って、他ではなかなか聞かない職場環境だと思います。でも、だからこそはたらきやすいなと感じる部分もたくさんあります。
田中
そうですね。女性が多い職場だから、例えば育児や介護といったライフステージに伴う悩みや状況に対して、自然と理解が得られやすい雰囲気があるのがいいですよね。
私も育児中ですが、子どもの体調不良で急に休まないといけないときも、柔軟に対応してもらえて本当に助かっています。
女性社員が多いことで、共感しやすい環境が生まれているんですね。一方で、女性が多い職場ならではの課題などは感じることもありますか?
高橋
女性が多いといっても、ライフステージや生活環境は一人ひとり違います。
全員が育児や介護を抱えているわけではないので、だからこそ負担を感じてしまうメンバーが出てしまうこともあります。その辺りはチームとしてバランスを取るのが大切だと思っています。
例えば、休みが多くなりがちなメンバーには、業務でフォローし合うことでチームワークを高めたりしています。
また、「ライフサポート手当」といって土日の出勤率に応じてインセンティブが支給される制度があります。
子育てや介護をしている社員をサポートする側の社員に対して、会社が支援してくれる環境というのは、心強いですね。
田中
そうですね。オンラインサービス部でも、時間や場所に縛られないはたらき方ができるからこそ、みんなで助け合う意識は強いですね。
それと、最近は育児だけじゃなくて、「介護」に関する制度も整ってきていますよね。私たちの親世代は介護が必要になる方も多くなっているので、この点でもありがたいなと感じます。
高橋
そうそう、介護の制度ってすごく重要ですよね。
最近では、育児だけじゃなくて介護にも対応できる「時短勤務制度」があったり、「時間単位有給休暇」を活用して通院に行けるようになったりと、LASではかなり柔軟なサポートが増えているなと感じます。
社員の声を吸い上げて、それを制度に反映しているそうですね。具体的にはどんな仕組みで意見が反映されるんでしょうか?
田中
毎月の「コンディションサーベイ」(※)で意見を出せる仕組みがあります。
実際に、「こういう仕組みがあったらいいな」と書いたことがきっかけで、制度が生まれたこともあります。土日の出勤率に応じた「ライフサポート手当」なんかは、現場の声を反映したいい例だと思います。
高橋
そうですね。私も、以前から「土日ははたらきたい人と休みたい人がいる中で、どうやってバランスを取るのか?」という課題があると感じていました。
その中で、土日に頑張ってくれるメンバーに手当が支給される仕組みができたのは、とても良い改善だと思っています。社員の声を丁寧に拾い上げてくれる会社だなと感じます。
田中
LASって、こうした声の反映がとても早いと思います。
社長が毎月動画で発信する「ビジネスアップデートミーティング」でも、最新の制度について説明があるなど、「自分たちの声がちゃんと届いているんだな」と実感できる場面が多いです。
高橋
会社全体でダイバーシティを推進している取り組みが、はたらきやすさに直結していると思います。
育児や介護だけではなくて、多様なはたらき方や価値観を尊重する風土が整っているので、どんなライフステージにあってもキャリアを続けやすい環境だと思いますよ。
(※)LIXIL Advanced Showroomの「コンディションサーベイ」とは:従業員自身の仕事や人間関係、健康状態がフィードバックされる取り組みのこと。フリーコメント内で会社に対する要望や、日々の業務における悩みや困りごとなどを記入することが可能。
キャリア形成の自由と未来への可能性
LASではキャリア形成の自由度が高いとも伺っています。お二人も、それぞれの働き方を模索しながらキャリアを築かれていると思いますが、どのように感じていますか?
高橋
そうですね。LASには、例えば「チャレンジエントリー」という制度があって、希望するポジションに自分から手を挙げることができるんです。
田中
「チャレンジエントリー」いいですよね!私も、オンラインサービス部への異動を希望したときに感じましたが、LASは社員の「挑戦したい」という意欲をしっかり受け止めてくれる会社だと思います。
オンラインサービス部では、新しいことに挑戦できる環境が整っていて、先輩たちも「じゃあやってみよう!」という雰囲気を作ってくれるので、私もいろんなアイデアを提案中です。
高橋
特にオンラインサービス部は、最近のLASの中でも新しい取り組みを進めている部署ですよね。田中さんは、どういうところにやりがいを感じていますか?
