小さな音楽教室の一歩が、世界への大きな飛躍へと変わる物語。北海道札幌市の「OFFICE Waon輪音」は、わずか4人の生徒から始まり、口コミだけで全国に名を知らしめた。ピアノから編曲、音楽療法まで、革新的なセミナーも展開し、音楽の新常識を打ち立ててきた。
また、一生モノの趣味特技を実現するアプリ「Smiuse」の開発にも挑戦中。
趣味特技の力で健康な未来を創造する使命を胸に、音楽で笑顔を世界中に広げる道のりを紹介します。
まちの小さな音楽教室から全国、そして世界へ
北海道札幌市手稲区にある「合同会社OFFICE Waon輪音」は、2013年に三星CEOの音大卒業と同時に「音楽教室わおん」という町の小さな音楽教室として創業しました。
生徒数4名で始まった同教室は、口コミのみで1年間で50名の満席教室となり、以降常に満席教室となっています。
ピアノ指導のほかにも、リトミック指導や音楽療法、ピアノ演奏、編曲、そしてセミナー講師も行っており、中でも起業セミナーや夢を叶えるセミナー、2015年に開発した「5歳に伝わる音楽理論・ゆりかオリジナルメソッド®」のセミナーは、音楽教育の新常識として好評を得ています。
2020年の三星CEOの出産後は、音楽でママさんの力になりたいとの思いから、ママさん向け親子向けの音楽イベントを企画運営する「HugHug♡ほっぺ」という事業を開始。2023年より、前述のオリジナルメソッドを活用した、世界初となる音楽動画学習アプリ「Smiuse」の開発を始め、12月リリースに向けて進めています。
弊社の三大事業はどれも、「趣味特技の重要性」を大切にしています。企業理念は「みんな”輪”になり”音”楽を」。
「一生モノの趣味特技で全人類のQOLを向上させる」ことをミッションとしています。
コロナ禍で趣味特技は不要不急のものとされ、その影響は緩和された今でも続いております。それと同時に社会問題となっているのは、うつの発症率や不登校児童数の増加です。
弊社としては、趣味特技の必要性を実証し、趣味特技に触れるきっかけを作り、機会を促すことで国民の心身の健康増進に努めたいと考えます。
世界初の音楽動画学習アプリ「Smiuse」とは
弊社CEO三星裕里香が2015年に開発した「5歳に伝わる音楽理論・ゆりかオリジナルメソッド®」を活用した世界初となる音楽動画学習アプリです。
難しいとして多くの音楽指導者が伝えることを避けてきた音楽理論をわかりやすく伝えることで音楽を一生モノの趣味特技にしていきます。アプリの理念は、「一生モノの趣味特技は人生の宝」。
Smiuseは現在開発準備中(年内リリース予定)のため、まだユーザーの評価はありませんが、成長性、社会貢献性の高い新しいアプリであると各地で評価していただいています。
思い悩んだ高校時代、救ってくれたのは10年以上続けた特技のピアノだった
なぜ、ここまで弊社が一生モノの趣味特技にこだわるかというと、CEO自身の経験からです。
高校時代、いじめに遭い外に出られなくなった時に、5歳から続けてきたピアノに人生を救われたことから、趣味特技は人生の宝であることを実感し、「一生モノの趣味特技を身につけられるピアノ講師」を目指しました。
生きづらさというのは、生涯の中で多かれ少なかれ経験します。学生時代、社会に出てから、ライフワークの変化、老後…そんな時に趣味特技があると逃げ場、居場所、生きがい、そして味方となります。
しかし、一生モノのなっていなければそれはかないません。例えば昔ピアノを習っていたからと思い、必要な時にいざ弾こうとしても弾けない…これでは、人生の宝にすることはできません。
そこで、音楽を一生モノにするにはどうしたらよいのか?と考えたときに、「ルールを知っていること」だと考えました。
昔は譜面を読めたのに今は読めない…それは、譜面の読み方のルールを知らないから。
表現豊かな演奏をするにも、好きな曲を弾くにも、ルールを知っていれば楽しむことができ、応用が利くので一生モノにできるのです。
そこに気が付き、ではなぜルール(音楽理論)を多くの方が教わっていないのかを考えると、多くの指導者が難しいと思い避けてきたからです。
