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文房具屋さん大賞2026 猫と箔押しの幸福な出会い。フタバ「ROKKAKU」が贈る、手触りの芸術品

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文房具屋屋さん大賞2026
画像出典:フタバ株式会社 プレスリリース

デジタルデバイスが日常を席巻し、情報の消費速度が加速する現代において、あえて「紙」の手触りとページをめくる静寂な時間を愛する人々がいる。そんな読書家たちの琴線に触れる一品が、文房具のプロフェッショナルたちによって選出された。

創業から長きにわたり箔押し技術を磨き上げてきたフタバ株式会社のブランド「ROKKAKU」と、猫への深い愛情をデザインに昇華させる「365Cat.Art」。両者の協奏によって生まれた「Cat Art Collection ブックカバー fish」が、「文房具屋さん大賞2026」において審査員特別賞[くまざわ書店賞]を受賞したのである。

 

現場のプロが認めた「自腹で買いたい」一冊の重み

「文房具屋さん大賞」は、単なる人気投票の域を出ないランキングとは一線を画す。全国の有名文房具店13社から選抜された、売り場の最前線を知る文房具のプロたちが審査員となり、この1年間に発売された新商品の中から「自腹でも買いたい」と思える至高の品を厳選する賞だ。

フタバ株式会社の発表によると、今回受賞した「fish」は、猫好きの心を掴む愛らしいイラストが特徴だが、それは単なるキャラクター商品という枠には収まらない。全面に施された箔押し加工が、見る角度によって繊細かつ多層的な輝きを放ち、所有する悦びを静かに訴えかけてくる。

 

伝統技術と革新素材「PAPTIC」の融合

特筆すべきは、その素材選びにある。本製品にはフィンランドで開発された新素材「PAPTIC(パプティック)」が採用されている。これは持続可能な森林由来のパルプを主原料とし、紙としてのリサイクルが可能でありながら、布のようなしなやかさと強度を兼ね備えているのが特徴だ。

フタバ株式会社はこの素材に対し、長年培ってきた「箔押し加工」と「縫製」の技術を掛け合わせた。熱と圧力によって金属箔を定着させる箔押しは、浮世絵の木版画のように職人が一枚一枚丁寧に仕上げていく。環境負荷の軽減という現代的な課題に応えつつ、工芸品のような温かみを損なわない。このバランス感覚こそが、ROKKAKUブランドの矜持といえよう。

 

365Cat.Art:ORIE KAWAMURA氏が描く猫への愛

審査員を務めたくまざわ書店の福井磨季氏は、受賞作について次のように評している。 「猫好き必見!かわいらしい猫アートのイラストときらめく箔押しデザインが魅力。環境に優しい紙素材を使用し、しなやかで強度も抜群です。読書がもっと楽しくなりますよ!」

この言葉通り、機能性とデザイン性の幸福な結婚がそこにはある。「365Cat.Art」のデザイナーORIE KAWAMURA氏が掲げる「NO CAT NO LIFE」の精神が、無機質になりがちなプロダクトに命を吹き込んだのだ。

なお、同社によると今回の受賞を記念し、14日(土)より各種オンラインショップにて期間限定の記念セールを実施するという。受賞作の「fish」以外にも、「flower」「roll」「love」といった同コレクションのラインナップや、金子みすゞの詩をモチーフにした「みすゞうた」、植物の繊細さを表現した「Hakuoshi Botanical」など、多彩な箔押しブックカバーが展開されている。

指先から伝わる紙の質感と、目に映る箔の煌めき。それは、効率化を急ぐ現代社会において、私たちが忘れかけていた「豊かさ」の在り処を静かに教えてくれているようである。

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ライター:

Webライターとして活動。主にエンタメ系、サステナビリティ関連の記事などを扱っています。

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