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胡蝶蘭もエコ時代に。第一園芸、ゴミ削減の新商品

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胡蝶蘭。すべて燃えるごみで処分できる注目の商品『フォアス』
胡蝶蘭。すべて燃えるごみで処分できる注目の商品『フォアス』(提供:第一園芸)

お祝いの席に欠かせない胡蝶蘭が、環境に配慮した商品へと進化している。観葉植物販売の第一園芸(東京・品川)は、土に還る素材や紙製のラッピングを採用し、処分時の環境負荷を低減した胡蝶蘭の新商品「フォアス」「シェアプランツ」を発売した。

贈答用としてだけでなく、個人の環境意識の高まりを受けた需要も見込む。

ゴミを気にせず処分 華やかな「フォアス」

胡蝶蘭『フォアス』の図解
提供:第一園芸

「フォアス」は、鉢植えの胡蝶蘭からプラスチックやビニールを排除したのが特徴だ。和紙や木製の鉢に、竹ひごやヒノキの支柱を用いて花を固定。ラッピングも全て紙製で、土に還る素材のオリジナル水差しも付属する。

従来の胡蝶蘭は、陶器製の鉢や針金が使われており、処分時に燃えないゴミとして処理する必要があった。新商品は全て燃えるゴミとして処理できるため、環境負荷を大幅に削減できる。価格は3本立で3万8500円(税込)から。

小分けにして楽しめる「シェアプランツ」

胡蝶蘭 シェアプランツ®
シェアプランツ®(提供:第一園芸)

「シェアプランツ」は、小分けにして楽しめる新しいスタイルの胡蝶蘭だ。紙製の器に複数の胡蝶蘭を寄せ植えしており、コンパクトで持ち運びしやすい。従来の大型の胡蝶蘭は置き場所に困るという声もあったが、「シェアプランツ」は、自宅やオフィスなど、飾る場所を選ばない。

花を楽しんだ後は、器ごと燃えるゴミとして処分できる。価格は1万8700円(税込)から。

胡蝶蘭のパイオニアとして

第一園芸は1898年の創業以来、120年以上にわたり、洋蘭の栽培・販売を手掛けてきた。1970年代後半には、現在主流となっている、花の向きを揃えて華やかに仕立てる胡蝶蘭のスタイルを開発した業界のパイオニアだ。近年は、環境問題への関心の高まりを受け、サステナビリティにも注力している。

第一園芸の担当者は「美しい胡蝶蘭を楽しみながら、環境問題にも貢献できる商品を開発した。多くの人に手に取っていただき、サステナブルな社会の実現に貢献したい」と話す。

第一園芸は、個人・法人向けにオンラインショップで商品の販売を行っている。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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