しかし、伝え方を工夫すれば5歳にでも伝わるのではないかと考え、開発したのが、前述のオリジナルメソッドです。
ずっと指導者向けにセミナー等でこのメソッドを伝えてきましたが、アプリという方法だと、より多くの学習者にとどけることができ、さらにハンディキャップを抱えている方や、不登校等の生きづらさを感じられている方にも指先一つで学んでいただける、そして国境を超えることができる!と考え、アプリという形でこのメソッドをお届けすることにいたしました。
また、北海道内各地で演奏活動や指導活動をさせていただく中で、情報、そして教育の地域間格差を感じるようになりました。
また、世界中には伝統ある音楽文化が多く溢れる中で、発展途上国と呼ばれる地域には教育が行き届いていないために趣味特技の重要性も伝わっていません。
そこで、アプリというツールを用いることで、SDGsの一つでもある「質の高い教育をみんなに」「人や国の不平等をなくそう」を目指しています。
発展途上国に趣味特技をお届けし、「質の高い教育をみんなに」
今後の展望としては、アプリがリリースされたら、全国にオリジナルメソッドの認定講師を育成し、音楽教室・音楽に特化した塾・音楽スタジオ・音楽に特化した不動産を併設した全国フランチャイズさせてくこと、そしてJICAや楽器寄付事業と提携して海外展開させ、発展途上国にも趣味特技をお届けしていくことです。音楽で世界中を笑顔にすることを目指しています。
◎会社概要
企業名:合同会社OFFICE Waon輪音
URL: Home | OFFICE Waon (jimdosite.com)※現在リニューアルHPを開設中
事業所:(本社)006-0853 札幌市手稲区星置3条6丁目22-14
設立日:2013年4月1日(法人化は2023年4月10日)
主な事業内容:
・音楽教室わおん(ピアノ指導、リトミック指導、音楽療法、演奏活動、編曲活動、セミナー講師)
・HugHug♡ほっぺ(ママ向け、親子向けの音楽イベント企画運営)
・音楽動画学習アプリ「Smiuse」開発
◎CEOプロフィール
札幌市出身。札幌大谷大学芸術学部音楽学科ピアノコース卒業。卒業時、学長賞を受賞。ピアノを梶田伸子、岡本孝慈、各氏に師事。
自身が思い悩んだ高校時代に音楽によって救われた経験から、【ピアニスト×ピアノ講師×音楽療法士のピアノ三刀流】を志し、自身が実感した“音楽は人生に彩りと生きる力を与え心を救ってくれる”ことを多くの方へ伝え、自身の奏でる音楽によって1人でも多くの方の力になりたい、多くの方に身につけた特技を生きる力にしてほしいという一心で、在学中から現在まで【ピアニスト×ピアノ・リトミック講師×音楽療法士】として北海道内各地で活動を続ける。
大学在学中より後進の指導にあたっており、大学卒業と同時に2013年に弊社の前身「音楽教室わおん」を開業。4名の生徒で始まった教室は、口コミのみで1年で50名の満席教室となる。2015年には読譜と楽典の「ゆりかオリジナルメソッド®」を開発。独自の指導方法が雑誌や書籍等でも取り上げられている。また大学在学中よりコーチングや児童心理学、発達支援等の研修も数多く受けておりそれらを活かしたレッスンでのコミュニケーションにも好評を得ている。
道内各地での演奏活動も積極的に行い、演劇やバレエの舞台での生演奏やクラシック、ポップス、ジャズなど多ジャンルのBGMの収録音源演奏を務める。児童デイサービスや高齢者施設の音楽療法士、保育園のリトミック講師を務めるほか、各自治体等からの依頼により道内各地にて各資格や臨床経験を生かした各分野に関する講演活動を展開。また、在学中より現在まで、多くの演奏会のプロデュースも務める。出産後、自身の心身の不調をセルフ音楽療法で回復させたことから、多くのママさんを音楽で救いたいと思い立ち、2022年にママ・親子向け音楽イベンターとして「HugHug♡ほっぺ」を設立し、毎月ママや親子のためのイベントを開催。妊産婦や乳幼児のための音楽療法も行う。現在、前述のオリジナルメソッドを取り入れた、国内初となる音楽の動画学習アプリのリリースに向けて準備を進めている。