たいちくん、止まらぬ長文LINEの執着

斉藤太一(たいちくん)によるゆりにゃへのLINEは、今もなお止むことがない。「心配だよ。ゆりかが倒れたりしてない?」「この世界でゆりかだけを愛してる」など、繰り返される長文は謝罪と愛情表現に満ちているが、実際には執着や依存の色合いが強く、既読がつくたびにSNSでは「気持ち悪い」「執念深すぎる」と波紋を呼んでいる。
特に、たいちくんのLINEには「ゆりかが居ないと生きてる意味ない。心臓だったんだね」といった表現が散見され、恋人への想いを超えて“生存の理由”を相手に委ねるような危うさもにじんでいる。
さらに、やばさが際立つのが、自分のせいで別れた後に彫ったタトゥーである。「タトゥー勝手に彫ってごめんね。 死ぬまでゆりかだけを愛し想い続ける、ゆりかの純粋無垢な心を裏切ってしまったことへの僕なりのけじめです。」と投稿して、実際のタトゥー写真を公開しているが、別れた女のタトゥーを彫ることに、もはや存在が愛を通り越して、ホラーそのもの。部外者にとっては笑えるエンタメと化しているが、ゆりにゃ本人はどう思っているのだろうか。
ネットでは「現代のポエム」「メンヘラ手紙劇場」と揶揄される一方で、熱心なファンは「ここまで言えるのは本気だからでは」と擁護する声も出ている。
返金騒動のすれ違い
一方、世間の関心は15万円の返金問題にも集中している。発端は、たいちくんがしゅなに「中絶費」として渡した金銭だ。後にしゅなは「たいちとの子供ではなく、元カレの子供だった」と本人通話でコレコレに自白。そのため返金する意志を示した。
だがその後の経緯は混乱を極めた。しゅなは「振込先を教えてもらえない、返信も来ない」と主張し、返金が進まない状況を説明している。それにも関わらずSNS上では「返金をしない女」としてゆりにゃから晒されており、不満を募らせている。
実際のLINEでは、しゅなが「お金は返金します。すぐ振り込みます」と繰り返す一方で、弁護士や警察の関与を理由に態度が揺れ動いてきた。最終的には「返金不要と言われている」と主張を転換し、話し合いは暗礁に乗り上げた。
ゆりにゃの強硬姿勢とSNS戦略
ゆりにゃは一貫して「たいちの子供でなかったのなら約束通り返金してほしい」と主張し、しゅなの発言が二転三転することを問題視。「虚偽が多すぎる」として弁護士対応へ移行した。さらに、自身のSNSでやり取りを公開し、世論を味方につけようとする動きも見せている。
しかし、この戦略に対しては「筋的にはゆりにゃは返金を依頼する相手はたいちくんであり、ゆりにゃからしゅなに依頼するのはおかしいのではないか」という冷静な指摘も多い。つまり金銭の流れはたいちくん→しゅなの流れなのであれば、ゆりにゃが本来返金を打診すべきはたいちくんにするのが筋なのではないかという指摘である。
一方、しゅな自身が一度お金を返金するといっているのだから、さっさと返金すればいいのに、対応しない時点で、やはり虚言癖のある人は信用できないという向きも多い。
SNSの声
当事者3人は、それぞれの言い分を正義として戦い続けるが、SNSの声は冷ややかだ。
- 「たいちのLINE、愛じゃなくてホラー」
- 「しゅなは設定が二転三転。もう台本書けるレベル」
- 「ゆりにゃもなんだこんなことを公開するんだろう」
- 「全員炎上芸人として食っていける」
泥沼化する“三角劇場”
たいちくんの止まらない愛の連投、しゅなの返金をめぐる迷走、そしてゆりにゃのSNS公開戦略――三者の動きはそれぞれが“正義”を掲げつつも、互いを追い詰める結果となっている。
配信者コレコレが「メンヘラ大戦争」と総括した通り、この騒動はもはや事実関係の解明を超えて、ネット上で消費される“劇場型エンタメ”へと変貌している。