
人気YouTuber・実業家「ヒカル」(登録者数約484万人)は、9月14日に妻・進撃のノアと共に「オープンマリッジ宣言」を行った。夫妻が発信した動画は瞬く間に波紋を広げ、賛否を超えた“炎上”へと拡大した。
その余波はビジネスの根幹を直撃し、関係者の証言によると、 約4億円相当の売上減 が既に見込まれているという。
登録者23万人減、キャンセル相次ぐ
YouTuberヒカルは9月27日に、『もう限界です…関われない」入江さんに呼び出されました』との動画を更新。「オープンマリッジ」騒動の金銭的影響が公開された。
驚愕のオープンマリッジ発表直後から、ヒカルのYouTube登録者数は急落。23万人近くのファンが離脱する“登録抹消ラッシュ”が発生したとされる。さらに、サブスクリプション会員の約6,000人が解約し、自信がプロデュースするシャンプーや化粧品、ホテル事業など多岐にわたる企業案件にもキャンセルが相次ぎ、自社の売上損失は4億円にものぼると言う。
「正直、相当食らってます」
そう語るのは、ヒカルの“右腕”を自称する入江巨之氏。彼によれば、会社は日頃から“アクセル全開”の攻めの経営を続けており、資金繰りはギリギリの状態だったという。そこへ重なるように、9月期には約13億円の税金納付も控えており、痛手は想像以上だと述べられている。
入江氏は、11月にはシャンプーの大量入荷を控えており、このままでは在庫リスクも見逃せないとの危機感を滲ませた。
宣言の裏にある「痛み分け」の主張
一方、ヒカル自身も動画内で、騒動を正当化するかのような主張を展開している。「良い時だけ一緒にいるわけじゃない」「甘い汁を取ったのはお互い」として、今回の宣言は“痛みを分担する関係性”を示すものだと強調。お金を失っても「仲間は残る」「下を向くな」と、意地とも言えるメッセージを繰り返した。
だが、世間の反応は冷ややかだ。「無責任」「言葉先行」「配偶者への配慮なし」といった批判がネット上にはあふれ、特に「浮気OK」をあらわにした発言には激しいバッシングが巻き起こっている。
政治界も“損失規模”を巡って言及
この騒動を受けて、「ごぼうの党」代表の奥野卓志氏は、ヒカルの宣言がもたらす経済的損失について自身の見解を発信。「複数のサブスク解約などを考慮すれば、年間で数十億円を超える被害になる可能性がある」と指摘した。
奥野氏はさらに「初動で動画を削除しクイックリカバリーすれば被害は最小化できたはず」とも語っており、炎上拡大を防ぐ“対応策”が遅れたことを批判する声も呈している。
“15人同時LINE”暴露報道も
さらなる波紋として、メディアでは「ヒカルが15人同時に女性とLINEでやりとりしていた」 との暴露記事も浮上。これが事実ならば、オープンマリッジ宣言だけでなく、実際の“浮気構図”の実在性にも大きな疑問が投げかけられる。
進撃のノアの心情を慮る声も多く、炎上の渦中で彼女に対する同情や擁護もネット上では散見される。
今後の“反撃”シナリオ
ヒカルサイドはすでに反転攻勢にも動き出している。動画で企業やインフルエンサー向けにシャンプーの直接営業をかける動きを記録し、30%OFFキャンペーンで再契約を促す策も展開中と報じられる。
だが、批判の火種は容易には消えそうにない。次の焦点は、炎上収束か、再燃か。
果たして、彼はこの巨大な代償をどう乗り越えるのか。