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“理不尽だ”宣言で再炎上“一言多い夫”こうせい(27)、年の差夫婦YouTuber「ポンコツらいす」の苦境

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夫婦YouTuber「ポンコツらいす」
ポンコツらいす YouTubeチャンネルより

年の差夫婦YouTuber「ポンコツらいす」。妻・まりこ(40)と夫・こうせい(27)の13歳差コンビは、5人家族の日常を切り取った動画で人気を集め、YouTube登録者数は30万人を超えていた。だが10月27日に投稿されたTikTok動画を発端に、11月3日には活動休止を発表。

ところが、夫・こうせいが数日後にインスタグラムのストーリーズで発した「この世の理不尽さに人生で一番憤りを感じています」「あと8年我慢します」などの“恨み節投稿”が、さらに事態をこじらせている。

 

謝罪からわずか数日、“被害者宣言”で再び逆風

夫妻が動画内で「連れ子、邪魔じゃなかった?」という問いに対し、こうせいが「邪魔とは思わなかったけど、邪魔だったかもね」「いるいないとでは身軽さが違うやん」と返した会話が波紋を呼び、炎上へ発展した。
11月3日に活動休止を発表したものの、その数日後、こうせいはインスタグラムのストーリーズに次のように綴った。
「この世の理不尽さに人生で一番憤りを感じています」「けどまだ牙は折れてません。こんな所で終わらないし絶対に負けられない。生き方を貫く」「あと8年我慢します」――。
謝罪と休止を表明した直後の投稿であり、「反省」ではなく「闘志」を前面に出した内容だった。視聴者やファンの間では「謝罪したのにすぐ被害者ポジション」「火に油を注いでいるだけ」との声が噴出している。

「8年我慢します」という一節は特に波紋を呼んだ。文脈から「子どもが成人するまで」という意味ではないかと憶測が広がり、「子どもを盾にするような発言」と受け止める人も少なくない。
謝罪直後の“被害者宣言”――それは、まるで自ら炎上を再点火させるような行為だった。

 

「理不尽」という言葉が浮き彫りにするズレと責任

こうせいが繰り返し口にする「理不尽」という言葉。その裏には、自身の言動が過剰に叩かれているという不満が透ける。だが視聴者が問題視しているのは、単なる失言ではなく、“子どもの前で無神経な発言をしたこと”に対する責任感の欠如だ。
ネット上では、「家族を出して稼いでいるのに、批判されると被害者ぶるのは違う」「理不尽なのはあなたではなく、巻き込まれた子ども」といった厳しい意見が多く見られる。

さらに今年5月には、人気YouTubeチャンネル「街録チャンネル」に夫婦揃って出演。家族で川の字になって寝ていると話しつつ、「性行為中に子どもが起きてもそのまま続ける」と発言したことで、当時も批判が殺到した。視聴者からは「公の場で語る内容ではない」「子どもへの配慮が欠けている」といった声が相次ぎ、物議を醸していた。
子どもの前での不用意な発言、そして性に関する軽率なトーク――こうした過去の行動が積み重なってきた結果、今回の「理不尽」発言も「またか」と受け止められてしまったのだ。

 

児相調査で問題なし、それでも止まらぬ炎上

11月5日、夫妻はYouTubeで児童相談所の調査を受けたことを報告した。調査では虐待の事実は確認されず、子どもたちも心理士と個別面談を行い、問題はないとされた。
まりこは「子どもたちが不安を感じていたことを重く受け止めた」と語り、「これからはもっと多くのコミュニケーションを」と真摯な姿勢を見せた。

一方で、こうせいは「ショート動画では子どもを映さないようにする」と述べたものの、同じ動画内で「8割くらい応援メッセージがきてる」「適当に勝手に復活します」と発言。
この軽口がまたも火種となり、「謝罪の場で冗談を言うな」「反省していない」との批判が再燃した。
行政が“問題なし”と判断しても、夫の“言葉の軽さ”が信頼回復を妨げている構図だ。炎上はもはや家庭の問題ではなく、発信者としての姿勢そのものが問われている。

 

一言多い夫が抱える根本的な問題

「ポンコツらいす」は、夫婦のゆるいやり取りと家庭の温かさを売りにしてきた。しかし、笑いの裏には、子どもを“演出の一部”として消費してきた側面も見える。
夫婦が演じる“家族劇場”の中で、視聴者が最も嫌悪したのは、子どもがその舞台に立たされる瞬間だった。

謝罪、反省、そして恨み節――。こうせいの一連の言葉は、すべて「自己正当化の物語」として映ってしまった。
視聴者が求めているのは、もう“面白い家族”ではない。炎上を繰り返すたびに痛みを負う子どもたちに、真摯に向き合う姿勢だ。

夫の“理不尽”発言が投げかけたのは、YouTubeという舞台で「家族を晒すことの責任」を改めて考えさせる課題だった。
謝罪の言葉よりも、沈黙の方が雄弁なときがある。
「ポンコツらいす」が再び信頼を得る日は、“一言多い夫”が“言葉を選ぶ勇気”を身につけたときかもしれない。


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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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