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ノーベル平和賞が「トランプへの貢ぎ物」に? ベネズエラ鉄の女マチャドの衝撃提案に委員会大慌て!

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日本が報じない「暴君」の正体とは

ベネズエラ、トランプ大統領にノーベル平和賞を

「ノーベル賞の譲渡? そんなのアリかよ!」

オスロのノーベル賞委員会が、前代未聞の珍事への対応に追われている。なんと、2025年のノーベル平和賞受賞者であるベネズエラの野党指導者マチャド氏が、あろうことかその栄誉ある賞を「ドナルド・トランプに譲りたい」と言い出したのだ。

これには委員会も顔面蒼白。「返品・交換は受け付けません!」と言わんばかりに、「賞の譲渡や共有は不可能」とする異例の声明を発表する事態となった。

だが、このニュース、単なる「トランプのトンデモ劇」と笑って済ませていい話ではないらしい。そこには、日本からは見えてこない「ベネズエラのリアル」が隠されていた。

 

「侵略者」か「解放者」か? 日本と現地の決定的な温度差

日本では、今回のベネズエラ政変について「米軍による強引な急襲」「主権侵害だ」と眉をひそめる論調が強い。トランプ大統領といえば、相変わらずの「暴君」であり、力技で他国をねじ伏せた悪役──。それが我々の一般的な認識だろう。

しかし、現地ベネズエラの空気はまるで違うようだ。 マドゥロ独裁政権下で、経済は破綻し、国民は飢え、暴力に怯える日々を送ってきた。そんな中、トランプ氏の強行策によってマドゥロが追放されたことを、多くの国民は「悪夢からの解放」として熱狂的に支持しているというのだ。

 

マチャド氏がFOXニュースで語った言葉が、その真意を物語っている。 「トランプ氏に賞を贈ることは、ベネズエラ国民からの感謝の行為になる」

彼女にとって、そして多くのベネズエラ市民にとって、トランプ氏は「暴君」ではなく、独裁者を追い払ってくれた「救世主(メシア)」なのだ。この平和賞は、彼女個人の功績というより、「独裁を終わらせた力」への捧げ物という意味合いが強いのだろう。

「返品不可」の声明文と、ニヤリと笑うトランプ

 

これに慌てたのが、「平和の守護者」を自負するノーベル賞委員会だ。「決定は最終的かつ恒久的なもの」 お堅い規約を引っ張り出して、「お願いだからトランプに渡すなんて言わないでくれ」と釘を刺した形だが、委員会の困惑ぶりがありありと目に浮かぶ。

一方、当のトランプ氏はどうだ。かつてあれほど欲しがっていたノーベル平和賞が、まさか「また貸し」で転がり込んでくるかもしれないという展開に、満更でもない様子。「(申し出があれば)光栄に思う」 と、ワシントンでの会談を前に早くも受け入れ態勢は万全だ。

おそらく彼の頭の中では、すでにオスロではなくホワイトハウスに金メダルが飾られるシミュレーションができているに違いない。

 

正義は視点によって変わる

日本で「けしからん軍事介入」と批判される行為が、現地では「英雄的行為」と称賛される。この強烈なパラドックスこそが、トランプ外交の真骨頂かもしれない。

委員会が何と言おうと、マチャド氏がメダルをトランプ氏の首にかけるパフォーマンスを強行すれば、世界のメディアが飛びつくのは間違いない。「平和賞」の定義すら揺るがすこの騒動、トランプ劇場はまだまだ終わりそうにない。

 

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ライター:

株式会社Sacco 代表取締役。一般社団法人100年経営研究機構参与。一般社団法人SHOEHORN理事。株式会社東洋経済新報社ビジネスプロモーション局兼務。週刊誌・月刊誌のライターを経て2015年Saccoを起業。 連載:日経MJ・日本経済新聞電子版『老舗リブランディング』、週刊エコノミスト 『SDGs最前線』、日本経済新聞電子版『長寿企業の研究』

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