田中
そうですね、一番大きいのは「どこにいても誰とでもつながることができる」という点です。
例えば、近隣エリアだけではなく、全国、そして海外のお客さまにオンラインでご案内することもあるんですが、これはオンラインならではの醍醐味だなと感じます。知識を広げられるし、視野もすごく広がります。
高橋
確かに。私は現場でメンバーと直接接する機会も多いので、また少し違うやりがいを感じていますが、同じLASという会社の中で、こんなにも多様なはたらき方ができるのは本当にすごいことですよね。
自分のキャリアをどう作りたいか、自分で選べる自由があるのは大きな魅力だと思います。
田中
そうなんですよね。実際に、子育てをしながらでもチーフとしてはたらくことができたり、これからさらに次のステップを目指したりと、キャリアを諦めなくていい環境があるのはありがたいです。
私たちがこうしてはたらいている姿を見て、後輩たちが「自分もできるんだ」と思えるようになってくれたら嬉しいですね。
未来の仲間に伝えたいメッセージ
お二人のように多様なキャリア形成ができる環境があることで、社員の一人ひとりが自分らしい働き方を実現できそうですね。
最後に、これからLASで働きたいと思っている方に向けて、メッセージをいただけますか?
高橋
私がこれまでLASではたらいてきて感じたのは「キャリアを諦めなくていい」ということです。
結婚や出産といったライフイベントがあっても、制度や環境がしっかり整っているので、自分次第でキャリアを続けていけます。
私自身、2人の子どもを育てながらマネージャーとしてはたらいていますが、これからも新しいことに挑戦して、自分の可能性を広げていきたいと思っています。
田中
私も、高橋さんのおっしゃる通り「諦める必要がない」という点は本当に大きいと思います。
LASは女性社員が多い職場だからこそ、育児やライフステージの変化にも寄り添ってくれる制度や柔軟なはたらき方が実現しています。加えて、私はLASを「自分の望みが叶う会社」だと思っています。
オンラインサービス部への異動を希望して実現できたこともそうですし、子育てをしながらキャリアを続けられる環境があるのは、本当にありがたいです。
これからも新しいことに挑戦しながら、子どもたちと一緒に成長していきたいですね。
高橋
これからLASではたらきたいと考えている方には、「自分の望むはたらき方を見つけてほしい」とお伝えしたいです。
LASは多様なキャリアパスが用意されていますし、制度を活用すれば、どんなライフステージでも自分らしいはたらき方が可能です。一緒にはたらける日を楽しみにしています!
田中
私からも、ぜひ自分の夢や目標を持って飛び込んできてほしいとお伝えしたいです。
LASにはサポートしてくれる仲間や上司がたくさんいますので、安心して挑戦を続けられる環境があります。一緒にはたらける日を心からお待ちしています!
本日はありがとうございました!お二人のお話を通じて、LASが女性にとって働きやすい職場であり、キャリアも私生活も両立できる環境であることがよく分かりました。
これからLASでのキャリアを目指す皆さまにとっても、大変参考になるお話だったと思います。
関連記事:LAS鈴木代表のインタビュー記事はこちら
今回の対談を通じて、LASがいかに柔軟で、多様な働き方を実現できる職場であるかを改めて実感しました。特に印象的だったのは、女性社員が90%という環境の中で、育児や介護といったライフステージの変化を受け入れ、社員全員が支え合いながら働ける雰囲気が当たり前のように根付いている点です。
高橋さんや田中さんが語ってくださった数々の制度――ワークサポート休暇、時間単位有給休暇、早出勤制度など――は、ただ「存在するだけ」の制度ではなく、実際に現場でしっかりと活用され、社員一人ひとりの働きやすさを支えています。
また、社員の声を吸い上げて、柔軟に制度を改善・追加していく企業風土もLASの大きな魅力です。コンディションサーベイや社長からの直接的な発信など、社員と経営陣の距離の近さが感じられ、働く人々が「会社に大切にされている」という実感を持ちながらキャリアを築いている様子が伝わってきました。
LASは「女性が働きやすい職場」を実現しつつありますが、それは女性だけでなく、男性社員や年齢を問わず誰にでも適応できる多様性を備えた職場であるとも感じました。お二人の対談からも、「一緒に働く仲間を尊重し、支え合う」という温かい社風が伺え、LASが単なる職場を超えた「人と人とがつながる場」であるという印象を受けました。
◎会社情報
会社名:株式会社 LIXIL Advanced Showroom
本社所在地:東京都港区浜松町2-5-5 PMO浜松町7階
代表者:代表取締役社長 鈴木 浩之
設立日:2013年9月20日
資本金:1億円
事業内容:ショールーム施設等の運営管理