
モーニング娘。’26の牧野真莉愛が、4月11日開幕の春コンサートツアー「Rays Of Light」をもってグループとハロー!プロジェクトを卒業すると発表した。2014年の加入から約12年。春ツアーは6月6日まで予定されており、その全日程が牧野にとって最後のモーニング娘。としての時間になる。
4月11日開幕の春ツアーをもって卒業
ハロー!プロジェクト公式サイトは4月9日、「モーニング娘。’26 牧野真莉愛の卒業に関するお知らせ」を掲載し、牧野が春ツアーをもって卒業すると告知した。
卒業の理由については、本人から「思う存分モーニング娘。の活動を愉しむことができたので、次の夢に向かっていきたい」と申し出があり、その意思を尊重した結果だとしている。
テレビ朝日系の報道でも、11日開幕の春ツアーを節目にグループとハロー!プロジェクトを離れると伝えられた。
牧野真莉愛本人は、ハロプロ研修生で約2年、モーニング娘。で約12年を過ごしてきたと振り返ったうえで、応援してきたファンの姿をしっかり胸に刻みたいとコメント。
去る決断を告げながらも、残された時間を前向きに使い切ろうとする言葉が並び、突然の発表でありながら、本人の中では十分に積み上げた末の結論だったことがうかがえる。
2014年加入、サブリーダーも務める
牧野真莉愛は2001年2月2日生まれ、愛知県西尾市出身。
2014年9月30日にモーニング娘。へ加入し、2021年4月からは西尾市シティプロモーション特命大使も務めている。
趣味には北海道日本ハムファイターズの応援を挙げており、アイドル活動の枠に収まらない固有の存在感を築いてきた。
グループ内での立場も軽くない。
2025年7月に発表された新体制では、野中美希が新リーダー、小田さくらがサブリーダー、牧野が新サブリーダーに就任。
春の卒業発表は、モーニング娘。の中核を担ってきた側のメンバーがひとり抜けることを意味する。
グループ再編がさらに色濃く
グループは再編のただ中にある。
公式サイトでは3月21日に新メンバー加入のお知らせが出ており、同じページには3月12日付で小田さくらの卒業に関する告知も掲載されている。
新しい血を入れながら、同時に長く支えてきたメンバーの節目が続く。
この春のモーニング娘。’26は、単なるツアー期間ではなく、世代交代が輪郭を帯びる時間になった。
現在の公式メンバー一覧には、野中美希、小田さくら、牧野真莉愛、岡村ほまれ、山﨑愛生、櫻井梨央、井上春華、弓桁朱琴、杉原明紗の名前が並ぶ。
そこから牧野が抜けることで、グループの見え方はさらに変わる。
歌やダンスだけでなく、キャラクターの分布、外仕事での顔ぶれ、場を明るくする力の置き場まで含めて、再配置の局面に入る。
卒業後の焦点は「次の夢」
卒業発表で示されたのは「次の夢に向かっていきたい」という方向性までで、進路の具体名までは明かされていない。
ただ、牧野は個人の輪郭がはっきりしたメンバーでもある。
公式サイトにはソロラジオ番組「モーニング娘。’26 牧野真莉愛のまりあん♥LOVEりんですっ♥」の出演情報が掲載されており、写真集のリリースも継続している。
グループの看板を外した後も、タレントとしての展開に期待は高まる。
野球愛、地元との結びつき、華やかなビジュアル、そして長年のグループ経験。
これらは卒業後の活動を考えるうえで分かりやすい資産になる。
だからこそ今回の発表は、喪失感と同時に、次のステージへの期待も呼び込んでいる。
春ツアー「Rays Of Light」は、モーニング娘。’26にとっての公演であると同時に、牧野真莉愛という名前が次へ踏み出すための助走の場にもなりそうだ。



