
ヤクルトスワローズの若手右腕、金久保優斗投手(25)が女性との不倫・妊娠トラブルで世間を騒がせている。被害女性は「妊娠を告げると『堕ろしてくれ』と言われ、中絶費用として6万円を“割り勘”で押し付けられた」と告白。球団期待のエース候補に突きつけられたスキャンダルは、球界やファンの信頼を大きく揺るがしている。
期待の星・金久保優斗とは
金久保優斗は千葉県出身。東海大市原望洋高校でセンバツに出場し、プロから注目を集めた。2017年のドラフトでヤクルトから5位指名を受け、入団。村上宗隆らと同じ「村上世代」に数えられる存在だ。
最速152キロのストレートと鋭いスライダーが武器。2021年にはプロ初勝利を挙げ、先発ローテーション入りが期待された。故障に泣く時期もあったが、球団関係者からは「次期エース候補」との評価を受けていた。そんな前途洋々の25歳が、今回のスキャンダルで一転、苦境に立たされている。
DMから始まった“虚構の交際”
事件の発端は昨年10月。都内在住のA子さんのインスタグラムに、金久保から直接DMが届いた。
「『彼女いるの?』と尋ねると『いません!』と断言されました。結婚歴も調べても出てこなかったので、独身だと信じました」
12月末に初めて食事をし、年明けには「付き合おう」と交際に発展。選手名鑑にも結婚歴の記載はなく、A子さんが疑念を抱く余地はなかった。
妊娠で豹変した態度
春から逢瀬を重ねた二人だったが、次第に金久保は避妊をしなくなり、行為の動画を撮影されることもあったという。そして6月、A子さんは妊娠を告げた。
「最初は『嘘だ』と突っぱねられ、エコー写真を見せると『付き合ってない』『堕ろしてほしい』と冷酷に言われました。その後『実はバツイチで子供もいる』と告げられ、当時はまだ離婚すら成立していなかったのです」
信じていた言葉がすべて虚構だったと知った瞬間、A子さんは愕然とした。
“割り勘6万円”の冷酷対応
7月、話し合いのために喫茶店で会った際、金久保は中絶費用として6万円を手渡した。
「『割り勘だから』と言われました。そんな額で中絶できるはずもなく、あまりに無責任な態度に呆れました。お腹の子に罪はないと考え、私は産む決意をしました」
このやりとりが報じられると、SNSでは《人として最低》《野球選手である前に人間失格》と厳しい声が相次いだ。
ヤクルトファンからも《応援していたのに裏切られた》《球団は説明責任を果たすべき》と批判が殺到している。
球界の波紋と今後の行方
金久保の代理人弁護士は「無断撮影の事実は一切ない。むしろ金久保氏は威迫されていた」と主張。ヤクルト球団も「事実と異なる部分があり、弁護士と対応を協議中」とコメントした。だが、世間の批判は収まらない。
球界関係者は「素材は一級品だが、信頼を失えば二軍生活から這い上がるのは難しい。スポンサー離れが進めば球団もかばえない」と指摘する。
プロ野球は結果だけでなく、選手の人間性や誠実さも問われる時代。金久保が信頼を回復するには、真摯な説明と責任ある態度が不可欠だ。
結論
「堕ろしてくれ」という冷酷な言葉、中絶費用を“割り勘”で押し付ける対応――。金久保優斗投手が直面するのは、単なる女性トラブルではない。球界の将来を担うべき存在が、自らの行為で信頼を失った。果たして彼は再びマウンドに立ち、ファンの信頼を取り戻せるのか。試練の時はすでに始まっている。