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2025年夏の蚊・マダニ対策|SFTS感染リスクとおすすめ虫よけスプレーランキング3選

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虫よけスプレーランキング
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猛暑が続く2025年の夏、日本各地で蚊やマダニによる被害が相次いでいる。温暖化の影響で活動時期や分布域が広がり、都市部でも感染リスクが高まる一方、山間部では重症熱性血小板減少症候群(SFTS)による死亡例も報告された。こうした状況を受け、長時間効果が持続する虫よけスプレーや天然成分を使った製品が注目されている。アウトドアや旅行の必需品として、用途別の使い分けが求められている。

1. 2025年の蚊の被害傾向

国内では温暖化の影響により蚊の活動期間が長期化し、都市部でも晩秋まで活動が続くケースが指摘されている。(nippon.com)

世界ではデング熱が依然として猛威を振るっており、2024年に約1,400万人と過去最多の患者数が記録され、2025年もすでに数百万人規模の感染報告が出ている。(World Mosquito Program)

また、日本脳炎については、世界全体で毎年約68,000件の発症、約17,000人の死亡が推計されている。一方で日本国内ではワクチン接種の普及により年間数件程度の報告にとどまっており、海外での感染リスクを中心に注意喚起が続けられている。(Wikipedia)

 

2. マダニ被害の最新動向

国内ではマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染が2025年6月までに少なくとも8件確認され、静岡県では80代女性が死亡した。(Japan Times)

研究によれば、気候変動に伴いマダニの活動範囲拡大や感染症のリスク増加が報告されている。(Nature) 特に西日本を中心に、高齢者での感染例増加が懸念される。

 

3. 技術開発の動向

日本では、ナノテクノロジーを活用した「防蚊スーパー素材」が開発され、実験では吸血率を大幅に減少させる効果が確認された。無処理素材では蚊の吸血率が36%だったのに対し、防蚊素材では5%に低下する成果が得られている。この素材の実用化には期待が集まっている。(JapanGov)

4. 虫よけスプレー3製品の比較表

商品名主な特徴効果があるとされる害虫イチ押しポイント
スキンベープミスト イカリジンプレミアム ハーブプラスイカリジン配合、衣類・肌に使用可能、爽やかハーブ香蚊、マダニ、ブユ、アブ、トコジラミ、ヤマビルなど多数刺激が少なく子どもにも使いやすい。衣服にも使えて携帯性に優れる
ヒル下がりのジョニーマダニ(ヤマビル)専用、自然分解素材ヤマビル(マダニ)熱帯雨林でも実績あり。春~夏の登山や沢遊びに最適
ハッカ油スプレー天然ハッカ油(北見産)、アロマ利用も可蚊など広く忌避効果があるとされる自然派志向、爽やかな香りと多用途利用に◎(アロマ、マスクにも)

総括

2025年夏現在、蚊やマダニによる感染症のリスクは依然として高い。SFTSによる死亡例が発生しており、山間部を中心に警戒が必要だ。一方、防蚊素材の技術開発や多用途の虫よけスプレーが普及しており、個人レベルでの対策は以前より多様化している。アウトドアや旅行では、状況に応じた製品の使い分けが推奨される。

 

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SHOEHORN くつべらマン

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児童養護施設の職員。特に中学~新卒年齢の若者の生活・医療・福祉・自立支援に従事している。勤務時間外では、様々な職業の方へ取材活動を実施しており、大人になる若者たちへ情報を提供している。

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