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広末涼子、時速165キロではなく185キロだった 4月の追突事故で書類送検へ

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広末涼子Instagramより

心身ボロボロの女優に何が起きているのか

女優・広末涼子(44)が、今年4月に起こした高速道路での追突事故をめぐり、静岡県警から自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで11月13日にも書類送検される方針であることが、11月12日付の産経新聞などの報道で明らかになった。
今年5月に世間に公開され「広末が時速165キロ交通事故」と衝撃を与えた事故だったが、警察関係者によると、広末は新東名高速道路のトンネル内で時速185キロ近くを出していたという。
そのスピードは、常軌を逸していた。

 

新東名での「時速185キロ」衝突

事故が起きたのは2025年4月7日早朝。静岡県掛川市の粟ヶ岳トンネル付近で、広末が運転するSUVが大型トレーラーに追突した。報道によれば、車両にはブレーキ痕がなく、衝突時の速度は「165〜185キロに達していた」と捜査関係者は語る。
幸いにも命に別状はなかったが、同乗していた関係者が肋骨骨折などの重傷を負った。
彼女は事故後も放心状態で、“どうしてこうなったのか覚えていない”と話していたようだ。

この衝突事故を受け、県警は約半年にわたり事故原因を捜査。
11月12日、産経新聞は「広末涼子さん書類送検へ 時速185キロか、新東名トンネルで大型トレーラーに追突」と報じた。
あの清純派女優が、なぜこれほどまでにアクセルを踏み込んでしまったのか。

 

事故後の「病名公表」 双極性障害と甲状腺疾患

事故の翌月、5月2日。所属事務所は衝撃のリリースを発表した。

「広末涼子は『双極性感情障害』および『甲状腺機能亢進症』と診断されました。当面の間、治療に専念させていただきます」

突然の公表にファンは騒然となった。
躁状態の際には判断力が低下し、衝動的な行動をとってしまうこともある……医療関係者の一部は、この疾患が「高速運転」に影響を与えた可能性を指摘している。
双極性障害に甲状腺の不調が重なると、気分の波や注意力の低下が起きやすい。本人の意思に反してアクセルを踏みすぎるリスクは否定できないようだ。

 

『オールスター後夜祭’25秋』クイズでネタ化された屈辱

さらに10月、追い打ちをかけるようにTBS系特番『オールスター後夜祭’25秋』で、「時速165キロを出したことがないのは誰?」というクイズ問題が出題、球速165キロを出したことがある大リーガー・プロ野球投手と並んで広末が選択肢に挙げられ、広末の事故をイジっているとしてSNSで大炎上した。
所属事務所は「名誉毀損にあたる」として抗議、TBSは謝罪・該当シーン削除を発表した。

 

芸能界の“清純アイコン”の転落

かつて「MajiでKoiする5秒前」で一世を風靡し、NHK朝ドラ『ちゅらさん』では国民的ヒロインとなった広末涼子。
その後も母親役やナレーション業で存在感を保っていたが、ここ数年は公私ともに不安定な時期が続いていた。
離婚・不倫報道・活動休止・そして疾患公表と、短期間にトラブルが続いた。精神的にもギリギリの状態だったはずだ。

 

事故と疾患、そして書類送検……残された課題

現時点で警察は「過失運転致傷」の疑いで書類送検の方針を固めた段階。起訴・不起訴の判断は今後に委ねられる。
だが、双極性障害という病状を抱えたままの運転・管理責任、事務所の対応、芸能人の安全運転教育体制……多くの課題が残されている。

「清純派」「優等生」というイメージに縛られ続けた彼女が、いま自らの“脆さ”をさらけ出す形で世間に問われている。
誰よりも輝いていた彼女の“疾走”は、止まることを知らなかったのかもしれない。

 

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ムーンサルト もも

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広告代理店勤務を経て、Webメディア運営会社での編集・記事制作を経験。現在はフリーランスのWebライターとして活動。ネットミーム愛好家。

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