平和なショーが一転、修羅場に

横浜アンパンマンミュージアムで行われたアンパンマンショー中、父親同士が取っ組み合い寸前のトラブルを起こし、現場は一時騒然となった動画がSNSで拡散され、炎上している。動画は観客が撮影したものであり、SNSで拡散されると、滝沢ガレソ氏がまとめ投稿を行い、瞬く間に炎上案件へと発展。黒いTシャツ姿の“黒服パパ”に批判が集中している。
最前列に強引割り込み 周囲から注意の声
子どもたちが楽しみにして見たかったアンパンマンショーが一転して、不快極まる事態に。ショーが進行し、アンパンマンやバイキンマンが陽気に躍るなか、ベージュ服の男性と黒服を着た、いかにも残クレアルファードに乗っていそうなイカツメの2名の男性がショーの座席の前列で立ち上がって言い争いをしているシュールな光景が動画では展開されている。トラブルは10月のショーで発生した模様だ。
ベージュ服の男性は後に動画が炎上されると、滝沢ガレソ氏とコンタクトを取り、事の顛末を以下のように語ったという。
正午過ぎから場所取りをしていたというベージュ服の男性(A氏)が家族と最前列に座っていたところ、突然、黒服パパとその子どもが強引に割り込んできた。
周囲からは「見えません」「割り込まないでください」と相次いで注意が飛んだが、黒服パパは反論しながら後ろを振り返り、その過程でA氏の身体に接触した。A氏は「他の方の迷惑になります」と声をかけたものの、この一言が黒服パパの逆鱗に触れたという。
“わざと転倒→体当たり”からの激昂
黒服パパは急に立ち上がり、「あ、すみませんねぇ?」と嘲るような調子でわざと転び、勢いをつけてA氏に体当たり。驚いたA氏が「何するんだ!」と声を上げると、黒服パパはさらに激昂し、A氏に詰め寄った。
A氏の妻が仲裁に入ろうとしたが、黒服パパは制止を振り切る形で前に出ると、ついにはA氏に頭突きをお見舞いした。動画には、A氏の眉間に出血痕が映っている。
館内スタッフはショー中で気づかず
A氏はスタッフに助けを求めたが、ショー進行中のためか反応は遅れた。観客から「逃げたほうがいいですよ」と促されながら、ようやく駆けつけたスタッフにより裏口へ避難。ところが黒服パパはなおも尾行するように恫喝を続けていたという。
その後、警察が介入して事情聴取が
行われたが、A氏は「家族が逆恨みされないか怖い」として被害届の提出を保留しているとのこと。
A氏は後悔、SNSでは黒服パパに特定の動き
A氏は「無視を貫けばよかった」と振り返り、当日の観客や不快に感じた視聴者に謝罪の意を示した。
この詳細は滝沢ガレソ氏がA氏からの証言・診断書などを確認した上で投稿したもので、「これはあくまでA氏側の主張。黒服側の言い分は別にある可能性がある」と注意書きを添えている。
しかしSNS上ではすでに黒服パパへの怒りが噴出し、「嫁も一緒に止めずに炎上に油を注いでいた」
「テーマパーク全出禁にしてほしい」といった過激な声が並び、特定作業も加速している。
SNSの声
一方、SNSでは黒服パパの行動だけでなく、家族の振る舞いにも批判が広がっている。
「黒服の奥さんが子どもだけひっぺがして連れてくシーン、喧嘩慣れしたヤンキーの妻って感じでおっかねー。車は絶対アルベル」
「BreakingDownみたいな企画が流行ってるし、男はコソコソ格闘技ジム通って自己解決できるようにしたほうがいい」
「黒服一家の芸術点高い。パパはいかにもな輩ヘア+アクセサリー、ママも“夜職感”。子どもは行く末が心配になるレベル」
こうした声は共通しており、黒服パパ一家の“外見・態度”に対する辛辣な印象が目立つ。
“子どものための場所”で何が欠けていたのか
子ども向けショーの最前列で起きた今回の騒動は、“大人の未熟さ”が可視化された瞬間として強い反響を生んでいる。
「アンパンマンが何を教えている場所なのか、思い出してほしい」
という声が象徴するように、失われたのは楽しみに訪れたはずの子どもたちの時間だった。



