
ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズ連覇を果たし、日米を巻き込む熱狂が続いている。球団史上初の連覇という偉業を成し遂げたエース・山本由伸(26)は、今季MVPに輝き、サイ・ヤング賞の最終候補にも選ばれるなど圧巻の活躍を見せた。
その陰で静かに注目を集めているのが、モデルでタレントの丹羽仁希(にわ・にき、29)である。熱愛説の渦中にある彼女の存在が、山本の飛躍を支えたのではないか――そんな声すら囁かれ始めている。
モデルから“テラハ美女”へ 時代を象徴する存在に
丹羽は兵庫県神戸市出身。1996年10月15日生まれの29歳だ。2014年にモデルオーディションでグランプリを獲得し、ファッション誌の専属モデルとして活動を開始。
だが彼女を一躍有名にしたのは、恋愛リアリティ番組「テラスハウス」への出演だった。明るく自由奔放な性格、抜群のスタイル、そして“番組史上No.1美女”と呼ばれたビジュアルで一気に人気者となり、SNSのフォロワー数は数十万人規模にまで拡大した。
番組降板後もモデル・タレントとして活動を広げ、国内外のイベントや広告に多数出演。インスタグラムではファッションとプライベートを自在に行き来する投稿を発信し、“等身大のカリスマ”として若い世代の女性から支持を集めている。
“恋多き美女”としての過去 華やかな交際報道の数々
丹羽といえば、過去にも数々の熱愛報道で注目を浴びてきた。
「テラスハウス」出演直後には、モデル仲間や人気ミュージシャンとの親密な関係が噂され、2018年には俳優・山田孝之との旅行写真がネット上で拡散されたことで話題となった。本人は沈黙を貫いたが、芸能界でもトップクラスの男性たちとの交際疑惑が取り沙汰されたことで、“恋多き美女”というイメージが定着した。
その後も芸能関係者や実業家との噂が絶えず、いずれも本人が否定も肯定もせず自然消滅する形が多かった。
こうした過去の経緯から、今回の山本由伸との熱愛説についても「また浮名の一つ」と捉える向きもあるが、今回は様相が異なる。
ドジャースの“奥様会”に同行か 映像で浮上した交際説
世界一を決めた直後のドジャース・スタジアム。その祝賀セレモニーに向かう関係者の列に、Nikiの姿があったという報道が火をつけた。
球団関係者の家族が並ぶ中、最後尾に立つ長髪の女性が映像に収められ、SNS上では「これはNikiでは?」と一気に拡散。現地メディアが注目し、彼女が“奥様会”の一員として行動していた可能性が浮上した。
しかも、その直前にはトロントでの最終戦を観戦していたとの目撃情報もあり、仕事の合間を縫ってアメリカに飛び、山本を応援していたという証言まで出ている。
山本より2歳年上の丹羽は、頼れる姉のような存在として彼を精神的に支えていると見る声もある。華やかな舞台に身を置きながらも、彼の試合には欠かさず駆けつけていたとされ、その献身ぶりに驚きの声が上がっている。
山本由伸の恋愛観と変化 “野球一筋”からの転機
山本はオリックス時代から「野球以外に興味がない」と公言してきたストイックな選手として知られる。
しかしメジャー移籍後、現地での生活や環境の変化を通じて、徐々に私生活にも余裕が生まれたといわれる。
これまで山本には明確な交際報道がほとんどなかった。唯一、学生時代に一般女性との交際が噂された程度で、芸能人との関係が報じられたのは今回が初めてである。
そのため、「Nikiとの関係は単なる噂ではなく、彼にとって大きな支えとなっているのでは」と見る報道関係者も少なくない。
エースとしての重責を背負いながら結果を出し続けた背景には、誰かの存在があった――。そう考えると、連覇達成後の満面の笑みもまた違った意味を帯びて見えてくる。
交際の真偽は不明、それでも注がれる視線
丹羽の所属事務所は「プライベートは本人に任せております」とだけコメントし、否定も肯定もしていない。
この沈黙が逆に“肯定のサイン”ではないかとの憶測を呼び、日米メディアが競うように報じる結果となった。
現時点で二人が正式に交際を公表した事実はないが、ネット上では「お似合いのカップル」「彼女の支えがあってこそのMVP」といった声が広がっている。
一方で「華やかすぎる交際は彼のキャリアに影を落としかねない」と危惧する意見もあり、今後の動向が注目される。
丹羽にとっても、これは“恋多き美女”から“世界的スターのパートナー”へと進化する可能性を秘めた転機となる。
そして山本にとっては、野球人生における精神的支柱が現れた瞬間かもしれない。
熱狂の渦の裏で、二人の物語は静かに始まっている。

  

                
                
                
            
                
                
                
                
                
                
                
                
                