過去の“結婚詐欺トラブル”と活動休止

三山を取り巻くイメージ悪化の出発点となったのは、今年4月の『週刊文春』による報道だった。

元交際相手に結婚を匂わせつつ、同時期に趣里との関係を進めていたとされ、金銭トラブルも絡んだ内容は「結婚詐欺まがい」と批判を集めた。

報道直後、所属事務所は活動休止を発表。人気急上昇中だったBE:FIRSTは不完全な形での活動を余儀なくされ、ファンや関係者に大きな衝撃を与えた。

家族の反対と結婚発表の停滞

当初、5月ごろには結婚発表が予定されていたとされる。しかし、趣里の両親の立場は厳しい。

父・水谷豊（73）は娘の幸せを願いながらも「相手への不安」を拭えず、母・伊藤蘭（70）は「彼だけはダメ」とまで語っていたという。芸能一家の両親が反対する背景には、スキャンダルが持つ“仕事への影響力”を熟知しているからだ。

区役所訪問で妊娠説浮上

「SmartFLASH」の報道によれば、ふたりは区役所を訪れ、空き地管理に関する部署で手続きを行っていた。その際に目撃者が「趣里さんのお腹が明らかにふくらんでいた」と証言。

妊娠説が浮上し、結婚問題はより現実味を帯びてきた。

“未発表音源”と復帰の憶測

翌26日には、世界的ダンサーのジュリアン・ディグズマン氏がInstagramに投稿したダンス動画に、活動休止中の三山のボーカルが使われていた。新曲『Secret Garden』の公式版には存在しない音源であり、ファンの間では「復帰の布石では」と憶測が広がった。

ファンの複雑な声

SNSには賛否両論があふれる。

• 「彼の才能を信じている。必ず戻ってきてほしい」
• 「裏切りの印象が強すぎて、復帰はまだ時期尚早」
• 「結婚するなら、誠実さと責任を示してからだ」

特に妊娠説をめぐっては、「結婚で責任を取るべき」との意見と、「親が認めない結婚は難しい」という見方が鋭く対立している。

世間一般の声

ネット掲示板やコメント欄にも、さまざまな反応が並んでいる。

• 「水谷豊と伊藤蘭の娘が相手なんだから、世間は厳しく見るに決まってる」
• 「妊娠してるならもう逃げられない。結婚するしかないのでは」
• 「才能はあるが人としての信用を失った。もうアイドルとしては厳しい」
• 「趣里さんは実力派女優。相手次第で女優人生も左右されるから心配」
• 「結局は家族と事務所がどう判断するか。ファン以上に周囲が大変そう」

一般の受け止め方はおおむね厳しく、結婚よりも「信頼回復」を優先すべきだという論調が目立つ。

業界関係者の見方

芸能プロ関係者は「三山が復帰するなら、説明責任を果たすことが大前提」と語る。音楽業界関係者も「世界進出を狙うBE:FIRSTにとって、イメージの修復は必須」と指摘する。

再起の誓いと試される信頼

三山は周囲に「生まれ変わる」と誓い、「家族を支える男になる」との覚悟を口にしているという。

趣里がその言葉を信じ、支え続けていることは明らかだ。しかし、過去のトラブルが残した影と世間の厳しい目は容易に消えない。

今後、ふたりの選択は「愛か、信頼か」。そして、その行方は家族、ファン、業界のすべてを巻き込みながら決まっていくことになる。